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9432 プライム

NTT

NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION

150.2
-1円 (-0.66%)
3/5 時点

「通信インフラの巨人が、IOWN構想と金融融合で次なる成長を模索する転換期」

ひとめ診断

業績
普通
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
普通

この会社ってなに?

国内通信のガリバーとして圧倒的な基盤を持ち、FY2025の実績で売上高13兆7,047.3億円、営業利益1兆6,495.71億円を誇ります。現在はSBIやマネックスとの資本業務提携を通じた金融領域の強化や、次世代光通信基盤「IOWN」への先行投資を加速させています。成長投資に伴い一時的に利益が圧迫されているため株価は150円台と低迷気味ですが、14期連続増配の方針など手厚い株主還元が下支えとなっています。

情報・通信業 プライム市場 時価総額 13.8兆

サービスの実績は?

5.2
1株当たり配当金
FY2025実績
14期連続増配
+2.4%
売上高成長率
FY2024からFY2025
増収継続
1100億円
SBIへの出資額
金融領域の強化
積極投資
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
135.2円
現在値
150.2円
高値
167.2円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 133745.7億 / 利益 19229.1億
FY2025/3 売上 137047.3億 / 利益 16495.7億
FY2026/3 予 (予想) 売上 141900.0億 / 利益 17700.0億
売上 営業利益 赤字

NTTはFY2024/3の売上高13兆3,746億円からFY2025/3には13兆7,047億円へと着実な増収基調を維持しています。FY2025/3は営業利益が1兆6,496億円に留まったものの、FY2026/3予想では1兆7,700億円へと収益改善を見込んでいます。通信インフラの安定した基盤に加え、デジタル分野への投資成果が今後の業績拡大を牽引する見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
8.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
3.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
12.0%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 11.7% 4.3% 14.4%
FY2025/3 8.8% 3.3% 12.0%

FY2024/3の営業利益率は14.4%でしたが、FY2025/3には12.0%へ低下しており、一時的なコスト増や構造改革の影響が示唆されます。自己資本利益率(ROE)も11.7%から8.8%へ低下傾向にありますが、依然として大規模インフラ企業として一定の収益性を確保しています。今後はデジタル・データセンター事業等の成長領域が利益率改善の鍵となります。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
配当利回り
3.46%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 5.1円 3.40% 33.8%
FY2025/3 5.2円 3.46% 43.5%

NTTは株主への利益還元を重要課題と位置づけ、14期連続の増配を継続するなど一貫した配当成長を実現しています。現在の配当利回りは約3.46%であり、インカムゲインを重視する長期投資家に適した銘柄と言えます。今後も強固なキャッシュフローを背景に、安定的な配当維持と成長投資の両立を目指す方針です。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
11.9倍
業界平均
約15.0倍
PBR 割安寄り
この会社
1.22倍
業界平均
約1.5倍
配当利回り 多め
この会社
3.51%
業界平均
約3.0%
時価総額
この会社: 13兆6,640億円 業界平均: 国内通信トップ

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 34.0%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
113446.4億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+2364031
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-1999644
投資CF / 百万円
借入・返済など
-343027
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+364387
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 2374159 -1989235 -234454 384924
FY2025/3 2364031 -1999644 -343027 364387

毎年2.3兆円規模の潤沢な営業キャッシュフローを創出しており、圧倒的な稼ぐ力を示しています。その一方で、将来の成長に向けたインフラ整備や設備投資に毎年約2兆円を投じており、積極的な投資姿勢が継続されています。フリーキャッシュフローも3,000億円台後半を維持しており、安定した株主還元と成長投資のバランスを両立させています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
163.7%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

過去5年間において、TSR(株主総利回り)はTOPIXを継続的にアンダーパフォームしています。これは次世代通信基盤「IOWN」や金融事業の統合に向けた成長投資が一時的に利益水準を押し下げていることに加え、NTT法改正に伴う政府保有株式の将来的な市場放出リスクが警戒され、投資家からのバリュエーション評価が切り下がっていることが背景にあります。

もし昔100万円買ってたら?

長期保有(株式分割調整後の推定底値圏で購入) +275.5%
100万円 → 375.5万円
+275.5万円
買値 40円 → 現在 150.2円
1年前(2025年3月頃)に購入 -6.1%
100万円 → 93.9万円
-6.1万円
買値 160円 → 現在 150.2円
52週底値(直近)で購入 +11.1%
100万円 → 111.1万円
+11.1万円
買値 135.2円 → 現在 150.2円

超長期での保有は株式分割と安定した増配の恩恵が大きく、累積リターンを押し上げています。一方で直近1年ほどは、政府によるNTT株放出懸念や先行投資による減益見通しが嫌気され、株価は上値の重い展開が続いています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
成長投資に伴う一時的な利益圧迫は見られるが、トップラインは堅調に推移。
中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027』業績目標
FY2023〜FY2027
営業収益(売上高): 目標 14,190,000億円 順調 (13,704,730億円)
96.5%
営業利益: 目標 1,770,000億円 順調 (1,649,571億円)
93.1%
1株当たり配当金: 目標 5.2円 達成 (5.2円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 13,000,000億円 13,374,570億円 +2.8%
FY2025 13,460,000億円 13,704,730億円 +1.8%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 19,000,000億円 19,229,10億円 +1.2%
FY2025 18,100,000億円 16,495,71億円 -8.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

IOWN構想や金融事業への先行投資により、一時的に営業利益が計画を下回る水準で推移していますが、売上高は着実に成長しています。2027年度の中期目標達成に向け、国内外の構造改革が急ピッチで進められています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
島田 明
推定約14,600万円
約11〜16倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約900万円
国内最大級の規模を考慮すれば、役員報酬は比較的抑制された妥当な水準と言えます。

代表取締役社長の報酬は、標準的な報酬構成割合として固定報酬・短期・中長期の業績連動報酬を一定比率で配分しており、透明性が確保されています。従業員平均年収と比較しても過度な報酬格差は見られず、ガバナンスが適正に機能している指標と言えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1069万円
従業員数
2554人
平均年齢
41.8歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 952万円 2486人 +1.5%
FY2023/3 971万円 2454人 +2.0%
FY2024/3 1023万円 2492人 +5.4%
FY2025/3 1069万円 2554人 +4.5%

平均年収1,069万円は通信業界トップクラス。持株会社のため単体従業員は約2,500名と少数。連結では約34万名のグループ従業員を擁する。近年は年率4-5%の昇給を実施。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 16名)
女性 6名(37.5%) 男性 10名
38%
63%
監査報酬
327,400万円
設備投資額
7143.4億円
平均勤続年数(従業員)
16.1年
臨時従業員数
47149人

女性役員比率が37.5%と東証プライム上場企業の中でも高い水準にあり、多様性を重視した経営体制を構築しています。監査体制についても大規模な報酬(32億7,400万円)を投じ、厳格な監督機能とガバナンスの維持に努めています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立」
報道件数(30日)
450
前月比 +12.5%
メディア数
120
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済オンライン, 日刊工業新聞
業界内ランキング
上位 5%
情報・通信業 2,000社中 35位
報道のトーン
40%
好意的
45%
中立
15%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
資本業務提携 30%
経営戦略・IOWN 20%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年5月 資本業務提携

SBIホールディングスとの資本業務提携を発表し、次世代金融サービスの開発へ着手。

2025年8月 決算発表

第1四半期決算にて最終利益が前年同期比5%減益となり、業績の推移が注目された。

2026年2月 業績修正

FY2025の通期連結業績予想の修正を発表し、1.77兆円の営業利益予想への対応を明示。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残166,429,100株
売り残73,540,600株
倍率12.7倍
2026年2月6日時点
今後の予定
本決算発表 2026年5月中旬
第1四半期決算発表 2026年8月上旬

高い配当利回りと同業他社比で割安なPER/PBR水準が、下値支持線として機能しています。しかし、個人投資家の買い意欲が強い一方で信用買い残も多く積み上がっており、需給面でのしこりが上値を重くしています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 予 1770000百万円 730000百万円 41.2%

FY2026/3予想における法人税等の支払額は約7,300億円を見込んでいます。税引前利益1兆7,700億円に対して実効税率は約41.2%と算出されており、税制上の調整項目を含めた標準的な負担水準と言えます。社会インフラ企業として適正な納税を行い、公共的な役割を果たすとともに企業価値の維持を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

財務大臣 35.37%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 11.05%
日本カストディ銀行(信託口) 4.51%
トヨタ自動車 2.44%
その他(機関投資家・個人) 46.63%

財務大臣(日本政府)が35%を保有する特殊会社。NTT法に基づき政府が3分の1以上の株式保有を義務付けられていたが、法改正議論も進行中。トヨタ自動車の約2.4%保有も特徴的。個人投資家の保有比率も高い。

会社の公式開示情報

役員報酬

36,500万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報では、携帯電話事業やデータセンター等のグローバル事業が収益の柱です。IOWN構想などの次世代技術への巨額投資を成長戦略に掲げる一方、競合との激しい市場争いや通信インフラ特有の規制リスクが事業継続上の主要な懸念材料とされています。

最新ニュース

リスク要因

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ニュース一覧

中立
NTT、通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2/05 · 日本経済新聞
ネガティブ
NTT、4-6月期(1Q)最終は5%減益で着地
8/06 · 株探
ポジティブ
NTTとSBIホールディングスの資本業務提携について
5/29 · NTTドコモ
ポジティブ
NTT、今期最終は4%増益、0.1円増配へ
5/09 · 株探
中立
NTT、4-12月期(3Q累計)決算発表
2/07 · 株探

関連リンク

NTT まとめ

業績
普通
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
普通

「通信インフラの巨人が、IOWN構想と金融融合で次なる成長を模索する転換期」

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU