サイバー・バズ
CyberBuzz, Inc.
「SNSマーケティングの老舗が、TikTok等の新たなプラットフォームとアフィリエイトで再成長を狙う状態」
ひとめ診断
この会社ってなに?
サイバー・バズはSNSマーケティング支援を主力とし、化粧品・トイレタリー領域に強みを持つ企業です。FY2024は大規模な赤字(営業利益-17.19億円)を計上しましたが、直近のFY2025では営業利益3.49億円へと黒字転換を果たしています。今後は「WESELL」などの新規アフィリエイト事業やTikTok Shop関連の販促支援など、新たなプロダクト群での収益基盤拡大に注力しており、投資家からはその進捗と利益率の改善が注目されています。
サービスの実績は?
株価チャート
576円
1,074円
儲かってるの?
当社の業績は、FY2024/9に約17.2億円の営業赤字を計上しましたが、FY2025/9には黒字化を達成し、約3.5億円の営業利益を確保しました。SNSマーケティング事業を中心とした収益改善が奏功し、V字回復を実現した形です。次期FY2026/9においても、売上高は前年比8.0%増の約77億円と更なる成長を見込んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/9 | - | - | -23.0% |
| FY2025/9 | 51.2% | 12.4% | 4.9% |
収益性はFY2024/9の赤字局面から大幅に改善しており、FY2025/9には営業利益率4.9%、ROE(自己資本利益率)51.2%という極めて高い水準を記録しました。これは効率的な経営体制への転換と、選択と集中による利益率重視の戦略が成果を上げていることを示しています。今後も適切なコスト管理を通じて、安定した利益創出を目指す見通しです。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/9 | 0円 | 0.00% | 0.0% |
| FY2025/9 | 0円 | 0.00% | 0.0% |
当社は現在、事業成長を最優先させるため無配を継続しており、内部留保の充実と成長投資に注力する方針です。配当による直接的な還元は行っていませんが、株主優待としてPayPayポイントを提供することで株主への還元を図っています。将来的な収益の安定とさらなる成長の達成後に、改めて配当政策の検討が進められる見通しです。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/9 | -933 | -652 | 748 | -1585 |
| FY2025/9 | 272 | 433 | 42 | 705 |
FY2024/9は営業赤字により約15.9億円のフリーキャッシュフローのマイナスを記録しましたが、FY2025/9には営業CFの黒字転換により約7.1億円のプラスへ劇的に改善しました。本業からのキャッシュ創出能力が回復したことで、財務的な安全性は大きく高まっています。今後はこの安定したキャッシュフローを元手に、インフルエンサーマーケティング事業の成長投資を加速させる方針です。
もし昔100万円買ってたら?
IPO時の初値(4,000円)から比較すると、長期的な株価パフォーマンスは大幅なマイナス(-80.3%)となっています。特にFY2024の業績悪化時に株価は大きく売り込まれましたが、直近は業績のV字回復を受けて52週安値(576円)からは+36.6%と反発傾向にあります。今後の成長シナリオの実現度合いが株価本格回復の鍵となります。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 5.00億円 | — | -17.19億円 | 大幅未達 |
| FY2025 | 2.00億円 | 3.49億円 | 3.49億円 | +74.5% |
| FY2026 1Q | 1.10億円 | — | 1.76億円 | +60.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 77.00億円 | — | — | 進行中 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
FY2024は過去最大規模の赤字を計上しましたが、経営陣の報酬自主返納や事業見直しを経て、FY2025は事前の営業利益予想(2億円)を大幅に上回る3.49億円で着地しました。FY2026は「SMM+新たなプロダクト」を掲げ、TikTok Shop関連や新規アフィリエイト事業「WESELL」の立ち上げにより、売上高77億円、営業利益3億円の達成を目指しており、第1四半期時点での進捗率は非常に良好です。
社長はどんな報酬?
代表取締役社長の報酬は一般的な上場企業の経営者と比較して非常に控えめな水準にあります。従業員平均年収との倍率が業界平均よりも低く、利益を過度に役員に還元せず、成長投資や従業員への配分を重視する経営方針がうかがえます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/9 | 596万円 | 202人 | - |
平均年収は596万円と、インターネット広告業界の若手層が活躍する企業としては標準的な水準です。平均年齢が29.5歳と若く、若手社員の戦力化による生産性向上が年収水準を支える構造となっています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
第1四半期決算にて経常利益が前年同期比50.4%増を達成し、高い進捗率を記録。
「SMM」に加え新たなプロダクト提供を柱とする中長期の成長戦略を市場へ提示。
TikTok Shop本格始動に合わせ、インフルエンサーマーケティング領域でのクロスシーとの業務提携を開始。
株の売買状況と今後の予定
時価総額は32億円規模の小型グロース株であり、PER17.1倍は同業他社と比較して割安感があります。一方でPBRは5.41倍と高水準にあり、自己資本の薄さが目立ちます。信用倍率は売り残がなく買い残のみが存在しており、将来的な売り圧力となる可能性があるため需給面での注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/9 | -1712百万円 | 0百万円 | - |
| FY2025/9 | 344百万円 | 0百万円 | 0.0% |
| FY2026/9 予 | 300百万円 | 115百万円 | 38.3% |
FY2024/9およびFY2025/9は、過去の繰越欠損金の利用や当期損益の状況により、法人税等の支払いは発生していません。しかし、FY2026/9の業績予想においては約3億円の税引前利益を見込んでおり、これに伴い約1.2億円の法人税等の発生を織り込んでいます。実効税率は約38.3%と一般的な水準を見込んでおり、正常な課税所得ベースの経営へと移行しつつあります。
誰がこの会社の株を持ってる?
社長の高村氏が30%を保有するオーナー企業。サイバーエージェントが15%、セレスが19%を保有し、大手企業の支援を受けた体制。CVC子会社Buzz Innovationによる戦略投資も開始。
会社の公式開示情報
主力はインフルエンサーマーケティングを中心としたSNSマーケティング事業であり、TikTok Shopの本格始動や新規アフィリエイト事業「WESELL」への投資で収益源の多角化を推進しています。ただし、広告市況やプラットフォーム側の仕様変更が業績に直結する点は特有のリスク要因です。
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サイバー・バズ まとめ
「SNSマーケティングの老舗が、TikTok等の新たなプラットフォームとアフィリエイトで再成長を狙う状態」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU