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7751 プライム

キヤノン

CANON INC.

4,541
+46円 (+1.02%)
3/5 時点

「カメラとOA機器の巨人が、メディカルとITソリューションで次なる成長フェーズへ移行」

ひとめ診断

業績
普通
配当
高め
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

キヤノンは祖業のカメラやプリンター事業の収益基盤を維持しつつ、メディカル事業やITソリューション領域への事業構造転換を進めています。直近の決算では売上高約4兆7,356億円、営業利益4,554億円と大幅な増益を達成しました。2030年に向けた新中期経営計画では売上高5兆6,000億円、営業利益率15%という高い目標を掲げ、株主還元にも積極的な姿勢を示しています。

電気機器 プライム市場 時価総額 6兆2,180億

サービスの実績は?

160
1株当たり年間配当金
2025年12月期会社予想
+3.2% YoY
3,000億円
ITS事業売上高目標
2025年目標値
成長領域
4,554億円
営業利益実績
直近決算実績
+62.8% YoY
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2025-03-05 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
3,893円
現在値
4,541円
高値
5,179円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2023/12 売上 41809.7億 / 利益 3753.7億
FY2024/12 売上 45098.2億 / 利益 2797.5億
FY2025/12 予 (予想) 売上 47360.0億 / 利益 5190.0億
売上 営業利益 赤字

キヤノンは、カメラなどのイメージング事業が堅調に推移し、連結売上高は約4.6兆円と安定した収益基盤を維持しています。また、半導体露光装置や医療機器といった成長領域への投資が奏功し、営業利益は約4,554億円を確保するなど着実な利益成長を実現しました。今後は2030年に向けた新中期経営計画のもと、さらなる収益性の向上と事業構造の変革を目指しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
4.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
2.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
6.2%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2023/12 7.3% 4.9% 9.0%
FY2024/12 4.4% 2.8% 6.2%

キヤノンは、製品の付加価値向上と徹底したコスト削減により、営業利益率の改善を継続させています。ROE(自己資本利益率)は資本効率を意識した経営の結果として高い水準を維持しており、グローバル優良企業グループ構想のもとで持続的な成長性を追求しています。効率的な資本配分と高収益事業への集中投資が、高い収益性を支える主要因となっています。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
配当利回り
3.24%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2023/12 140円 2.93% 53.0%
FY2024/12 155円 3.24% 93.6%

キヤノンは、安定的な配当継続と増配を重視する方針を掲げており、業績成長に合わせて株主への還元を強化しています。配当性向は連結業績を勘案しながら、長期的な株主利益の最大化を念頭に決定されており、高い配当利回りと積極的な自社株買いが投資家から評価されています。資本効率を意識した還元姿勢は、今後の中期経営計画においても継続される見込みです。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
12.0倍
業界平均
27.4倍
PBR 割安寄り
この会社
1.75倍
業界平均
1.8倍
配当利回り 多め
この会社
3.52%
業界平均
1.5%
時価総額
この会社: 約6.0兆円 業界平均: 業界トップクラス

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 58.6%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
36450.5億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+606831
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-297322
投資CF / 百万円
借入・返済など
-225996
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+309509
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2023/12 451190 -275372 -156729 175818
FY2024/12 606831 -297322 -225996 309509

営業活動によるキャッシュフローは、コア事業であるオフィス機器やイメージング製品の販売が好調で、年間を通じて安定したキャッシュの創出を実現しています。投資活動においては、次世代技術開発や医療機器分野の拡大に向けた戦略的支出を継続しており、将来の成長に向けた積極的な投資姿勢が鮮明です。安定したキャッシュ創出力を背景に、株主還元と成長投資を両立させる盤石な財務サイクルを構築しています。

もし昔100万円買ってたら?

上場来安値(1949年頃)に購入 +8982.0%
100万円 → 9082.0万円
+8982.0万円
買値 50円 → 現在 4,541円
52週安値で購入 +16.6%
100万円 → 116.6万円
+16.6万円
買値 3,893円 → 現在 4,541円
1年前に購入(推定) +13.5%
100万円 → 113.5万円
+13.5万円
買値 4,000円 → 現在 4,541円

キヤノンは長年にわたり安定した配当と堅実な業績を維持してきました。直近の決算での大幅な増益と増配発表を受け、株価は52週高値圏(5,179円)に接近する場面もありました。中長期的な保有においては、安定した配当利回り(約3.5%)がトータルリターンの底上げに寄与しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
主力のイメージングセグメントが牽引し、利益計画を大幅に超過達成。
フェーズVII(新中期経営計画)
FY2026〜FY2030
売上高: 目標 56000億円 順調 (46160億円(2025年計画ベース))
82.4%
営業利益率: 目標 15.0% やや遅れ (9.8%(2025年計画ベース))
65.3%
旧長期経営構想
FY2021〜FY2025
売上高: 目標 46000億円 達成 (47356億円)
102.9%
営業利益: 目標 4600億円 順調 (4554億円)
99%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 4兆3500億円 4兆6000億円 4兆7356億円 +8.8%
FY2023 4兆2870億円 4兆2000億円 4兆1810億円 -2.5%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 3300億円 4600億円 4554億円 +38.0%
FY2023 3600億円 3500億円 3450億円 -4.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

キヤノンは既存事業の堅調な推移に加え、東芝メディカルシステムズの買収によるメディカル事業の強化や、ITS事業の拡大により事業構造の転換を図っています。2030年に向けた新中計では、営業利益率15%の達成という高い収益性の実現を目標に掲げており、成長投資と株主還元の両立が期待されます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役会長兼社長 CEO
御手洗 冨士夫
推定約2.5億円
約29.4倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約850万円
グローバル企業としての水準ですが、長期経営の責任を反映した構成です。

長年経営を牽引する代表者の報酬は、長期的な企業価値向上を重視した業績連動型の設計です。従業員平均年収と比較すると倍率は高めですが、世界規模で事業を展開する大企業としては、経営責任と戦略実行の難易度を考慮した妥当な水準と言えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
866万円
従業員数
23400人
平均年齢
44.2歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/12 807万円 24717人 +6.3%
FY2023/12 832万円 23931人 +3.1%
FY2024/12 865万円 23457人 +4.0%
FY2025/12 866万円 23400人 +0.1%

平均年収は4年間で約59万円上昇し、866万円に到達。国内電機メーカーの中では高水準。単体従業員数は約1,300名減少していますが、これはセル生産方式の高度化・自動化投資によるもの。御手洗経営のもと、生産性向上と報酬改善を両立しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
84
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, MONOist, M&Aニュース ほか
業界内ランキング
上位 5%
電気機器業界 250社中 12位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・IR 45%
成長戦略・中計 30%
医療・新事業 15%
株価・市況 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2026年1月 中計発表

2030年12月期に売上高営業利益率15%を目指す新たな長期経営構想を発表。

2025年12月 事業構造改革

メディカル事業の体制強化を目的とした吸収分割を実施し、高収益化への転換を図る。

2025年10月 業績修正

通期の税引き前利益予想を3%下方修正し、市場の注目を集めた。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,354,100株
売り残111,400株
倍率21.13倍
2025年2月末時点時点
今後の予定
第1四半期決算発表 2026年4月下旬
定時株主総会 2026年3月下旬

電気機器セクターの平均PERが約27倍であるのに対し、キヤノンのPERは12.0倍と割安感があります。また、配当利回りが3.5%超と業界平均を大きく上回っており、インカムゲインを狙う投資家にとって魅力的な水準にあります。信用倍率は21倍台と買い長ですが、大型株のため需給の悪化懸念は限定的です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率

法人税等の支払いは、連結の税引前利益規模に対応した適正な水準で推移しており、グローバルな事業展開に伴う各地域の税務コンプライアンスを遵守しています。税引前利益の変動に応じて法人税額も連動する構造となっており、実効税率も概ね安定的に推移しています。将来の業績見通しに基づく税務計画を策定し、持続可能な企業価値向上と適切な納税義務の遂行を両立させています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 18.59%
日本カストディ銀行(信託口) 6.85%
みずほ銀行 2.5%
ステートストリートバンク(505234) 2.37%
その他(機関投資家・個人) 69.69%

特定の支配株主が存在しない完全独立型の経営体制。金融機関が上位を占め、外国人持株比率は約30%。みずほ銀行が2.5%保有する伝統的な銀行取引関係が見られますが、経営への影響力は限定的。御手洗冨士夫会長兼社長CEOによるオーナー型リーダーシップが特徴です。

会社の公式開示情報

EDINET開示データからは、イメージング、プリンティング、メディカル、インダストリアルと多岐にわたる事業ポートフォリオが確認できます。地政学リスクや為替変動の影響を受けやすいグローバル企業である一方、成長戦略である「フェーズVII」において、生産性革新と新規領域での収益拡大を最優先課題として掲げています。

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キヤノン まとめ

業績
普通
配当
高め
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「カメラとOA機器の巨人が、メディカルとITソリューションで次なる成長フェーズへ移行」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU