オリックス
ORIX CORPORATION
「リースから始まり、多角的な事業投資とアセットマネジメントで進化し続けるグローバル投資会社」
ひとめ診断
この会社ってなに?
オリックスは法人金融を起点に、不動産、環境エネルギー、事業投資など多角的なポートフォリオを構築しています。直近の第3四半期累計では当期純利益が前年同期比43%増となり、過去最高を更新しました。株主還元にも積極的で、優待廃止の一方で配当(120.01円)と最大1,000億円規模の自社株買いを実施し、資本効率の向上を図っています。
サービスの実績は?
株価チャート
2,559円
5,648円
儲かってるの?
オリックスは、法人金融から不動産、事業投資まで多角的なポートフォリオを構築し、3期連続で最高純利益を更新する高い成長力を誇ります。昨今の業績拡大は、各セグメントでの資産入れ替えによる利益確定や、戦略的な買収による事業ポートフォリオの強化が寄与しています。今後も中期経営計画に基づき、ROE11%以上を目指す安定的な収益基盤の維持が期待されています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 8.6% | 2.1% | 12.8% |
| FY2025/3 | 8.4% | 2.1% | 11.5% |
同社は多角的なビジネスモデルを活かした効率的な資産運用により、ROE(自己資本利益率)とROA(総資産利益率)を長年高い水準で維持しています。特に事業投資や不動産関連での高い利益率が収益性を牽引し、金融機関として類を見ない強固な稼ぐ力を実現しています。景気変動に対する耐性を持ちつつ、資本効率を重視した経営方針が投資家からも高く評価される要因です。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 98.6円 | 2.21% | 33.0% |
| FY2025/3 | 120.01円 | 2.70% | 39.0% |
配当方針において、オリックスは安定した配当の継続と増配を重視する「配当性向33%以上」の目標を掲げています。過去には手厚い株主優待が人気でしたが、現在は配当重視の姿勢を鮮明にし、機動的な自己株式取得と合わせて株主還元を強化しています。この一貫した株主還元策により、長期投資家にとって非常に魅力的な配当銘柄としての地位を確立しています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2022/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2023/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2024/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2025/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オリックスのキャッシュフローは、事業ポートフォリオの入れ替えに伴う投資キャッシュフローの変動と、本業からの安定的な営業キャッシュフロー創出が特徴です。投資先企業の売却や資産の流動化を積極的に行い、得られた資金を次なる成長領域への投資や自己株式取得に充てる循環を確立しています。外部環境に左右されにくい多角的な収益源が、継続的なキャッシュフローの安定性を支えています。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
オリックスのTSR(株主総利回り)は、前期において自社TSR 280.4%に対しTOPIX 216.8%と大きくアウトパフォームしています。これは、多角化による過去最高益の連続更新に加え、株主優待の廃止から配当・自社株買いへの還元方針の明確化が海外機関投資家を中心に高く評価された結果です。
もし昔100万円買ってたら?
オリックスはリーマンショックなどの危機を乗り越え、強固な収益基盤の構築と連続増配・自社株買いを通じて株価を大きく伸ばしてきました。特に直近数年は、事業投資の回収や業績の過去最高更新を背景に、安定的なインカムとキャピタルゲインの両方を提供する銘柄として再評価されています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 2500億円 | — | 3121億円 | +24.8% |
| FY2023 | 3150億円 | — | 2730億円 | -13.3% |
| FY2024 | 3300億円 | — | 3469億円 | +5.1% |
| FY2025 | 3900億円 | — | — | 進行中 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
オリックスは多角的な事業ポートフォリオを強みとし、環境エネルギーや事業投資分野での利益成長を牽引しています。新中計では2028年3月期に当期純利益4,400億円、ROE11%を掲げ、年率12%の利益成長を目指しており、自社株買いを含めた機動的な資本政策が評価されています。
社長はどんな報酬?
代表執行役の報酬はグローバル水準の成果連動型となっており、経営責任の重さを反映しています。従業員平均年収は開示資料から直接的な算出が困難ですが、専門職層の給与水準は高く、業界平均と比較しても遜色ない還元体制を構築しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 885万円 | 2968人 | +3.5% |
| FY2023/3 | 910万円 | 2937人 | +2.8% |
| FY2024/3 | 920万円 | 2929人 | +1.1% |
| FY2025/3 | 976万円 | 2927人 | +6.1% |
平均年収は4年間で約91万円上昇し、FY2025/3には976万円に到達。その他金融業界ではトップクラスの水準。単体従業員約2,900名と少数精鋭で、グループ全体では約3.4万名。FY2025/3は+6.1%と大幅な昇給を実施し、人材への投資を強化。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は10.3%で、多様な視点を取り入れた経営ガバナンス体制を推進しています。監査報酬として約18億円を投じるなど、適正な監査体制の維持に注力しており、巨大な企業規模に見合った強固なコーポレート・ガバナンスを構築しています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
3期連続となる最終利益の最高益更新を発表し、配当維持・増額姿勢を明確にしました。
データセンターや宇宙事業の知見を持つアイネットとの提携により、DX領域の基盤拡大を図りました。
パナソニック コネクトとの新会社設立を通じ、プロジェクター事業における資本参加による成長を推進しています。
株の売買状況と今後の予定
時価総額約6兆円を誇る国内有数の金融グループであり、PER15.9倍、PBR1.36倍とその他金融業の中でもプレミアムがついて評価されています。信用倍率は1.4倍と需給は比較的良好で、最大1000億円の自社株買いなど積極的な還元姿勢が株価の下支え要因となっています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|
オリックスは国際的な事業展開を行っているため、各地域の税法に基づいた法人税を適切に納税しています。連結ベースの税引前利益に対して、グループ各社の所在地に応じた実効税率が適用されるのが基本構造です。税務コンプライアンスを重視し、適正な税務報告を通じて企業の社会的責任を果たしています。
誰がこの会社の株を持ってる?
信託銀行が上位を占める典型的な機関投資家中心の分散型構成。ADR(米国預託証券)経由の保有(Citibank)もあり、海外投資家からの関心が高い。外国人株主比率は約35%。創業者一族の大口保有はなく、経営の独立性が保たれている。
会社の公式開示情報
役員報酬
多角的な事業投資を展開し、法人金融、環境エネルギー、不動産などセグメントの多角化によるリスク分散を図るビジネスモデルが特徴です。世界的な経済環境の変化による金融市場の変動を主要な事業リスクとして開示しています。
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リスク要因
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オリックス まとめ
「リースから始まり、多角的な事業投資とアセットマネジメントで進化し続けるグローバル投資会社」
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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU