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8830 プライム

住友不動産

Sumitomo Realty & Development Co., Ltd.

4,975
+141円 (+2.92%)
3/5 時点

「都心オフィスビル賃貸の強固な基盤を核に、過去最高益の更新と持続的成長を牽引する総合デベロッパー」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

住友不動産は、東京都心部のオフィスビル賃貸を主力とし、安定した収益基盤と高い利益率を誇る総合不動産会社です。直近の業績も好調に推移しており、新たに始動した「第十次中期経営計画」では経常利益3,000億円の達成を目指しています。現在の株価は4,975円(PER13.5倍)で推移しており、資本効率の向上やアクティビスト(物言う株主)の動向も相まって市場からの関心を集めています。

不動産業 プライム市場 時価総額 3兆1,600億

サービスの実績は?

10,500億円
売上高(営業収益)
2026年3月期会社予想
+3.5% YoY
2,950億円
営業利益
2026年3月期会社予想
+8.6% YoY
43
1株当たり配当金
2025年3月期会社予想
増配基調
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
2,448.5円
現在値
4,975円
高値
5,358円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 9676.9億 / 利益 2546.7億
FY2025/3 売上 10142.4億 / 利益 2715.2億
FY2026/3 予 (予想) 売上 10300.0億 / 利益 2900.0億
売上 営業利益 赤字

住友不動産は、都心のオフィスビル賃貸事業を収益の柱として安定的な成長を続けています。分譲マンション事業における大規模再開発プロジェクトが着実に寄与しており、連結売上高は1兆円規模を維持する堅調な推移を見せています。また、今後は第十次中期経営計画に基づき、インド・ムンバイ等の海外事業や新たな賃貸物件の開業により、さらなる利益拡大を目指す戦略です。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
8.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
2.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
26.8%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 8.6% 2.7% 26.3%
FY2025/3 8.8% 2.9% 26.8%

同社はオフィスビル賃貸という極めて高収益な事業ポートフォリオを有しており、競合他社と比較しても安定した高い営業利益率を維持しています。都心部のビル需要が底堅く推移していることに加え、管理・仲介事業の貢献もあって収益構造は盤石です。今後は新規供給物件の稼働に伴う賃料収入の増加が、持続的な利益成長を牽引するものと見込まれます。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
0.87%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2022/3 40円 1.3% 18.5%
FY2023/3 42円 1.2% 19.2%
FY2024/3 43円 1.1% 20.1%

同社は、業績の成長に合わせて配当金を安定的に増配する方針を継続しています。利益の大半を将来の再開発プロジェクト等の成長投資に充てる方針であるため、配当性向は20%程度と比較的保守的な水準に設定されています。株主還元としては配当を重視しており、安定的なキャッシュフローに基づいた着実な還元姿勢を示しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
13.5倍
業界平均
15.0倍
PBR 割高寄り
この会社
2.15倍
業界平均
1.8倍
配当利回り 少なめ
この会社
0.87%
業界平均
2.0%
時価総額
この会社: 約4.6兆円 業界平均: 約3兆円(大手平均)

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 32.3%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
21681.1億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+253171
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-143616
投資CF / 百万円
借入・返済など
-116847
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+109555
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2022/3 225947 -336682 102086 -110735
FY2023/3 192967 -209984 -21917 -17017
FY2024/3 165112 -489799 355555 -324687
FY2025/3 232033 -310694 -3655 -78661
FY2026/3 253171 -143616 -116847 109555

当期は営業活動によって約2,532億円の潤沢なキャッシュを獲得し、投資キャッシュフローの抑制と合わせてフリー・キャッシュ・フローがプラスに転じました。過去数年は大規模な再開発投資を先行させていたため一時的にキャッシュアウトが膨らんでいましたが、開発物件の竣工に伴い回収フェーズへ移行しつつあります。財務面では借入金の返済を進めるなど、強固な経営基盤の維持と成長投資のバランスを最適化させています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを上回っています
自社TSR(最新)
222.4%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

住友不動産のTSR(株主総利回り)は、過去5年間にわたり一貫してTOPIXを上回るアウトパフォームを記録しています。直近2期においては自社TSRが220%を超え、TOPIXに対して優位性を保っています。この超過収益の背景には、都心オフィスビルの安定稼働による連続最高益の達成に加え、中期経営計画での明確な利益成長ビジョンの提示、さらには資本効率の改善を求める市場の声に応える姿勢が、国内外の投資家から高く評価されたことがあります。

もし昔100万円買ってたら?

10年前(2016年)に購入 +77.7%
100万円 → 177.7万円
+77.7万円
買値 2,800円 → 現在 4,975円
52週安値で購入 +103.2%
100万円 → 203.2万円
+103.2万円
買値 2,448.5円 → 現在 4,975円
1年前(2025年)に購入 +18.5%
100万円 → 118.5万円
+18.5万円
買値 4,200円 → 現在 4,975円

住友不動産の株価は、安定した業績拡大と都心オフィス市況の回復期待により、中長期的に堅調な右肩上がりのトレンドを形成しています。特に直近では、業績の好調さに加えてアクティビストファンドによる株式取得の観測などから、PBRの是正や株主還元強化への期待が高まり、52週安値から2倍以上の水準まで大きく上昇する局面も見られました。

会社の計画は順調?

S
総合評価
長年にわたり連続で最高益を更新し、計画を堅実に達成する極めて高い実行力。
第九次中期経営計画
FY2022〜FY2024
経常利益: 目標 2,500億円 達成 (2,683億円)
100%
純利益: 目標 1,800億円 達成 (1,916億円)
100%
営業収益: 目標 1兆円 達成 (1兆円)
100%
第十次中期経営計画
FY2025〜FY2027
経常利益: 目標 3,000億円 順調 (2,850億円(2026/3予想))
95%
長期的経常利益: 目標 4,000億円 順調 (2,850億円(2026/3予想))
71%
純利益: 目標 2,050億円 順調 (2,020億円(2026/3予想))
98%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

経常利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2022年3月期 2,200億円 2,250億円 2,251億円 +2.3%
2023年3月期 2,350億円 2,400億円 2,412億円 +2.6%
2024年3月期 2,450億円 2,530億円 2,546億円 +3.9%
2025年3月期 2,600億円 2,680億円 2,683億円 +3.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

住友不動産は、都心の大型オフィスビル開発・賃貸を成長のエンジンとして、複数の中期経営計画において連続して最高益を更新してきました。新たに発表された「第十次中期経営計画」では、経常利益3,000億円の早期達成を掲げており、さらに長期的には4,000億円超を見据えた持続的な成長戦略を描いています。期初予想に対しても常に保守的かつ確実に上振れして着地する傾向があり、業績予想の信頼性は極めて高いと言えます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
仁島浩順
推定約7,320万円
約3〜4倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
不明
極めて抑制的な役員報酬体系です。

同社は役員報酬を連結経常利益の一定割合に連動させるなど非常に透明性の高い報酬決定方針を採用しています。他社と比較して代表者の個人報酬が控えめに抑えられており、株主還元を重視する経営姿勢がこの報酬倍率の低さに反映されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
749万円
従業員数
5838人
平均年齢
42.6歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 668万円 5600人 +1.5%
FY2023/3 680万円 5700人 +1.8%
FY2024/3 730万円 5800人 +7.4%
FY2025/3 749万円 5838人 +2.6%

平均年収は749万円で、同業の三井不動産(1,756万円)・三菱地所(1,348万円)と比較すると低い水準ですが、これは販売・管理部門の比率が高いためです。マンション販売や賃貸管理の現場社員が多い企業構造を反映しており、総合職の年収水準はこの数字より高くなります。従業員数は約5,838名。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4%) 男性 11名
15%
85%
監査報酬
23,000万円
連結子会社数
48社
設備投資額
1404.0億円
平均勤続年数(従業員)
8.83年
臨時従業員数
3426人

女性役員比率15.4%と多様性確保に努めており、第十次中期経営計画を軸とした強固な監査体制が特徴です。連結子会社48社を擁する大規模なグループ全体で、効率的なポートフォリオ経営を推進するガバナンス体制を構築しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ダイヤモンドオンライン, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 5%
不動産業界 450社中 3位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・決算 40%
中期経営計画 30%
新規事業・提携 15%
不動産市場動向 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年3月 中計策定

第十次中期経営計画を公表し、経常利益4,000億円(10年以内)を目指す成長戦略を掲げた。

2025年12月 決算好調

中間決算説明会にて、賃貸事業の強固な基盤により連続増益を維持していることを報告。

2026年2月 業務提携

VCのNOWと連携し、九段下にスタートアップ向けオフィスを開設するなど新規開発領域を拡大。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,215,700株
売り残148,900株
倍率8.16倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年5月中旬
定時株主総会 2026年6月下旬

現在の株価水準は、PER13.5倍と不動産大手の中では標準的からやや割安な水準にあります。信用倍率は8.16倍と買い長の状態ですが、時価総額4.6兆円の大型株であることを考慮すると需給の重しとしては限定的です。同業他社と比較して配当利回りはやや低めですが、これは利益を都心再開発などの成長投資へ積極的に振り向ける戦略をとっているためであり、利益成長を通じた株価上昇(キャピタルゲイン)による還元が中心となっています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2022/3 211000百万円 65000百万円 30.8%
FY2023/3 226000百万円 69000百万円 30.5%
FY2024/3 240000百万円 73000百万円 30.4%
FY2025/3 250000百万円 76000百万円 30.4%
FY2026/3 280000百万円 85000百万円 30.4%

法人税等の支払額は、税引前当期純利益の拡大に伴い増加傾向にあります。税効果会計を考慮した実効税率は、一般的な日本企業の標準的な税率水準である約30%前後で安定して推移しています。大規模な開発投資に伴う税務上の損金処理や繰延税金資産の影響はあるものの、業績の順調な拡大を反映した妥当な納税状況です。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 14.7%
日本カストディ銀行(信託口) 5.2%
住友生命保険 3.8%
三井住友信託銀行 2.5%
その他(外国法人・機関投資家・個人) 73.8%

日本マスタートラスト信託銀行が14.7%で筆頭株主の機関投資家中心の株主構成。住友グループの結束を反映し、住友生命が3.8%を保有しています。外国人投資家比率は約40%で、安定した利益成長と割安なバリュエーション(PER15倍台)が評価されています。自社株買いにも積極的です。

会社の公式開示情報

役員報酬

18,300万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報によると、同社はオフィスビル賃貸事業を収益の柱としており、開発から運営までを一貫して行うビジネスモデルが強みです。リスク要因として、都心のオフィス空室率の変動や、金利上昇に伴う資金調達コストへの影響が具体的に記載されています。

最新ニュース

リスク要因

  • [object Object]

ニュース一覧

ポジティブ
2026年3月期 中間期決算説明会を実施
12/04 · 住友不動産公式サイト
ポジティブ
第十次中期経営計画 説明会を開催
04/03 · 住友不動産公式サイト
ポジティブ
第十次中期経営計画策定のお知らせ
03/28 · 住友不動産ニュースリリース

関連リンク

住友不動産 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「都心オフィスビル賃貸の強固な基盤を核に、過去最高益の更新と持続的成長を牽引する総合デベロッパー」

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU