マイクロアド
MicroAd, Inc.
「自社データ基盤『UNIVERSE』の成長と、強力な株主優待新設で個人投資家の注目を集めるアドテク企業」
ひとめ診断
この会社ってなに?
FY2025は売上高156.7億円、営業利益6.13億円で着地し、FY2026は売上高174.4億円、営業利益8.15億円と二桁成長を見込みます。データプラットフォーム「UNIVERSE」を中心に広告配信やコンサルティングを展開し、業績を拡大しています。直近では800株以上の保有で年間14,000円相当のデジタルギフトを贈呈する株主優待を新設し、個人投資家からの買いを集めて株価の押し上げ要因となっています。
サービスの実績は?
株価チャート
226円
899円
儲かってるの?
当社の売上高はFY2024/9の約137億円からFY2025/9には約157億円へと順調に拡大しており、データプロダクト事業を軸とした着実な成長が続いています。FY2026/9の予想では売上高約174億円、営業利益約8.2億円を見込んでおり、販促効率の改善により増収増益のトレンドが鮮明です。今後は広告配信プラットフォームの最適化により、さらなる収益の積み上げが期待されます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/9 | 7.2% | 3.4% | 2.2% |
| FY2025/9 | 5.0% | 2.1% | 3.9% |
FY2025/9の営業利益率は約3.9%と、前期の約2.2%から大幅に改善しました。これは生産性向上施策の浸透による収益性の改善が主因であり、利益体質の強化が進んでいることを示しています。今後はプロダクトの付加価値を高め、ROEやROAといった資本効率指標の安定的な上昇が求められます。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/9 | 0円 | 0.00% | 0.0% |
| FY2025/9 | 0円 | 0.00% | 0.0% |
現在は成長投資を最優先するフェーズにあるため、配当による直接的な利益還元は行わず無配を継続しています。その代わりとして株主優待制度を導入しており、デジタルギフトの提供を通じて株主への還元を図っています。今後は事業の成長フェーズに応じ、将来的な配当実施の可能性も含めた柔軟な資本政策が期待されます。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/9 | 338 | -1805 | 997 | -1467 |
| FY2025/9 | 781 | -1149 | 162 | -368 |
営業キャッシュフローはFY2025/9には約7.8億円と大幅に増加しており、本業による稼ぐ力の着実な向上が確認できます。一方で、投資活動によるキャッシュフローはM&Aや開発投資等によりマイナスが続いていますが、これは将来の成長に向けた積極的な投資フェーズにあることを示しています。投資回収が進むにつれ、フリーキャッシュフローの黒字化が今後の財務改善の焦点となります。
もし昔100万円買ってたら?
IPO時の初値1,290円から比較すると現在も約35%のマイナス圏にありますが、一時220円台まで売り込まれた後に劇的な反発を見せています。業績の急回復と株主優待新設の発表が強力なカタリストとなり、底値圏から投資した場合は約3.7倍の評価額となっています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 150.0億円 | — | 137.1億円 | -8.6% |
| FY2025 | 150.0億円 | — | 156.7億円 | +4.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 4.0億円 | — | 3.07億円 | -23.2% |
| FY2025 | 2.19億円 | — | 6.13億円 | +179.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
FY2024は期初計画に対して売上・利益ともに未達となりましたが、FY2025において生産性向上施策が奏功し、営業利益が期初想定を大幅に上回る6.13億円に着地しました。FY2026第1四半期も営業利益3.98億円と高い進捗率を示しており、データプラットフォームの収益性向上が確認できます。
社長はどんな報酬?
代表者の報酬は業績連動の要素を含むものの、従業員との格差は比較的抑制されています。成長企業としての将来投資を優先する姿勢が報酬設計にも表れており、過度な役員報酬を避け、企業価値の向上にリソースを集中させる経営判断がうかがえます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/9 | 665万円 | 391人 | - |
従業員平均年収は665万円となっており、IT・広告業界の平均と比較しても一定水準を確保しています。データプロダクト事業の拡大や生産性向上施策が奏功し、企業業績の成長に伴う報酬の改善が見込まれるフェーズにあると考えられます。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
第1四半期連結決算にて営業利益3.98億円を達成し、前年同期比で大幅な増益を記録。
株主優待制度の新規導入を発表し、市場からの注目度が高まり一時ストップ高を記録。
Sansanとの共同開発による「Eight」内へのインフィード広告配信を開始し、BtoBマーケティング領域を強化。
株の売買状況と今後の予定
情報・通信業の平均と比較してPER 34.7倍、PBR 6.58倍と高いバリュエーションが付与されています。配当利回りは0%ですが、優待新設(800株保有で実質約2%の利回り)が下値を支える要因となっており、信用倍率も2.68倍と需給環境は比較的良好です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/9 | 294百万円 | 12百万円 | 4.1% |
| FY2025/9 | 531百万円 | 336百万円 | 63.3% |
| FY2026/9 予 | 815百万円 | 152百万円 | 18.7% |
法人税等の変動は、特定の会計期間における繰延税金資産の取り崩しや、税務上の損益調整の影響を強く受けています。特にFY2025/9は実効税率が63.3%と一時的に高騰しましたが、これは恒常的な負担増ではなく特定の会計上の調整によるものです。FY2026/9の予想では、実効税率は約18.7%の水準に落ち着き、税引前利益の拡大とともに平準化に向かう見通しです。
誰がこの会社の株を持ってる?
サイバーエージェントが約49%を保有する連結子会社。グループの広告主基盤やデータを活用できる点が最大の強み。独自のデータプラットフォームUNIVERSEの成長がグループ内での存在感を高めている。
会社の公式開示情報
主な事業として、自社プロダクト「UNIVERSE」を核とした広告プラットフォーム事業を展開しています。開示情報からはのれん償却や株式報酬費用の影響を受けつつも、営業利益が前年比で大幅な増益を達成しており、成長性と収益性の向上が読み取れます。
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マイクロアド まとめ
「自社データ基盤『UNIVERSE』の成長と、強力な株主優待新設で個人投資家の注目を集めるアドテク企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU