OSHIKABU
初心者向けかんたん分析
この会社を知る
基本情報をざっくりチェック
7267 プライム

本田技研工業

HONDA MOTOR CO.,LTD.

1,431.5
-19円 (-1.31%)
3/5 時点

「二輪の高収益を支えに四輪の苦境を凌ぎ、次世代EVへの大転換を急ぐ巨大モビリティメーカー」

ひとめ診断

業績
普通
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
普通

この会社ってなに?

本田技研工業は、二輪車事業での圧倒的なシェアと安定収益を基盤に、四輪車事業におけるEVシフトという大きな変革の只中にあります。直近の四半期決算では、四輪事業の販売不振やEV戦略の見直し等により営業利益が前年同期比で大幅な減益となりました。時価総額は約6.5兆円、PBRは0.5倍前後と解散価値を大きく下回る水準で推移しており、ソニーとの提携など新価値創出を通じた収益性の抜本的な改善が急務となっています。

輸送用機器 プライム市場 時価総額 7.0兆

サービスの実績は?

400万台
電動二輪車 年間販売台数
2030年目標
目標引き上げ
200万台
四輪EV 年間生産台数
2030年目標
戦略的投資加速
26.17%
自己株保有比率
2025年9月30日現在
株主還元強化
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
1,156円
現在値
1,431.5円
高値
1,730円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 204288.0億 / 利益 13819.8億
FY2025/3 売上 216887.7億 / 利益 12134.9億
FY2026/3 予 (予想) 売上 203000.0億 / 利益 5000.0億
売上 営業利益 赤字

本田技研工業の業績は、四輪車販売の苦戦やEV投資の先行などによるコスト負担の増大により、厳しい局面を迎えています。売上高は依然として高い水準を維持していますが、グローバル市場での競争激化や為替影響が利益面を圧迫する要因となりました。今後は、電動化戦略の進展と二輪事業の安定した収益貢献が、成長性を回復させるための鍵となります。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
6.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
2.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.6%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 8.5% 3.7% 6.8%
FY2025/3 6.6% 2.7% 5.6%

収益性については、自動車セクター特有の激しい競争環境下で利益率の維持に注力しています。研究開発費や設備投資などの先行コストが利益を押し下げていますが、二輪車事業の高い収益力がグループ全体を補完する構造となっています。今後、EVの量産効果やコスト削減策の徹底により、ROE等の資本効率を改善できるかが市場から注目されています。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
配当利回り
4.25%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2025/3 68円 4.25% 38.0%

配当方針において、ホンダは連結業績に連動した安定的な還元と、累進配当の姿勢を重視しています。フリーキャッシュフローの最大化と、それを原資とした株主への利益還元を経営の重要課題と位置付けています。長期保有の株主を優遇しつつ、持続的な成長と株主価値の向上をバランスよく推進する戦略をとっています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER(予想) 割安寄り
この会社
6.1倍
業界平均
約9〜12倍
PBR(実績) 割安寄り
この会社
0.45倍
業界平均
約0.8倍
配当利回り 多め
この会社
4.83%
業界平均
約2.5〜3.5%
時価総額
この会社: 約6.5兆円 業界平均: 業界第2位(首位はトヨタ)

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 40.1%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
126278.2億円

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+292152
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-941966
投資CF / 百万円
借入・返済など
+280477
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
-649814
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 747278 -867267 918646 -119989
FY2025/3 292152 -941966 280477 -649814

営業キャッシュフローは本業の自動車販売により潤沢に創出されていますが、次世代技術への大型投資がキャッシュアウトの主要因となっています。投資活動によるキャッシュフローは、将来の成長を見据えた電動化設備や研究開発への資金投下を積極的に進めていることを示しています。株主還元と成長投資のバランスを取りながら、強固なフリーキャッシュフローの確保を目指す方針です。

もし昔100万円買ってたら?

2000年代の安値圏で購入 +78.9%
100万円 → 178.9万円
+78.9万円
買値 800円 → 現在 1,431.5円
52週安値(2024年半ば)で購入 +23.8%
100万円 → 123.8万円
+23.8万円
買値 1,156円 → 現在 1,431.5円
52週高値(直近)で購入 -17.3%
100万円 → 82.7万円
-17.3万円
買値 1,730円 → 現在 1,431.5円

過去の株価推移を見ると、二輪事業の安定成長や円安メリットを享受した時期には株価が堅調に推移しましたが、直近では四輪事業の苦戦やEV市場の減速懸念から高値から調整しています。PBR0.5倍前後という極めて割安な水準に放置されており、資本効率の改善と事業構造の転換が再評価の鍵となります。

会社の計画は順調?

C
総合評価
二輪の好調さはあるが、四輪の不振とEV事業の立ち上げに課題を残す
2030年ビジョン(電動化目標)
〜2030年
EVおよび燃料電池車の販売比率: 目標 40% 大幅遅れ
15%
電動二輪車 グローバル年間販売台数: 目標 400万台 大幅遅れ
20%
四輪EV 年間生産台数: 目標 200万台 大幅遅れ
10%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2025年3月期 3Q累計 未開示 下方修正 5,915億円 大幅減益
2024年3月期 通期 1兆円 1.2兆円 1.2兆円 +20.0%
売上収益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 通期 19兆円 20兆円 21.6兆円 +11.5%
2023年3月期 通期 16.2兆円 17.2兆円 16.9兆円 +4.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ホンダは「2030年までにEVおよびFCVの販売比率を40%に高める」という高い目標を掲げていますが、足元ではグローバルなEV市場の環境変化や四輪事業での販売減に直面しています。直近の決算では四輪事業の損失が響き営業利益が大幅減益となっており、目標達成に向けては次世代EVの市場投入と電動化事業の自立的な収益化が急務です。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

取締役 代表執行役社長 最高経営責任者
三部 敏宏
推定1億5,000万円前後
約5.6倍
社長/社員
業界平均: 15〜20倍
従業員平均
約900万円
業績と連動した標準的な役員報酬水準です。

ホンダの役員報酬はグローバルな報酬水準を参考に設計されており、業績連動型の報酬比率を高めることで経営陣の責任と成果を重視する仕組みです。従業員平均年収との比較では、日本の大手製造業における標準的な乖離幅に収まっており、極端な高額報酬にはなっていません。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
895万円
従業員数
32088人
平均年齢
44.5歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 798万円 34067人 +2.5%
FY2023/3 778万円 33065人 -2.5%
FY2024/3 831万円 32443人 +6.8%
FY2025/3 895万円 32088人 +7.7%

平均年収895万円は自動車業界でトップクラスの水準。FY2023/3の一時的な減少後、2年連続で大幅に上昇(+117万円)。従業員数は約3.2万名(単体)で緩やかに減少しており、生産性向上と待遇改善を両立。連結では約19.4万名を擁するグローバル企業。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立」
報道件数(30日)
4820
前月比 +4.2%
メディア数
124
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊自動車新聞, 日経ビジネス
業界内ランキング
上位 5%
輸送用機器セクター 450社中 4位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・財務情報 40%
EV戦略・電動化 30%
提携・新事業 20%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年2月 業績改善

第3四半期決算にて最終利益23%増益を達成し、市場の懸念を払拭する好結果となった。

2024年11月 下方修正

EV市場環境の変化と四輪事業の苦戦を背景に、今期最終利益見通しを5%下方修正した。

2022年6月 合弁設立

ソニーグループとの合弁会社設立を正式発表し、次世代EVモビリティ事業へ本格参入した。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残7,536,100株
売り残1,090,500株
倍率6.91倍
直近データ時点
今後の予定
2025年3月期 本決算発表 2025年5月中旬
株主総会 2025年6月下旬

同業他社と比較して、PBR0.45倍、予想PER約6倍という極めて低いバリュエーションに甘んじています。一方で配当利回りは5%に迫る水準であり、自己株式の取得を含めた積極的な株主還元姿勢が下値を支える要因となっています。信用倍率は約6.9倍と買い長の状態であり、上値がやや重い需給環境が窺えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率

法人税等の支払いは、連結納税制度や海外拠点での事業展開による税制の影響を反映しています。業績の変動に伴い納税額も変動しますが、国際的な税務コンプライアンスを遵守しつつ、適正な租税負担を行っています。赤字局面や特別損失が生じる期においては、税引前利益に対して実効税率が変動する場合があります。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 19.8%
日本カストディ銀行(信託) 7.5%
モックスレイ・アンド・カンパニー LLC 5.1%
明治安田生命保険 3.55%
その他(機関投資家・海外投資家) 64.05%

信託銀行経由の機関投資家が中心の分散型株主構成。創業者一族の直接保有はなく、純粋な機関投資家銘柄。外国人持株比率は約45%と高水準で、グローバル投資家の注目度が高い。PBR 0.5倍割れを受け、1.1兆円の自社株買いで株主還元を強化中。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、売上高の大部分を占める四輪事業に加え、世界トップシェアを誇る二輪事業が収益の柱となっています。EV(電気自動車)市場の激しい変化に伴う巨額の先行投資と開発費の増加が利益率を圧迫するリスク要因として明示されています。

最新ニュース

ニュース一覧

関連リンク

本田技研工業 まとめ

業績
普通
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
普通

「二輪の高収益を支えに四輪の苦境を凌ぎ、次世代EVへの大転換を急ぐ巨大モビリティメーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU