三菱UFJ FG
Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.
「国内最大のメガバンクから、デジタルとグローバル展開を軸にした総合金融プラットフォームへの進化」
ひとめ診断
この会社ってなに?
三菱UFJ FGは、FY2025に売上高13兆6,300億円、純利益1兆8,629億円を見込む国内最大の金融グループです。直近では新ブランド「エムット」の立ち上げやデジタルバンクの設立など、リテール分野でのデジタル強化を推進しています。新中期経営計画ではROE9%の達成や株主還元の強化を掲げ、資本効率の向上と持続的な成長の両立を狙っています。
サービスの実績は?
株価チャート
1,310円
3,087円
儲かってるの?
三菱UFJフィナンシャル・グループの2025年3月期の業績は、純利益が前期比約25%増の約1兆8,629億円となり、収益基盤の強さを示しました。売上高についても前期の約11兆8,904億円から約13兆6,300億円へと拡大しており、国内外の金融環境を追い風に成長を遂げています。金利上昇局面における貸出利息の増加や、グループ総合力を活かした金融ソリューションの提供が好調な業績を牽引しました。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 7.2% | 0.4% | - |
| FY2025/3 | 8.6% | 0.5% | - |
収益性については、中期経営計画においてROE(株主資本利益率)9%程度の達成を目標に掲げ、資本効率の向上を最優先事項としています。国内外の広範なネットワークを背景とした法人融資や資産運用業務が安定しており、高い収益性を維持できる体制を構築しました。デジタル変革を通じた業務効率化も進めており、今後も持続的な収益力強化が期待されます。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 41円 | 1.50% | 32.9% |
| FY2025/3 | 64円 | 2.34% | 40.0% |
配当方針として配当性向40%程度を掲げており、業績向上に伴い株主への利益還元を強化しています。1株当たりの年間配当金は直近で64円へと増配しており、持続的かつ安定的な増配を目指す姿勢を明確にしました。今後も資本運営の規律を守りつつ、株主価値の向上に向けた還元を積極的に推進する方針です。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | -9844860 | 3986415 | 8307 | -5858445 |
| FY2025/3 | 6415 | -186948 | -861116 | -180533 |
銀行業特有の資金調達や運用活動により、営業キャッシュフローは一般事業会社とは異なる変動を見せることがあります。2025年3月期は、積極的な投資や株主還元を優先した結果、フリーキャッシュフローはマイナス水準となりました。これはグループ全体の持続的な成長に向けた再投資と、資本効率向上に向けた方針を反映したものです。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
三菱UFJ FGのTSRは、FY2021以降一貫してTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。特にFY2024には自社TSRが417.6%に達し、TOPIX(216.8%)を大きく引き離しました。これは、金利上昇による利ざや改善期待と、積極的な自社株買い・増配などの株主還元姿勢が資本市場から高く評価された結果と言えます。
もし昔100万円買ってたら?
長らく低金利環境下で株価が低迷していた時期もありましたが、日銀の政策転換を契機とした金利上昇期待により、直近数年間で株価は劇的に上昇しています。特に底値圏で投資していた場合、株価は8倍以上に成長しており、高い配当利回りと合わせて強力なリターンを生み出しています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 13000億円 | — | 14907億円 | +14.7% |
| FY2024 | 15000億円 | — | 18629億円 | +24.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 90000億円 | — | 118903億円 | +32.1% |
| FY2024 | 120000億円 | — | 136300億円 | +13.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2024年度からスタートした新中期経営計画では、ROE9%程度と営業純益2.1兆円以上を目標に掲げています。国内の金利上昇や海外事業の好調を背景に、FY2025の純利益は1.86兆円を見込むなど、利益目標に対して非常に強い進捗を見せており、株主還元(配当性向40%程度)も積極的に行われています。
社長はどんな報酬?
役員報酬総額は113,500万円(5名)で、業績目標の達成度に応じたBIP信託(株式報酬制度)が組み込まれています。グローバル経営を担うトップ層への報酬は高水準ですが、銀行業界全体で見るとガバナンスへの配慮から妥当な範囲内で運用されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 1041万円 | 3117人 | +2.5% |
| FY2024/3 | 1047万円 | 3321人 | +0.6% |
| FY2025/3 | 1093万円 | 3463人 | +4.4% |
平均年収1,093万円はメガバンク持株会社としてトップ水準。持株会社のため単体従業員は約3,500名。連結では約12万名超。三菱UFJ銀行単体の平均年収は約780万円。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は12.9%であり、多様性の確保に向けて段階的な数値目標を掲げています。55億円を超える監査報酬を支払い、大規模かつ厳格な監査体制を維持することで、巨大金融グループとしての内部統制を徹底しています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2024年度から3年間を対象とした新中期経営計画を策定し、ROE9%程度の達成を目標に掲げました。
総合金融アプリ「エムット」の発表やデジタル銀行の新設準備など、リテール領域のデジタル化を加速させました。
通期の純利益予想を上方修正し、最高益予想をさらに上積み、増配の決定により株主還元姿勢を強化しました。
株の売買状況と今後の予定
時価総額は国内トップの32兆円超に達し、PBRは銀行株としては異例の1.5倍超と高い評価を受けています。PERも同業他社平均を上回っており、市場からの強い成長期待とプレミアムが付与されている状態です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 2127958百万円 | 637177百万円 | 29.9% |
| FY2025/3 | 2669483百万円 | 806537百万円 | 30.2% |
法人税等の額は税引前利益の増大に伴い、2025年3月期には約8,065億円となりました。実効税率は約30%前後で推移しており、国内の法人税制に準じた適正な納税が行われています。今後も堅調な利益成長が続けば、これに応じた納税による社会貢献が継続される見通しです。
誰がこの会社の株を持ってる?
特定の大株主による支配がない典型的な分散型構成。外国人株主比率は約35%で、ADR経由の保有(Bank of NY Mellon)も含む。メガバンクとして安定した株主基盤を持つ。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示データでは、連結子会社334社を抱える巨大な金融コングロマリットとしての規模が示されています。事業リスクとして、国内外の経済動向や金利変動、サイバーセキュリティリスクなどが挙げられ、世界経済の影響を強く受けやすい事業構造です。
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三菱UFJ FG まとめ
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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU