ファーストリテイリング
FAST RETAILING CO., LTD.
「日本発のグローバルアパレルSPA、圧倒的なサプライチェーンと商品力で世界一を目指す」
ひとめ診断
この会社ってなに?
ファーストリテイリングは「ユニクロ」「ジーユー」を展開する世界第3位のアパレル製造小売業(SPA)です。直近の2025年8月期は売上収益3兆4,005億円を突破し、北米や欧州、東南アジアでの成長が牽引しています。今期(2026年8月期)は売上収益3兆8,000億円、事業利益6,500億円を見込み、長期目標である売上収益10兆円に向けてグローバルでの出店とブランディング強化を推進しています。ZARAやH&Mといった海外メガブランドに対抗し、独自の機能性素材(LifeWear)を武器に成長を続けています。
サービスの実績は?
株価チャート
41,650円
69,950円
儲かってるの?
ファーストリテイリングは、「ユニクロ」および「ジーユー」の海外事業が力強く成長を牽引しており、2024年8月期には売上収益が3兆円の大台を突破しました。高機能素材を活用した商品展開とグローバルな店舗拡大が功を奏し、売上・利益ともに高い水準での成長を維持しています。今後は売上収益5兆円、さらには長期的な10兆円という目標に向け、各地域の個店経営を強化する方針です。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/8 | 18.0% | 10.4% | 16.1% |
| FY2025/8 | 18.6% | 11.2% | 16.6% |
同社は独自の製造小売業(SPA)モデルを確立しており、高い粗利率と効率的な在庫管理により業界屈指の収益性を誇ります。特にブランド力の向上とコストコントロールの徹底により、営業利益率は極めて高い水準で推移しています。競合する欧米のアパレル大手と比較しても、デジタル技術を駆使したサプライチェーンの最適化が収益性の高さに直結しています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/8 | 400円 | 0.70% | 33.0% |
| FY2025/8 | 500円 | 0.88% | 35.4% |
配当方針において、業績の成長を反映した持続的な増配を基本姿勢として掲げています。利益成長に応じた配当性向の維持・向上を目指しており、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけています。今後も強固な収益基盤を背景に、安定かつ魅力的な配当還元が期待されます。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/8 | 651521 | -82231 | -269003 | 569290 |
| FY2025/8 | 580618 | -578922 | -339139 | 1696 |
営業活動によるキャッシュフローは、店舗展開に伴う利益創出により強力なプラスを継続しており、企業の成長を支える源泉となっています。投資キャッシュフローは店舗改装や物流・デジタル投資に充てられていますが、それを上回る営業CFが創出されるため、潤沢なフリーキャッシュフローが生み出されています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いなどが中心であり、規律ある株主還元を行いつつ強固な手元流動性を確保しています。
もし昔100万円買ってたら?
1994年の広島証券取引所への上場以来、株価は劇的な上昇を遂げています。特に1998年のフリースブームを契機とした全国展開、そしてその後のグローバルSPAとしての飛躍により、長期保有の株主には莫大なリターン(テンバガーを遥かに超える百倍株)をもたらしました。直近1年間でも業績好調を背景に最高値圏での推移が続いています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 2,650,000百万円 | — | 2,766,557百万円 | +4.4% |
| FY2024 | 3,050,000百万円 | — | 3,103,836百万円 | +1.7% |
| FY2025 | 3,400,000百万円 | — | 3,400,539百万円 | +0.0% |
| FY2026 | 3,800,000百万円 | — | — | 進行中 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ファーストリテイリングは、売上収益3兆円を突破し、次のマイルストーンである「中期売上5兆円」および「長期売上10兆円」に向けて順調に進捗しています。特に北米や欧州でのLifeWear(究極の普段着)の認知拡大が著しく、海外ユニクロ事業が全体の成長エンジンとして機能しています。また、1Q決算でも事業利益率が20.0%と大幅に改善するなど、稼ぐ力も着実に強化されています。
社長はどんな報酬?
代表の報酬は、グローバルな企業規模と圧倒的な経営成果に直面した水準となっており、一般従業員との間には大きな格差があります。しかし、これは世界市場で勝ち抜くための経営人材に対する適正な市場価値の反映であると解釈されます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/8 | 959万円 | 1698人 | +4.2% |
| FY2023/8 | 1147万円 | 1707人 | +19.6% |
| FY2024/8 | 1179万円 | 1601人 | +2.8% |
| FY2025/8 | 1250万円 | 1572人 | +6.0% |
平均年収1,250万円は小売業界で突出した高水準。FY2023/8に大幅な賃上げ(+19.6%)を実施し、グローバル人材獲得を強化。単体従業員約1,600名と少数精鋭で、一人当たり売上高は極めて高い。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
今期最終利益を6%上方修正し、配当も30円増額するなど最高益更新の基調が鮮明に。
ザイマックスグループと合弁会社を設立し、商業施設事業の運営管理体制を再強化。
2026年8月期第1四半期で22%の増益を達成し、国内外のユニクロ事業が好調に推移。
株の売買状況と今後の予定
時価総額は20兆円を超え、国内アパレル・小売業として圧倒的トップに君臨しています。高い成長期待からPERは40倍台、PBRは約8倍とプレミアムな評価を受けており、海外メガSPA(ZARA、H&M)と比較しても高いマルチプルが付与されています。信用倍率は高めですが、機関投資家中心の売買シェアが高いため影響は限定的です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|
法人税等の支払額は、グローバルでの業績拡大に伴い増加傾向にあります。世界各国で事業を展開しているため、各国の税制に基づき適切な納税が行われています。実効税率は、各地域での収益構成比や現地税率の影響を受けて変動するものの、概ね標準的な税率水準の範囲内で推移しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
創業者の柳井正氏が約17%を直接保有。TTY ManagementやFastRetailing Foundation等の関連法人を含めると実質的な支配力は大きい。機関投資家の保有比率も高く、グローバルな投資家から高い評価を受けている。
会社の公式開示情報
「ユニクロ」および「ジーユー」の両輪によるグローバルSPA(製造小売業)モデルが収益の柱であり、近年は海外ユニクロ事業の成長が業績を大きく牽引しています。為替変動や中国経済の動向、原材料価格の高騰などが主要なリスク要因として開示されています。
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ファーストリテイリング まとめ
「日本発のグローバルアパレルSPA、圧倒的なサプライチェーンと商品力で世界一を目指す」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU