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9602 プライム

東宝

TOHO CO.,LTD

1,511
-10.5円 (-0.69%)
3/5 時点

「圧倒的な国内映画シェアを基盤に、アニメIPと海外M&Aでグローバルエンタメ企業へ脱皮する巨大プラットフォーマー」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

FY2025の売上高は3131.7億円、営業利益は646.84億円と過去最高水準の業績を達成しました。国内の映画興行事業と不動産事業が強固なキャッシュカウとなる中、北米GKIDSや欧州アニメ・リミテッドなどの買収により海外アニメ配給網を急速に拡大しています。次期(FY2026)は売上高3000.0億円、営業利益570.00億円と保守的な予想を据え置いていますが、中長期的にはIP主導の成長による飛躍が期待されています。

情報・通信業 プライム市場 時価総額 2659億円

サービスの実績は?

1,485億円
映画事業 営業収入
第3四半期累計実績
+39.4% YoY
854億円
年間興行収入
TOHOシネマズ等の興行実績
過去最高更新
22.4%
営業CFマージン
高い収益性を維持
安定推移
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
1,337.6円
現在値
1,511円
高値
2,059円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/2 売上 2833.5億 / 利益 592.5億
FY2025/2 売上 3131.7億 / 利益 646.8億
FY2026/2 予 (予想) 売上 3000.0億 / 利益 570.0億
売上 営業利益 赤字

東宝は映画・演劇事業の強固なIP(知的財産)展開により、FY2025/2には売上高約3,132億円、営業利益約647億円を達成し過去最高水準の業績を更新しました。一方で、FY2026/2予想では映画興行の反動減などを織り込み、売上高3,000億円、営業利益570億円と減益を見込んでいます。アニメ事業の海外展開強化による成長投資を継続しており、中長期的な収益基盤の拡大を図るフェーズにあります。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
8.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
6.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
20.7%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/2 9.3% 7.4% 20.9%
FY2025/2 8.8% 6.6% 20.7%

収益性の高さが同社の特徴であり、営業利益率はFY2024/2の20.9%からFY2025/2の20.7%と20%を超える高水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)は9%前後で推移しており、効率的な資産活用ができていると言えます。映画興行や不動産賃貸といった複数の安定した収益源を保有していることが、この安定した高い収益性を支えています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.12%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/2 17円 1.12% 32.8%
FY2025/2 17円 1.12% 33.4%

東宝は株主への利益還元を重要課題と位置づけ、業績に応じた安定的な配当と株主優待の提供を継続しています。配当性向は30%強で推移しており、成長投資と株主還元の両立を図る方針です。映画ファンには嬉しい映画招待券の株主優待制度もあり、長期保有を促すための施策が充実しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
6.9倍
業界平均
15.0倍
PBR 割安寄り
この会社
0.54倍
業界平均
1.50倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.38%
業界平均
2.00%
時価総額 割高寄り
この会社
2659億円
業界平均
1,500億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 73.3%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
4948.1億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+51617
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-18465
投資CF / 百万円
借入・返済など
-39298
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+33152
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/2 43350 -62706 -11630 -19356
FY2025/2 51617 -18465 -39298 33152

FY2025/2の営業キャッシュフローは約516億円と前年度から増加し、本業による稼ぐ力が一層強まっています。投資キャッシュフローはアニメ関連企業の買収や設備投資により約185億円の支出となりましたが、フリーキャッシュフローは332億円の黒字へと転換しました。潤沢な現金を活用して積極的な事業成長を図りつつも、財務の健全性を維持するバランスの取れた運営がなされています。

もし昔100万円買ってたら?

長期保有(約20年前)に購入 +655.5%
100万円 → 755.5万円
+655.5万円
買値 200円 → 現在 1,511円
コロナ禍底値圏(2020年)に購入 +132.5%
100万円 → 232.5万円
+132.5万円
買値 650円 → 現在 1,511円
1年前(株式分割考慮後)に購入 +46.0%
100万円 → 146.0万円
+46.0万円
買値 1,035円 → 現在 1,511円

国内映画興行の絶対的強者としての安定したキャッシュフローを生み出し、長期にわたり右肩上がりの株価成長を実現しています。近年はアニメ関連事業の躍進により、コロナ禍からの回復後も株価は堅調に推移しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
保守的な期初予想を提示し、期中に上方修正を行う堅実な業績達成力が強み
中期経営計画 2028
FY2026〜FY2028
営業利益: 目標 650億円 順調 (570.0億円(FY26予想))
87.6%
ROE: 目標 10.0% 順調 (9.06%)
90.6%
時価総額(参考): 目標 継続的な向上 順調 (2,659億円)
100%
長期ビジョン 2032
〜FY2032
営業利益: 目標 1000億円 やや遅れ (570.0億円(FY26予想))
57%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 2800.0億円 2833.5億円 +1.2%
FY2025 2800.0億円 3131.7億円 +11.8%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 550.0億円 592.51億円 +7.7%
FY2025 550.0億円 646.84億円 +17.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

東宝は伝統的に期初予想を極めて保守的に開示する傾向があり、期中の大ヒット作の貢献や想定以上のアニメIP展開によって業績を上方修正するパターンが定着しています。中長期では「TOHO-ONE」構想や海外展開を軸に、さらなる収益水準の切り上げを図っています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
松岡宏泰
推定約1.0億円
約13.3倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約750万円
業界標準に沿った適正な報酬水準。

代表者の報酬は、グループ全体の業績貢献と責任の重さに応じて適切に設計されています。従業員への利益還元と経営陣のインセンティブのバランスが取れており、同業他社と比較しても過度に突出しない合理的な報酬体系が維持されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1084万円
従業員数
447人
平均年齢
38.7歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/2 880万円 352人 +2.6%
FY2023/2 897万円 357人 +1.9%
FY2024/2 1030万円 401人 +14.8%
FY2025/2 1084万円 447人 +5.2%

平均年収は4年間で約200万円上昇し、直近は1,084万円と1,000万円の大台を突破。FY2024/2で大幅な賃上げ(+14.8%)を実施。従業員数も352名から447名へ27%増加しており、業績好調を背景に積極的な人材投資を行っている。平均年齢は38.7歳と若返り傾向。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
142
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, Gamebiz, PR TIMES
業界内ランキング
上位 5%
情報・通信業 2,500社中 115位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
海外戦略・M&A 30%
映画興行 20%
株主還元・優待 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年4月 中計策定

「東宝グループ 中期経営計画2028」を策定し、ROE恒常10%以上の目標を掲げました。

2025年10月 業績修正

通期経常利益を上方修正し、最高益更新を見込む力強い成長性を市場に示しました。

2026年1月 海外買収

アニメ・リミテッド等の買収を通じ、欧州市場におけるアニメコンテンツ配給網を強化しました。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残623,600株
売り残22,500株
倍率27.7倍
2026年2月28日時点
今後の予定
2026年2月期 本決算発表 2026年4月中旬
2026年2月期 第1四半期決算発表 2026年7月中旬

現在のPERは6.9倍、PBRは0.54倍と、同業他社や市場平均と比較して極めて割安な水準に留まっています。好業績と豊富な不動産含み益を背景に、今後は自社株買いや増配といった株主還元策による資本効率(ROE)向上の取り組みが市場から注視されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/2 63024百万円 17741百万円 28.1%
FY2025/2 64455百万円 21098百万円 32.7%
FY2026/2 予 57000百万円 19500百万円 34.2%

法人税等の額は税引前利益の変動に応じて推移しており、概ね実効税率に近い水準で納税されています。FY2025/2は税引前利益が約645億円に対し、納税額は約211億円となりました。特別損益や税効果会計の影響などにより年度間で税率の変動は見られますが、企業としての納税義務を適切に果たしています。

誰がこの会社の株を持ってる?

阪急阪神ホールディングス 13.45%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 11.69%
阪急阪神不動産 8.93%
日本カストディ銀行(信託口) 6.62%
エイチ・ツー・オー リテイリング 5.18%

阪急阪神グループが実質的な筆頭株主(阪急阪神HD 13.5%+阪急阪神不動産 8.9%+H2Oリテイリング 5.2%で合計約27.6%)。阪急東宝グループの歴史的な資本関係を色濃く反映。機関投資家(信託銀行)も約18%を保有し、安定した株主構成。

会社の公式開示情報

EDINET等の開示情報によれば、東宝は映画・演劇事業に加え、日比谷エリアを中心とした不動産賃貸事業が安定した収益の柱となっており、このポートフォリオが経営の強固なリスクヘッジとなっています。今後は中期経営計画2028に基づき、アニメ作品の海外展開やIP(知的財産)の多角化による成長戦略が主要な投資テーマとなります。

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東宝、9-11月期(3Q)経常は59%増益、今期配当を20円増額修正
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関連リンク

東宝 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「圧倒的な国内映画シェアを基盤に、アニメIPと海外M&Aでグローバルエンタメ企業へ脱皮する巨大プラットフォーマー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU