ソフトバンクグループ
SoftBank Group Corp.
「AI革命の基盤インフラへ巨額投資を加速させる、情報革命のグローバル投資会社」
ひとめ診断
この会社ってなに?
FY2025は売上高7兆2,437億円、純利益1兆1,533億円と黒字転換を果たし、業績が急回復しています。直近ではスイスABBのロボティクス事業を約8,200億円で、米ファンドのデジタルブリッジを巨額で買収するなど、AIデータセンターおよび次世代AIインフラへの投資を全振りしています。アームの好調など保有資産の価値上昇を背景に、強固な財務基盤をもとにAIエコシステムの構築を力強く牽引しています。
サービスの実績は?
株価チャート
1,432.5円
6,923.8円
儲かってるの?
当社の連結売上高はFY2024/3の約6.8兆円からFY2025/3には約7.2兆円へと成長し、堅調な推移を見せています。FY2024/3には約2,276億円の最終赤字を計上しましたが、FY2025/3には約1.15兆円の最終黒字へ転換しました。投資先企業の評価益やポートフォリオの入れ替えが寄与し、収益構造の安定化が進んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | -1.7% | -0.5% | - |
| FY2025/3 | 8.3% | 2.6% | - |
当社は投資持株会社という性質上、営業利益の変動が大きく、純利益は投資先の株価や評価額に強く左右される構造です。資産の積極的なポートフォリオ管理を通じて、中長期的な企業価値の最大化を目指しています。投資先企業の成長性と資産売却によるキャッシュインのバランスが収益性の鍵となっています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 44円 | 1.14% | 0.1% |
| FY2025/3 | 44円 | 1.14% | 5.6% |
当社は成長投資を最優先する経営方針をとっており、配当政策よりも株価の上昇を通じた株主価値の向上を基本としています。そのため配当性向は低水準を維持し、内部留保は今後の成長分野への再投資に充当されます。資本配分の優先順位として、持続的な企業成長による長期的なリターン提供を目指す考えです。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 250547 | -841461 | -606222 | -590914 |
| FY2025/3 | 203580 | -1631540 | -1116384 | -1427960 |
営業キャッシュフローはプラスを維持していますが、AI関連やロボティクス事業への積極的な成長投資により、投資キャッシュフローが大幅なマイナスとなっています。これら将来の成長エンジンへの資金投入を最優先しており、フリーキャッシュフローは一時的に大きくマイナスです。成長分野での先行投資が実を結ぶことで、将来的なキャッシュ創出力の向上を見込んでいます。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
過去5年間一貫してTOPIXを上回っており、特に直近のFY2024・FY2025はTSRが200%を超える大幅なアウトパフォームを記録しています。これは、傘下のアーム(Arm)の上場成功およびAI関連銘柄としての再評価が、市場から強力に支持された結果と言えます。
もし昔100万円買ってたら?
過去のITバブル崩壊やウィーワーク問題などの荒波を乗り越え、現在は傘下のアームの好調とAIインフラ投資の加速により、株価は底値から大きく急反発しています。長期保有者にとっては20倍以上のリターンをもたらしている銘柄です。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 65000億円 | — | 67565億円 | +3.9% |
| FY2025 | 68000億円 | — | 72437億円 | +6.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 未定 | — | -2276億円 | 赤字継続 |
| FY2025 | 未定 | — | 11533億円 | 大幅黒字化 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
通信事業などを軸とする中核事業が順調に推移し、中期経営計画の目標(売上高6.5兆円、営業利益9,700億円)を1年前倒しで達成しました。これにより、生成AIインフラやロボティクス事業への巨額投資に向けた磐石な財務・収益基盤が証明されています。
社長はどんな報酬?
当社は持株会社としての機能が中心であり、直接雇用の従業員数が極めて少ないため、一般的な企業のような平均年収の算出が困難です。取締役の報酬総額は巨額ですが、その多くは業績連動報酬や子会社からの報酬が含まれており、一般的な従業員との倍率で語ることは実態に即しません。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 1339万円 | 247人 | +3.2% |
| FY2024/3 | 1360万円 | 255人 | +1.6% |
| FY2025/3 | 1363万円 | 274人 | +0.2% |
平均年収1,363万円は高水準だが、持株会社のため単体従業員は約270名と少数。連結では約65,000名。通信子会社ソフトバンクの平均年収とは異なる。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は7.7%にとどまっており、多様な視点を取り入れた経営体制のさらなる強化が求められています。世界的な投資会社として巨大な資産を運用する一方、監査報酬には54億円超を投じており、透明性の高い監査体制を構築しています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
スイスの産業大手ABBからロボティクス事業を約8187億円で買収する契約を締結。
AIインフラ強化のため、米投資会社デジタルブリッジを約4000億円で買収することを発表。
2026年3月期第3四半期累計の最終利益が前年同期比で5倍増益を記録し、黒字基調を鮮明にした。
株の売買状況と今後の予定
同業他社と比較してPER4.9倍・PBR0.49倍と著しく割安な水準に放置されています。信用倍率が約11倍と買い残が積み上がっていますが、保有する上場株式価値(NAV)に対する大幅なディスカウントを市場がどう再評価するかが焦点です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | -188200百万円 | 39446百万円 | -21.0% |
| FY2025/3 | 1350000百万円 | 196668百万円 | 14.6% |
税引前利益が赤字の期においても、繰延税金資産の取り崩しや海外子会社の税制等の影響で法人税等が発生する場合があります。当社の納税額は連結決算における評価益や売却益の計上タイミングに大きく依存する構造です。実効税率は、国別の税率差や税効果会計の調整により、法定税率とは異なる水準で推移しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
孫正義会長が約30%を保有するオーナー経営企業。創業者の強いリーダーシップのもとでAI投資戦略を推進。機関投資家の保有比率も高いが、経営判断は孫氏の影響力が大きい。
会社の公式開示情報
役員報酬
投資損益が純利益を大きく左右するビジネスモデルであり、世界的なAI・テクノロジー企業への投資リスクが最大の経営上の論点です。EDINET開示情報では、市場環境の変化に伴う保有株式の価値変動が、連結業績に直接的な影響を与えることが強調されています。
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU