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8001 プライム

伊藤忠商事

ITOCHU Corporation

2,108.5
+42円 (+2.03%)
3/5 時点

「非資源分野を軸に高効率経営を貫き、高ROEと安定成長を両立する総合商社の優等生」

ひとめ診断

業績
普通
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

この会社ってなに?

伊藤忠商事は、繊維や食料、住生活など非資源分野に強みを持つ大手総合商社です。近年はファミリーマートの完全子会社化やデジタル化の推進、セブン銀行との資本業務提携など、消費者接点を活かしたビジネスモデルの進化に注力しています。資本コストを強く意識した経営によりROEは大手商社トップクラスの15%超を維持し、総還元性向50%を目途とする積極的な株主還元姿勢も投資家から高く評価されています。

卸売業 プライム市場 時価総額 16兆9,583億

サービスの実績は?

16,400
国内ファミリーマート店舗数
全国展開規模
安定維持
16.35%
セブン銀行 議決権保有比率
第三者割当引受後
新規取得
8,000億円
基礎収益力(当期純利益ベース)
2024年度見通し
+堅調
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
1,174.6円
現在値
2,108.5円
高値
2,286.5円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 140299.1億 / 利益 7029.0億
FY2025/3 売上 147242.3億 / 利益 6839.1億
売上 営業利益 赤字

伊藤忠商事は、非資源分野を中心とした強固な収益基盤により、連結純利益で7,000億円を超える安定した収益力を維持しています。生成AIやリユース事業など成長領域への戦略的な投資が功を奏し、市場環境の変化に左右されにくいバランスの取れた事業ポートフォリオを構築しています。今後も経営計画に基づき、各セグメントでの効率性を高めることで持続的な利益成長を目指す方針です。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
14.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
5.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.6%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 13.4% 5.5% 5.0%
FY2025/3 14.0% 5.8% 4.6%

同社は総合商社の中でもトップクラスのROE(自己資本利益率)約15-16%を継続的に実現しており、資本効率を極めて重視した経営を行っています。これは「少ない自己資本で大きな利益を生む」という同社特有の経営スタイルが定着している証左です。投資家からの期待に応える高効率な事業運営が、業界他社と比較しても高い収益性を支える原動力となっています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.90%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 32円 1.52% 28.9%
FY2025/3 40円 1.90% 32.5%

株主還元を経営の最重要課題の一つと位置づけ、連結純利益に応じた累進的な配当や機動的な自己株式取得を継続的に実施しています。2025年度からは1株当たり210円の配当を目標に掲げ、業績の成長に合わせた積極的な利益還元姿勢を明確にしています。株主にとって魅力的な配当方針を維持することで、長期保有を促す株主還元を重視した経営を展開しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
17.4倍
業界平均
14.5倍
PBR 割高寄り
この会社
2.1倍
業界平均
1.3倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.96%
業界平均
3.1%
時価総額 割高寄り
この会社
16兆9,821億円
業界平均
3兆5,000億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 38.0%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
62907.1億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+997278
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-516267
投資CF / 百万円
借入・返済など
-524998
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+481011
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 978108 -205994 -801174 772114
FY2025/3 997278 -516267 -524998 481011

営業キャッシュ・フローによって得られた潤沢な資金を、成長投資および株主還元に最適配分する循環を確立しています。特に投資キャッシュ・フローでは将来の成長を見据えたM&Aや戦略的提携に積極的に資金を投じています。財務・投資活動のバランスを保つことで、長期的な企業価値の向上を支える堅実なキャッシュマネジメントを実現しています。

もし昔100万円買ってたら?

10年前(2016年3月)に購入 +653.0%
100万円 → 753.0万円
+653.0万円
買値 280円 → 現在 2,108.5円
52週安値(2025年4月)で購入 +79.5%
100万円 → 179.5万円
+79.5万円
買値 1,174.6円 → 現在 2,108.5円
1年前(2025年3月)に購入 +56.2%
100万円 → 156.2万円
+56.2万円
買値 1,350円 → 現在 2,108.5円

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイによる日本の商社株買い増しや、高ROE経営・積極的な株主還元が評価され、株価は長期にわたり右肩上がりを形成しています。株式分割を考慮した調整後株価で見ると、過去10年間で投資額は約7.5倍に膨らんでおり、キャピタルゲインとインカムゲインの両面で極めて優秀なパフォーマンスを示しています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
従来の中計を廃止し単年度計画へ移行したが、常に期初予想を超過達成する抜群のコミットメント力
2024年度経営計画
FY2024〜FY2025
基礎収益(当期純利益): 目標 8000億円 順調 (7052億円(3Q累計))
88.1%
ROE(自己資本利益率): 目標 16% 順調 (15%超ペース)
95%
総還元性向: 目標 50% 順調 (50%目途で推移)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

当期純利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2023年度 7800億円 8000億円 8005億円 +2.6%
2022年度 7000億円 8000億円 8005億円 +14.3%
2021年度 5500億円 8200億円 8202億円 +49.1%
2020年度 4000億円 4000億円 4014億円 +0.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

伊藤忠商事は従来の複数年の中期経営計画を廃止し、「経営方針 The Brand-new Deal」に基づく単年度計画での確実な目標達成にシフトしています。非資源分野の安定した稼ぐ力を背景に、基礎収益8,000億円超、ROE15%超という極めて高い水準の目標を継続的にクリアしており、業績予想の精度と達成意欲の高さは市場から絶大な信頼を得ています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長COO
石井 敬太
推定約4.0億円
約24.2倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約1,650万円
業績に連動した高い報酬水準ですが、成果主義が浸透しています。

役員報酬の多くは業績連動型賞与や株式報酬で構成されており、企業価値向上へのインセンティブが強く設計されています。従業員の平均年収も業界内で際立って高く、持続的な高ROE経営の成果が役員・従業員双方へ適切に還元される仕組みが整っています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1804万円
従業員数
4114人
平均年齢
42.2歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 1579万円 4170人 +5.8%
FY2023/3 1730万円 4112人 +9.6%
FY2024/3 1753万円 4098人 +1.3%
FY2025/3 1804万円 4114人 +2.9%

平均年収は4年間で約225万円上昇し、FY2025/3には1,804万円に到達。5大商社の中でも高水準を維持しています。従業員数は約4,100人と少数精鋭の経営スタイルで、一人あたりの稼ぐ力が際立っています。平均年齢42歳台で安定推移。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
145
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞, Bloomberg
業界内ランキング
上位 1%
卸売業 300社中 1位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・財務 40%
M&A・提携 30%
経営戦略 20%
市場環境 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年9月 資本提携

セブン銀行との資本業務提携を発表し、株式の16.35%を取得してリテール事業との連携を強化した。

2025年12月 新サービス

True Data社のID-POSデータを活用した新サービス「FOODATA ID-POS」の提供を開始。

2026年2月 3Q好調

第3四半期累計の連結最終利益が前年同期比4.3%増の7052億円に達し、堅調な収益力を証明した。

2026年2月 TOB実施

サンフロンティア不動産との資本業務提携およびTOBの実施を決定し、事業領域の拡大を図った。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残5,276,000株
売り残822,500株
倍率6.41倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2025年3月期 本決算発表 2026年5月上旬
定時株主総会 2026年6月下旬

伊藤忠商事のPERやPBRは、同業他社(三菱商事や三井物産など)と比較してプレミアムが付与された水準で取引されています。これは、市況変動の影響を受けにくい非資源ビジネスの割合が高く、利益のボラティリティが低いことや、業界トップクラスのROE(資本効率)が市場から高く評価されているためです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率

グローバルに展開する事業特性上、各国における税務コンプライアンスを遵守し、適正な税負担を行っています。連結ベースでの税引前利益に対し、各国税率や繰延税金資産の影響を反映した法人税等が計上されています。経営状況の変動に応じて納税額は推移しますが、税務戦略は財務全体の健全性と整合性を保つよう適切に管理されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 16.24%
日本カストディ銀行(信託口) 5.12%
STATE STREET BANK(各口座計) 3.85%
伊藤忠商事従業員持株会 2.1%
その他(機関投資家・個人) 72.69%

信託銀行・海外機関投資家が中心の安定した株主構成。バークシャー・ハサウェイ(バフェット)も2020年から継続保有しており、5大商社銘柄の一角として世界的な注目を集めています。従業員持株会が上位に入っているのも、経営への信頼感の現れです。

会社の公式開示情報

伊藤忠商事は、繊維・機械・金属・エネルギー・化学品・食料・住生活・情報・金融の9つのセグメントを展開する多角的なビジネスモデルが特徴です。EDINET等での開示情報を見ると、特定の資源価格変動に依存しすぎない「非資源分野」の安定的な収益基盤がリスクヘッジとして機能しており、強固なキャッシュ・フロー創出力が同社の財務健全性を支える根源となっています。

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米シリコンバレーに新会社設立、生成AI投資を強化
6/25 · 日本経済新聞

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伊藤忠商事 まとめ

業績
普通
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「非資源分野を軸に高効率経営を貫き、高ROEと安定成長を両立する総合商社の優等生」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU