HOYA
HOYA CORPORATION
「情報通信とライフケアの二刀流で世界をリードする高収益ポートフォリオ経営」
ひとめ診断
この会社ってなに?
HOYAは、半導体向けマスクブランクスやHDD用ガラス基板などの情報通信事業と、メガネレンズやコンタクトレンズなどのライフケア事業を展開しています。FY2025の売上高は8660.3億円、純利益は2021.01億円と好調に推移しています。潤沢なキャッシュフローを背景に積極的な自社株買いを実施しており、株主還元への姿勢も市場から高く評価されています。
サービスの実績は?
株価チャート
14,345円
29,590円
儲かってるの?
HOYAの業績は、半導体関連やライフケア事業の堅調な推移により売上高と当期純利益ともに成長基調を維持しています。FY2025/3には売上高が約8,660億円に達し、FY2026/3予想においてもさらなる増収が見込まれるなど、強固な事業ポートフォリオが寄与しています。継続的な需要を取り込むことで、6期連続の最高益更新を目指すなど、精密機器メーカーとして非常に高い安定性を誇ります。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 18.8% | 15.1% | - |
| FY2025/3 | 20.8% | 16.4% | - |
HOYAは高度な光学技術を基盤とした高付加価値製品を多角的に展開しており、業界トップクラスの圧倒的な収益性を実現しています。ニッチな市場で高いシェアを誇る製品群により、価格競争に巻き込まれにくい強固なビジネスモデルを構築しています。効率的なポートフォリオ経営を徹底することで、安定した利益成長と高い資本効率を継続的に生み出しています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 110円 | 0.39% | 21.3% |
| FY2025/3 | 160円 | 0.57% | 27.5% |
HOYAは株主還元を重要な経営課題と位置づけ、配当金の継続的な増額と柔軟な自己株式取得を通じて株主価値の向上に努めています。業績の拡大に併せて1株あたりの配当額を順次引き上げており、長期的な成長果実を株主へ還元する姿勢が明確です。優待制度は導入していませんが、中長期的な資本効率の最大化を重視した配当方針を貫いています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 222802 | -35808 | -110892 | 186994 |
| FY2025/3 | 235113 | -33192 | -190352 | 201921 |
事業活動から得られる営業キャッシュフローが潤沢で、年間2,000億円を超える強力なフリーキャッシュフロー創出力を有しています。この資金を成長投資に充てる一方で、財務キャッシュフローにおける大規模な配当や自己株式取得を通じて積極的な株主還元を実行しています。極めて効率的な資本配分を行っており、キャッシュリッチな財務体制を維持しつつ企業価値を最大化しています。
もし昔100万円買ってたら?
長期的な視点で非常に高いリターンを記録しています。事業の多角化と高い利益率が評価され、株価は右肩上がりを形成しています。特に自社株買いの発表などが株価の強力な下支えとなり、中長期投資家にとって非常に魅力的なパフォーマンスを示しています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 7400億円 | 7500億円 | 7626.1億円 | +3.0% |
| FY2025 | 8500億円 | 8600億円 | 8660.3億円 | +1.8% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 1750億円 | 1800億円 | 1813.77億円 | +3.6% |
| FY2025 | 1900億円 | 2000億円 | 2021.01億円 | +6.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
HOYAはニッチトップ戦略と事業ポートフォリオ経営により、安定した成長を実現しています。情報通信分野の半導体関連が牽引しつつ、ライフケア分野が安定したキャッシュを創出することで、FY2026には売上高9400億円、純利益2540億円と過去最高益の更新を見込んでいます。
社長はどんな報酬?
代表の報酬は業績連動指標が組み込まれており、株主利益と連動した適切な報酬設計がなされています。従業員平均年収との倍率は業界平均に収まっており、極端な報酬格差が生じないバランスの取れたガバナンスが構築されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 798万円 | 3006人 | +2.7% |
| FY2023/3 | 741万円 | 3021人 | -7.1% |
| FY2024/3 | 821万円 | 3042人 | +10.8% |
| FY2025/3 | 923万円 | 3149人 | +12.4% |
FY2025/3の平均年収は923万円で、前年から102万円の大幅増加。FY2023/3に一時的に減少しましたが、その後は急回復。単体従業員数は約3,000名と精鋭型組織で、連結36,000名のグループを少数精鋭の本社で統括するホールディングス型経営が特徴です。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
26年3月期の通期最終利益が2540億円と過去最高益の見通しを発表。
国内内視鏡事業を分社化し、新会社「PENTAX Medical合同会社」を設立。
2025年3月期第2四半期決算を発表し、安定した成長持続を報告。
株の売買状況と今後の予定
HOYAのPERやPBRは業界平均を大きく上回っており、市場からの高い成長期待とプレミアム評価を反映しています。信用倍率は1.58倍と需給面でも比較的健全であり、株価の上昇トレンドを支える要因となっています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 254800百万円 | 73423百万円 | 28.8% |
| FY2025/3 | 272450百万円 | 70349百万円 | 25.8% |
HOYAはグローバルに事業を展開しているため、各国の税制や適用される税率に応じて法人税等を納付しています。税引前利益が2,500億円を超える水準で推移する中、実効税率は概ね25%から30%程度の範囲で安定的に推移しています。適切なタックスプランニングに基づき、法令を遵守した上で納税義務を果たしています。
誰がこの会社の株を持ってる?
特定の事業会社による大株主が存在せず、完全な独立系の機関投資家銘柄です。外国人持株比率は約50%と非常に高く、グローバル投資家からの評価が高いことを示しています。経営の独立性が保たれており、ガバナンスの観点でも優れた株主構成です。
会社の公式開示情報
HOYAは、ライフケア事業(眼鏡レンズ・コンタクトレンズ等)と情報通信事業(半導体関連・ガラス基板等)という景気感応度の異なる2つの柱を持つことで、事業リスクを分散するポートフォリオ経営を推進しています。継続的な最高益更新と潤沢なキャッシュフローを強みとしており、強固な財務体制を開示情報から読み取ることができます。
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HOYA まとめ
「情報通信とライフケアの二刀流で世界をリードする高収益ポートフォリオ経営」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU