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8136 プライム

サンリオ

Sanrio Company,Ltd.

5,552
+179円 (+3.33%)
3/5 時点

「ハローキティのライセンス管理から脱却し、複数キャラクター展開とグローバルIP戦略で1兆円企業へ変貌したエンタメテック企業」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

この会社ってなに?

サンリオは従来の自社店舗中心の物販事業から、複数キャラクターのグローバルIPライセンス事業へビジネスモデルを転換し、業績が急拡大しています。FY2025の売上高は1449.0億円(前期比44.9%増)、営業利益は518.06億円(同92.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。さらに、最大1000億円規模のM&A予算を掲げ、エイベックスとの東南アジアでの合弁会社設立やXR・メタバース技術への投資など、デジタル・グローバル展開を加速させています。

卸売業 プライム市場 時価総額 1.4兆円

サービスの実績は?

1000億円
M&A投資枠
2027年3月期までの期間
新規設定
36.7%
直近四半期売上成長率
2026年3月期3Q実績
+36.7% YoY
51.8%
直近四半期営業利益成長率
2026年3月期3Q実績
+51.8% YoY
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2025-03-05 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
4,500円
現在値
5,552円
高値
8,685円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 999.8億 / 利益 269.5億
FY2025/3 売上 1449.0億 / 利益 518.1億
FY2026/3 予 (予想) 売上 1622.0億 / 利益 600.0億
売上 営業利益 赤字

サンリオは、国内外でのキャラクターIP(知的財産)の多面的な活用が功を奏し、売上高が1,449億円と大幅に伸長するなど好調な業績を維持しています。営業利益も518億円と前年度から倍増に近い水準まで拡大しており、グローバルなライセンスビジネスが収益を大きく牽引しています。2026年3月期もさらなる増収・増益が見込まれており、強固なブランド力を背景にした成長軌道が鮮明です。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
38.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
20.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
35.8%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 27.1% 11.3% 27.0%
FY2025/3 38.8% 20.6% 35.8%

収益性指標は極めて高い水準にあり、特に売上高営業利益率は前期の27.0%から35.8%へと大幅に向上しました。徹底したIP戦略と高収益体質への転換が寄与し、ROE(自己資本利益率)も38.8%と資本効率が極めて良好です。資産をいかに効率的に利益へ結びつけるかを示すROAも20.6%を記録しており、現在のサンリオは極めて効率的かつ高収益な経営を実現しています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
0.95%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 66円 1.19% 90.3%
FY2025/3 53円 0.95% 30.0%

サンリオは株主還元を重視しており、安定した配当の維持と成長による株主価値の向上を基本方針としています。配当性向を30%程度に設定し、業績成長に合わせて持続的な増配を目指す姿勢です。また、人気の高いテーマパーク優待券などの株主優待制度も設けており、ファン層である個人投資家を意識した還元策が特徴です。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER(予想) 割高寄り
この会社
31.4倍
業界平均
14.9倍
PBR(実績) 割高寄り
この会社
12.31倍
業界平均
0.95〜1.65倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.17%
業界平均
2.12%
時価総額
この会社: 1.4兆円 業界平均: 平均約6753億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 52.9%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
1076.1億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+40816
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
+8283
投資CF / 百万円
借入・返済など
-16852
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+49099
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 22173 -3457 15704 18716
FY2025/3 40816 8283 -16852 49099

営業キャッシュフローは、IPビジネスの好調な収益を反映して408億円へと急拡大し、本業で稼ぐ力の強さが一段と明確になりました。投資キャッシュフローについては、資産売却等が影響しプラスに転じましたが、手元資金は十分に確保されています。創出した潤沢なフリー・キャッシュフロー(約491億円)を、配当や戦略的な投資に振り分けることで、更なる企業価値の向上を目指しています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを上回っています
自社TSR(最新)
1453.4%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

FY2021以降のTSRは一貫してTOPIXを凌駕しており、FY2025の自社TSRは1453.4%とTOPIX(213.4%)を圧倒的にアウトパフォームしています。これは、ハローキティへの依存から脱却し、クロミやシナモロールなど複数キャラクターのグローバルでの収益化に成功し、利益率が劇的に改善したことが資本市場で高く評価されたためです。

もし昔100万円買ってたら?

上場来安値時(2003年5月28日)に購入 +1156.1%
100万円 → 1256.1万円
+1156.1万円
買値 442円 → 現在 5,552円
コロナショック底値時(2020年3月頃)に購入 +282.9%
100万円 → 382.9万円
+282.9万円
買値 1,450円 → 現在 5,552円
1年前(2023年3月頃、分割考慮前ベース換算)に購入 +247.0%
100万円 → 347.0万円
+247.0万円
買値 1,600円 → 現在 5,552円

サンリオの株価は、2021年初めから業績回復とともに10倍以上の驚異的な上昇(テンバガー)を記録しています。構造改革によるライセンスビジネスへの転換と、グローバルでのIPヒットが市場から再評価された結果、長期保有の株主は莫大なキャピタルゲインを得ています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
期初予想を大幅に上回る上方修正を連発し、利益水準が完全に別次元へ移行
旧・中期経営計画
FY2022〜FY2024
営業利益: 目標 30億円 前倒し達成 (269.52億円)
100%
ROIC: 目標 5.0% 前倒し達成 (達成水準)
100%
海外売上比率: 目標 30% 前倒し達成 (30%超)
100%
新中期経営計画
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 1622億円 順調 (1449.0億円)
89.3%
営業利益: 目標 600億円 順調 (518.06億円)
86.3%
純利益: 目標 420億円 順調 (417.31億円)
99.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2023 45.0億円 129.0億円 132.0億円 +194.0%
FY2024 170.0億円 268.0億円 269.52億円 +58.5%
FY2025 300.0億円 410.0億円 518.06億円 +72.6%
FY2026(予) 600.0億円 上方修正あり 623.9億円(3Q累計) 進行中

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

サンリオは「複数キャラクター戦略」が奏功し、ライセンスビジネスの高収益化に成功しています。FY2024の営業利益は期初予想を大きく上回る269.52億円で着地し、続くFY2025も前期比92.2%増の518億円と驚異的なペースで上方修正・前倒し達成を繰り返しています。直近の中計では最大1000億円のM&A予算を掲げ、XR領域やグローバル展開への戦略投資フェーズに入っています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
辻朋邦
推定約16,760万円
約22.3倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約750万円
役員報酬と従業員年収の格差は、一般的な上場企業と比較して抑制されています。

代表取締役の報酬総額を役員数で割った推定額と、従業員平均年収を比較すると適正な範囲内でバランスが保たれていることが分かります。過度な報酬格差を避け、利益を成長投資と従業員への還元へバランスよく配分する姿勢が、現在の高い業績成長を支える要因の一つと考えられます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
942万円
従業員数
797人
平均年齢
41.7歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 750万円 621人 +4.2%
FY2023/3 770万円 630人 +2.7%
FY2024/3 877万円 692人 +13.9%
FY2025/3 942万円 797人 +7.4%

平均年収は4年間で約192万円上昇(+25.6%)と業績好調に伴い大幅な処遇改善を実施。特にFY2024に+107万円の大幅昇給。従業員数も4年間で+176名(+28%)と積極採用。平均年齢は44.7歳から41.7歳へ若返り、新規採用の活発化が見てとれます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 4名(30.7%) 男性 9名
31%
69%
監査報酬
6,400万円
連結子会社数
17社
設備投資額
44.1億円
平均勤続年数(従業員)
14年
臨時従業員数
2135人

サンリオは女性役員比率が30.7%と高く、多様性を重視したガバナンス体制を構築しています。監査報酬として6,400万円を拠出し、連結子会社17社を統括する管理体制を敷くことで、世界的なIP戦略を支える透明性と経営の規律が両立された企業規模を形成しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
68
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 5%
卸売業 850社中 42位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・上方修正 40%
M&A・事業提携 30%
株主還元・優待 15%
株価・市況 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年8月 業績上方修正

FY2025の上期経常を一転39%増益に上方修正し、成長期待が高まる。

2025年10月 M&A戦略

デジタル領域強化に向け1000億円規模のM&Aを検討中であることを公表。

2025年12月 事業提携

エイベックスとの東南アジア合弁会社の事業拡大など戦略的パートナーシップを推進。

2026年2月 増配決定

FY2026の経常利益を上方修正し、あわせて配当金の増額を決定。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残10,781,100株
売り残724,800株
倍率14.87倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年5月中旬予定
定時株主総会 2026年6月下旬予定

卸売業セクターに分類されていますが、実態は高収益なIPライセンス企業であるため、PER31.4倍、PBR12.31倍とセクター平均を大きく上回るプレミアム評価を受けています。成長期待が非常に高く、信用倍率も14.87倍と個人投資家からの強い買い意欲が見られます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 28265百万円 10681百万円 37.8%
FY2025/3 53453百万円 11722百万円 21.9%
FY2026/3 予 60000百万円 18000百万円 30.0%

2025年3月期の法人税等負担が117億円となり、実効税率が21.9%に低下しているのは、税効果会計等の影響による一時的な要因が含まれているためです。次年度以降は、通常の税率水準である30.0%程度に回帰する見通しを立てています。利益の拡大に伴い納税額も増加傾向にありますが、これは企業規模の拡大と高収益化を反映した健全な結果と言えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 42.5%
清川商事 11.1%
日本カストディ銀行(信託口) 8.3%
バンダイナムコホールディングス 5.2%
光南商事 4.7%
その他(機関投資家・個人) 28.2%

日本マスタートラスト信託銀行が42.5%と突出した筆頭株主。清川商事・光南商事は創業家(辻家)関連の資産管理会社で合計約16%を保有。バンダイナムコHD(5.2%)との資本関係もあり、IP事業での協業が期待されています。辻朋邦社長のもと、創業家の影響力を維持しつつ機関投資家中心の株主構成に移行しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

41,900万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報によると、売上高は前年比で大幅な伸長を見せており、主に海外でのキャラクター需要が収益を牽引しています。主なリスク要因として、競合するキャラクターコンテンツとの激しい市場競争に加え、グローバル展開に伴う地政学リスクや為替変動による収益への影響を挙げています。

最新ニュース

リスク要因

  • [object Object]

ニュース一覧

ポジティブ
中立
サンリオが譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分を実施
8/09 · 適時開示

関連リンク

サンリオ まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「ハローキティのライセンス管理から脱却し、複数キャラクター展開とグローバルIP戦略で1兆円企業へ変貌したエンタメテック企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU