みずほFG
Mizuho Financial Group,Inc.
「銀証一体の顧客基盤を武器に、AIとディープテック支援で新たな成長を描くメガバンク」
ひとめ診断
この会社ってなに?
みずほFGは、銀行・信託・証券の強固な連携を基盤に、直近では当期純利益1兆1,300億円(前期比27.6%増)を予想し2期連続最高益を見込むなど好調な業績を維持しています。近年はソフトバンクとのAI領域提携やUPSIDERの買収など、テクノロジーを活用した次世代金融サービスへの投資を加速。PBR1.6倍・PER15.4倍とメガバンクの中でも独自の成長ストーリーを築きつつあります。
サービスの実績は?
株価チャート
2,688.5円
7,960円
儲かってるの?
みずほFGは、国内外の経済正常化に伴う金利上昇の恩恵を受け、2期連続で過去最高益を更新する堅調な業績を達成しました。特に本業の儲けを示す経常利益が大幅に伸長しており、貸出金利息の収入増が業績を大きく押し上げています。今後はデジタル金融やグローバル展開による非金利収益の拡大が、さらなる成長の鍵となります。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 6.6% | 0.2% | - |
| FY2025/3 | 8.4% | 0.3% | - |
銀行業の収益性を示す指標は、利ざや(貸出金利息と預金利息の差)の改善により安定した右肩上がりの推移を見せています。総資産に対する利益効率を示すROAおよび自己資本利益率のROEも、経営効率化が進む中で着実に向上しています。低金利下で苦戦していた従来から脱却し、効率的な資産運用体制が構築されている点が強みです。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 105円 | 1.84% | 39.2% |
| FY2025/3 | 140円 | 2.45% | 40.0% |
みずほFGは安定的な利益成長を背景に、毎期5円を目安とした増配を継続する積極的な株主還元方針を掲げています。配当性向の向上だけでなく、自己株式の取得も機動的に実施しており、総還元性向50%程度の維持を目標としています。株主にとっては、持続的な増配によるインカムゲインと資本効率改善による株価上昇の両面が期待できる構造です。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 1884978 | 1982207 | -230990 | 3867185 |
| FY2025/3 | -3820800 | 3793092 | -299030 | -27708 |
銀行業における営業キャッシュフローは、顧客からの預金流入や貸出金の回収状況によって大きく変動する特性を持っています。投資キャッシュフローは、将来の収益拡大に向けたシステム投資や国内外のM&A関連支出が継続的に発生しています。財務キャッシュフローは、株主還元としての自己株式取得や配当金の支払いが、資本政策の一環として適切にコントロールされています。
もし昔100万円買ってたら?
国内金利の先高観を背景とした銀行株全体への資金流入により、直近数年で株価は大幅な上昇を記録しています。底値圏から投資していた場合、評価額は数倍に膨らむ高いリターンを示しています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月期 | 1兆円 | 1兆1300億円 | 1兆1300億円(予想) | +13.0% |
| 2024年3月期 | 6500億円 | — | 8854億円 | +36.2% |
| 2023年3月期 | 5400億円 | — | 5555億円 | +3.0% |
| 2022年3月期 | 5100億円 | — | 5304億円 | +4.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
連結業務純益1〜1.1兆円や連結ROE8%超を掲げる中期経営計画は、金利上昇の追い風に加え、UPSIDER買収などの非連続な成長施策により着実に進捗しています。特に純利益予想の上方修正が市場から評価されています。
社長はどんな報酬?
代表者の報酬は業績連動要素を含むBBT(役員株式報酬制度)が導入されており、株主価値向上と連動した報酬設計がなされています。従業員の給与水準も国内平均を大きく上回りますが、グローバル競争における優秀な人材確保の観点から、今後は役員層を含めた報酬体系の国際水準への最適化が継続的な課題となります。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 1044万円 | 2072人 | +2.8% |
| FY2023/3 | 1038万円 | 2270人 | -0.6% |
| FY2024/3 | 1072万円 | 2457人 | +3.3% |
| FY2025/3 | 1117万円 | 2626人 | +4.2% |
持株会社のため単体従業員は約2,600名と少数。平均年収はFY2025/3で1,117万円と4年間で73万円上昇。グループ全体(みずほ銀行等を含む)では約5万名の従業員を擁する。持株会社の年収はメガバンク3社の中で三菱UFJ FGに次ぐ水準。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
みずほ銀行がUPSIDERホールディングスを買収し、AIを活用した与信モデル構築へ。
リバネスと新会社ネストブルーを設立し、ディープテック領域への投資を強化。
2期連続の最高益達成を見込み、配当の増額修正を実施。
株の売買状況と今後の予定
PBRは1倍を優に超える1.45〜1.6倍で推移しており、銀行セクターの中でも高い市場評価を獲得しています。信用倍率は7倍台と買い長ですが、業績モメンタムの強さが株価を下支えしています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|
法人税等の支払額は、連結納税制度の適用や国内外の税制の違いにより、税引前利益に対して一定の変動幅を持ちます。業績向上に伴い納税額は増加傾向にありますが、これは適正な経済活動の結果であり、会計上の実効税率は概ね法定の実効税率に準拠した水準で推移しています。将来の業績見通しに基づく税負担は、連結業績全体の影響を考慮して適切に管理されています。
誰がこの会社の株を持ってる?
特定の大株主による支配がない典型的な分散型構成。信託銀行が上位を占め、海外カストディアンが続く。メガバンクとして安定した株主基盤を持ち、外国人株主比率は約35%。旧3行(第一勧銀・富士銀行・日本興業銀行)の統合以来、広範な株主層を持つ。
会社の公式開示情報
有価証券報告書等の開示情報によれば、銀行業を中核としつつ、信託や証券、リースなどの金融サービスを展開する多角的な収益セグメントを構築しています。グローバルな金融市場のリスクや法規制の動向が業績に直結するため、金利情勢や経済環境の変化が主要なリスク要因として詳細に開示されています。
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みずほFG まとめ
「銀証一体の顧客基盤を武器に、AIとディープテック支援で新たな成長を描くメガバンク」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU