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9433 プライム

KDDI

KDDI CORPORATION

2,679
+29.5円 (+1.11%)
3/5 時点

「強固な通信基盤とサテライトグロース戦略で非通信領域を拡大する高配当ディフェンシブ銘柄」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
普通

この会社ってなに?

KDDIは国内通信大手であり、安定した通信事業の顧客基盤を活かして金融やDX、IoTなどの非通信領域を拡大する「サテライトグロース戦略」を推進しています。FY2025の売上高は5兆9,179.5億円、営業利益は1兆1,186.7億円と巨大なキャッシュフローを創出しています。24期連続の増配を見込むなど株主還元姿勢も非常に強く、長期投資家から厚い支持を集めています。

情報・通信業 プライム市場 時価総額 11兆1,522億

サービスの実績は?

24
連続増配記録
2026年3月期会社予想含む
継続中
145
1株当たり年間配当金
FY2025実績
+5円 YoY
100株以上
株主優待対象基準
2025年度まで(以降200株以上へ変更)
長期保有条件追加
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2025-03-05 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
2,227円
現在値
2,679円
高値
2,827円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 57540.5億 / 利益 9615.8億
FY2025/3 売上 59179.5億 / 利益 11186.7億
FY2026/3 予 (予想) 売上 63300.0億 / 利益 11780.0億
売上 営業利益 赤字

KDDIは、通信事業を中核としつつ多角的なサービス展開を行うことで、2期連続で過去最高益を更新する堅調な成長を続けています。2025年3月期の営業利益は前年比で約1,571億円の大幅な増益となり、さらなる収益拡大を背景に2026年3月期も増収増益を見込んでいます。通信インフラの安定性とデジタル変革(DX)領域の拡大が、持続的な業績成長を支える強力なエンジンとなっています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
12.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
4.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
18.9%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 11.0% 4.5% 16.7%
FY2025/3 12.1% 4.1% 18.9%

KDDIは安定した通信基盤に加え、営業利益率が約18.9%に向上しており、効率的な事業運営が高収益性を支えています。ROE(自己資本利益率)も12.1%と二桁台を維持しており、株主から預かった資本を効果的に活用し利益を生み出す体制が整っています。今後もDX推進や金融事業などの非通信領域がさらなる収益性の向上に寄与することが期待されます。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
2.61%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 70円 2.61% 46.5%
FY2025/3 145円 5.41% 85.6%

KDDIは24期連続の増配を達成するなど、株主還元を経営の最優先事項として位置付けています。現在の配当利回りは5.41%と非常に高い水準を維持しており、長期保有する投資家にとって魅力的な収益機会を提供しています。配当性向は一時的に上昇傾向にありますが、盤石なキャッシュフローを背景とした安定的かつ継続的な増配方針は今後も堅持される見込みです。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
13.8倍
業界平均
25.9倍
PBR 割安寄り
この会社
2.08倍
業界平均
2.3倍
配当利回り 多め
この会社
2.98%
業界平均
2.1%
時価総額
この会社: 11.2兆円 業界平均: 情報通信トップクラス

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 30.4%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
56505.7億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+1249042
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-1180103
投資CF / 百万円
借入・返済など
-33555
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+68939
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 1706498 -832433 -476477 874065
FY2025/3 1249042 -1180103 -33555 68939

通信インフラへの積極的な設備投資を継続しながらも、営業キャッシュフローで年間約1.2兆円を創出する高い現金生成能力を有しています。FY2025/3は投資活動による支出が約1.18兆円へと増加しフリー・キャッシュフローは一時的に縮小しましたが、これは将来の成長に向けた積極的な戦略投資の結果です。強固な営業CFを原資として、安定した株主還元と成長投資を両立させる投資サイクルを構築しています。

もし昔100万円買ってたら?

IPO時(1993年9月)に購入 +71.7%
100万円 → 171.7万円
+71.7万円
買値 1,560円 → 現在 2,679円
52週底値(直近)で購入 +20.3%
100万円 → 120.3万円
+20.3万円
買値 2,227円 → 現在 2,679円
1年前付近の高値圏で購入 -5.2%
100万円 → 94.8万円
-5.2万円
買値 2,827円 → 現在 2,679円

通信業界の成熟化に伴い株価の爆発的な上昇は落ち着いていますが、底値圏である2,200円台で拾えた場合の反発力は高く、長期保有による配当金(年間140円超)を含めたトータルリターンは非常に安定しています。24期連続の増配が下値支持線として機能しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
巨大企業ながら安定した成長と高精度の業績コントロールを実現
旧・中期経営戦略(2022-24年度)
FY2023〜FY2025
EPS(19.3期対比): 目標 1.5倍 未達
85%
売上高: 目標 57700億円 達成 (59179.5億円)
102.5%
新・中期経営戦略(アップデート版)
FY2023〜FY2026
売上高: 目標 63300.0億円 順調
93.4%
営業利益: 目標 11780.0億円 順調
94.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 57700.0億円 57540.5億円 -0.3%
FY2025 57700.0億円 59179.5億円 +2.5%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 11100.0億円 9615.84億円 -13.3%
FY2025 11100.0億円 11186.74億円 +0.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

KDDIは「サテライトグロース戦略」を掲げ、通信インフラを核としつつDXや金融などの成長領域へ投資を振り向けています。外部環境の変化により旧中計期間を1年延長する柔軟な対応を見せつつも、営業利益1.1兆円規模の強固な収益基盤を維持しており、ガイダンス達成能力は極めて高いと評価できます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長 CEO
松田 浩路
推定約1.8億円
約18.9倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約950万円
業界内では標準的な報酬水準であり、業績連動性が重視されています。

代表取締役の報酬は、長期的な企業価値向上を目的とした業績連動型となっており、一般従業員の給与水準に対して業界標準の倍率で設定されています。高い収益性を背景に、リーダーシップに対する公正な報酬体系が構築されており、組織のモチベーションと経営規律のバランスが保たれています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1018万円
従業員数
9483人
平均年齢
42歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 945万円 9700人 +2.1%
FY2023/3 955万円 9500人 +1.1%
FY2024/3 986万円 9483人 +3.2%
FY2025/3 1018万円 9483人 +3.2%

平均年収は4年間で約73万円上昇し1,018万円に到達。通信キャリアの中ではNTT(952万円)を上回り、業界トップクラスの水準です。平均勤続年数は16.4年と長く、有給取得率83.6%と働きやすい環境が整っています。連結では約61,000名のグループ従業員を擁しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +5.4%
メディア数
128
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ITmedia, 日経クロステック
業界内ランキング
上位 5%
情報・通信業 450社中 12位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・財務 35%
新サービス・提携 30%
サテライトグロース戦略 20%
その他 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年5月 2期連続最高益

2期連続で過去最高益を達成し、株主還元強化の一環として増配を発表。

2025年10月 グループ合併

ラックとKDDIデジタルセキュリティが合併し、サイバーセキュリティ事業を強化。

2026年7月 金融再編

金融子会社2社を合併し、auフィナンシャルサービスとして統合運用を開始。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,183,200株
売り残336,300株
倍率3.42倍
直近報告時点
今後の予定
2025年3月期 本決算発表 2025年5月中旬予定
2026年3月期 第1四半期決算 2025年8月上旬予定

情報・通信業のセクター平均PER(約25.9倍)と比較して、KDDIのPERは13.8倍と割安な水準にあります。成長株というよりは成熟したインフラ株として市場から評価されているためですが、約3%の配当利回りと連続増配の実績を考慮すると、インカムゲイン狙いの投資家にとって非常に魅力的なバリュエーションです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 予 1178000百万円 430000百万円 36.5%

2026年3月期(予想)における法人税等の支払額は約4,300億円を見込んでいます。実効税率は約36.5%となっており、標準的な税率水準に基づいた適正な納税が行われる見通しです。安定した利益成長に伴い、今後も大規模な納税を通じて社会インフラを支える企業としての役割を果たします。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 16.35%
京セラ(6971) 14.75%
トヨタ自動車(7203) 9.54%
日本カストディ銀行(信託口) 6.93%
STATE STREET BANK 505234 2.1%

創業パートナーの京セラが14.8%、トヨタ自動車が9.5%を保有する安定株主構成が最大の特徴です。京セラの稲盛和夫氏がKDDIの前身であるDDIを創業した歴史的経緯があり、両社の関係は40年以上に及びます。安定株主比率が高いため、アクティビスト対策にも強い構造です。

会社の公式開示情報

KDDIのEDINET開示情報では、主力の通信事業を核としつつ、金融やDX、エネルギー領域へと展開する『サテライトグロース戦略』が成長の柱として明示されています。特に通信の安定収益を背景にした新規事業への投資リスク管理が、今後の持続的成長における重要な開示ポイントとなっています。

最新ニュース

ニュース一覧

ポジティブ
KDDI、今期最終は9%増で2期連続最高益、実質増配へ
5/14 · 株探
ネガティブ
KDDI、4-12月期(3Q累計)最終は2%減益で着地
2/05 · 株探
ポジティブ

関連リンク

KDDI まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
普通

「強固な通信基盤とサテライトグロース戦略で非通信領域を拡大する高配当ディフェンシブ銘柄」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU