ソフトバンク
SOFTBANK CORP.
「通信キャリアの枠を超え、AIとPayPay経済圏で次世代社会インフラを築く高配当メガベンチャー」
ひとめ診断
この会社ってなに?
ソフトバンクは国内トップクラスの通信インフラを基盤としつつ、決済(PayPay)やメディア(LINEヤフー)、さらには次世代AIインフラへの投資を加速させている複合IT企業です。直近のFY2025(2025年3月期)実績では売上高6兆5,443.5億円、営業利益9,890.16億円を記録し、強固なキャッシュフローを創出しています。配当利回りも約4.1%と高く、安定した株主還元とアグレッシブな成長投資を高い次元で両立させている点が投資家から評価されています。
サービスの実績は?
株価チャート
192.5円
247.9円
儲かってるの?
ソフトバンクは通信事業の堅調な推移を背景に、FY2024/3からFY2025/3にかけて売上高が約4,603億円増加する増収基調を維持しています。営業利益においても同様に成長を続けており、中期経営計画の目標を前倒しで達成するなど高い収益力を発揮しました。FY2026/3もAI・データセンター関連投資による成長を見込み、増収増益を継続する見通しです。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 12.4% | 3.2% | 14.4% |
| FY2025/3 | 12.3% | 3.3% | 15.1% |
売上高純利益率やROEなどの主要指標が安定しており、資本効率を重視した経営が浸透しています。FY2025/3の営業利益率は15.1%に向上しており、通信事業の高収益性に加え、DXやAI事業によるコスト管理の効率化が寄与しています。今後もインフラ基盤の最適化を通じて、持続的な収益性向上を図る構えです。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 86円 | 41.05% | 83.4% |
配当方針は、業績や財務状況を総合的に勘案し、継続的かつ安定的な利益還元を行うことを基本としています。高い配当性向を維持することで株主の期待に応えつつ、将来の成長投資とのバランスを重視した配当政策を採用しています。PayPayポイントを活用した独自の優待制度を設けることで、グループのサービス経済圏へのユーザー定着も図っています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 1239689 | -927607 | -357098 | 312082 |
| FY2025/3 | 1367871 | -995183 | -956429 | 372688 |
本業で稼ぐ営業キャッシュフローが約1兆3,679億円と極めて大きく、安定した収益基盤が強みとなっています。潤沢なキャッシュはAIインフラやデータセンターといった成長領域への投資に充当されており、積極的に未来への備えを進めています。結果としてフリー・キャッシュフローも約3,727億円を確保し、株主還元と投資の両立を可能にしています。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
ソフトバンクのFY2025におけるTSR(株主総利回り)は182.9%となり、好調なパフォーマンスを示しましたが、同期間のTOPIX(189.5%)と比較するとわずかにアンダーパフォームする結果となりました。大型の通信株・高配当株としての安定感は抜群なものの、半導体やAI関連のグロース株が牽引した相場全体の上昇スピードには一歩及ばなかったことが背景にあります。
もし昔100万円買ってたら?
2018年のIPO時(分割考慮後)と比較すると、株価は堅調に推移しています。通信料金値下げの逆風をLINEヤフーやPayPayといった非通信領域の成長でカバーし、業績拡大とともに株価も右肩上がりを描いています。高配当を享受しながらキャピタルゲインも狙える銘柄として個人投資家を中心に人気を集めています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 60000.0億円 | 60500.0億円 | 60840.0億円 | +1.4% |
| FY2025 | 62000.0億円 | 64000.0億円 | 65443.5億円 | +5.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 7800.0億円 | 8400.0億円 | 8760.68億円 | +12.3% |
| FY2025 | 9000.0億円 | 9500.0億円 | 9890.16億円 | +9.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2023年5月に発表された中期経営計画では、最終年度(2026年3月期)の営業利益目標を9,700億円と設定していましたが、コンシューマ事業やメディア事業の好調により、1年前倒しとなる2025年3月期に9,890億円の営業利益を叩き出し前倒し達成を果たしました。成長投資と利益創出のバランスが取れており、経営陣のコミットメントの高さが伺えます。
社長はどんな報酬?
代表取締役社長の報酬は固定報酬中心で約1.2億円と開示されており、従業員平均年収との倍率は業界平均の範囲内に収まっています。これは経営陣が成果に責任を持つとともに、過度な報酬格差を避け、組織の結束を重視する姿勢の現れと解釈できます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 808万円 | 18929人 | -1.5% |
| FY2023/3 | 804万円 | 19045人 | -0.5% |
| FY2024/3 | 810万円 | 18889人 | +0.7% |
| FY2025/3 | 849万円 | 18895人 | +4.8% |
平均年収は800万円台で推移し、直近FY2025/3は849万円と約4万円の大幅増。通信業界大手3社の中ではKDDI(930万円)、NTTドコモ(870万円)に次ぐ水準。従業員数は約1.9万人で安定しており、平均年齢41.7歳と成熟した組織構成。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は33.3%と日本の上場企業の中でも非常に高い水準を維持しており、多様性を重視した経営体制を構築しています。巨大な企業規模を支えるための強固な監査体制を敷き、透明性の高い情報開示とガバナンスの強化に注力しています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
中期経営計画の営業利益目標9,700億円を1年前倒しで達成しました。
DigitalBridgeの買収を発表し、次世代AIインフラ基盤の構築を強化しました。
AIデータセンター向けソフトウェアスタック「Infrinia AI Cloud OS」を新たに提供開始しました。
株の売買状況と今後の予定
通信セクターの中ではPBRが4.11倍と相対的に高く評価されており、これは単純なインフラ企業としてではなく、AIやフィンテックを内包する成長企業としてのプレミアムが乗っているためです。一方で信用倍率は36.62倍と買い残が積み上がっており、短期的な上値の重さにつながる可能性には留意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2026/3 予 | 1000000百万円 | 460000百万円 | 46.0% |
FY2026/3の予想税引前利益1兆円に対し、法人税等として約4,600億円の支払いを想定しています。実効税率は約46.0%となっており、これは税務上の調整や繰延税金資産の影響を考慮した水準です。確実な納税を通じて、公的な社会インフラを担う企業としての責任を果たしています。
誰がこの会社の株を持ってる?
ソフトバンクグループジャパン(SBG子会社)が40%を保有する親子上場の構造。日本マスタートラスト信託銀行が約10%を保有し、国内外の機関投資家が幅広く保有。SBGとの連携によるAI戦略やPayPayの展開が親子上場のシナジーとして機能している一方、親子上場に対するガバナンス上の議論も存在。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、売上高が5兆円を超える大規模な事業基盤を有しており、通信事業だけでなくAIデータセンターや関連ソフトウェア事業への投資がリスク要因および成長ドライバーとして記載されています。事業リスクとしては、通信業界特有の競争激化や規制変更、技術革新への追随が挙げられます。
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リスク要因
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ソフトバンク まとめ
「通信キャリアの枠を超え、AIとPayPay経済圏で次世代社会インフラを築く高配当メガベンチャー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU