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6954 プライム

ファナック

FANUC CORPORATION

6,253
+51円 (+0.82%)
3/5 時点

「産業用ロボットの世界4強、NVIDIAとの提携で『フィジカルAI』の覇権を狙う孤高のガリバー」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

ファナックは工作機械用NC装置と産業用ロボットで世界トップクラスのシェアを誇るFA機器メーカーです。FY2025の売上高は7971.3億円、営業利益は1588.46億円と堅調な業績を見込んでいます。近年は自前主義から方針を転換し、NVIDIAとの協業によるAIロボット開発のオープンプラットフォーム化や、ライフロボティクス買収による協働ロボットの強化など、次世代製造業に向けた布石を打っています。

電気機器 プライム市場 時価総額 6.1兆円

サービスの実績は?

4
産業用ロボット世界シェア
グローバル市場ポジション
維持
39.1時間
月間平均残業時間
OpenWorkクチコミデータ
同業他社より高め
0排出量
GHG排出量(Scope1,2)目標
2050年までの長期目標
削減推進中
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2025-03-05 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
3,038円
現在値
6,253円
高値
7,175円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 7952.7億 / 利益 1419.2億
FY2025/3 売上 7971.3億 / 利益 1588.5億
FY2026/3 予 (予想) 売上 8188.0億 / 利益 1759.0億
売上 営業利益 赤字

ファナックの業績は、工作機械用NC装置や産業用ロボットの需要が底堅く推移しており、2026年3月期は売上高8,188億円、純利益1,573億円と増収増益の継続を予想しています。前年度比での緩やかな成長が続いており、市場環境の不透明感を考慮しつつも、強固な製品競争力を背景に安定的な収益を確保しています。グローバル市場における自動化ニーズの取り込みが、引き続き業績を下支えする主要因となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
8.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
7.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
19.9%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 7.7% 6.9% 17.8%
FY2025/3 8.5% 7.6% 19.9%

同社の収益性は改善傾向にあり、2025年3月期の営業利益率は19.9%と高水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)も8.5%へ上昇しており、限られた資本から効率的に利益を生み出す体質が強化されています。製造業における高いシェアと独自技術による製品展開が、競合他社と比較しても安定した利益率を支える基盤となっています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.51%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 84.14円 1.35% 60.0%
FY2025/3 94.39円 1.51% 60.0%

配当方針として配当性向60%を目安に設定しており、業績に応じた利益還元を積極的に行っていることが特徴です。2025年3月期は1株あたり94.39円の配当を実施しており、株主還元への意識の高さが伺えます。現在、株主優待制度は実施されていませんが、配当による直接的な還元を通じて投資家の期待に応える姿勢を維持しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
37.1倍
業界平均
18.5倍
PBR 割高寄り
この会社
3.38倍
業界平均
1.8倍
配当利回り 多め
この会社
3.51%
業界平均
2.2%
時価総額 割高寄り
この会社
6.1兆円
業界平均
1.5兆円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 89.0%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
17398.9億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+255273
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-134084
投資CF / 百万円
借入・返済など
-136618
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+121189
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 171764 -13563 -122514 158201
FY2025/3 255273 -134084 -136618 121189

営業活動によるキャッシュフローが2025年3月期には約2,553億円と大幅に拡大しており、本業による稼ぐ力が非常に強力であることを示しています。投資キャッシュフローの増加は将来の成長に向けた積極的な設備投資を反映したものであり、財務の健全性を損なわない範囲で適切に実行されています。安定したフリーキャッシュフロー(約1,212億円)に基づき、株主への還元とさらなる技術開発の両立が可能な体制を維持しています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
153.6%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

ファナックのTSR(株主総利回り)は、FY2021からFY2025にかけて継続的にTOPIXをアンダーパフォームしています。この背景には、中国を中心とした世界的な設備投資の減速懸念や、スマホ特需の剥落による利益水準の伸び悩みがあります。高い自己資本比率と潤沢なネットキャッシュを持つ反面、資本効率の改善や株主還元のさらなる強化が市場から求められている状態です。

もし昔100万円買ってたら?

上場時安値(1976年11月)に購入 +884.7%
100万円 → 984.7万円
+884.7万円
買値 635円 → 現在 6,253円
52週安値(2025年4月)に購入 +105.8%
100万円 → 205.8万円
+105.8万円
買値 3,038円 → 現在 6,253円
1年前(推定)に購入 +48.9%
100万円 → 148.9万円
+48.9万円
買値 4,200円 → 現在 6,253円

ファナックの株価は、世界の設備投資需要サイクルに強く影響を受けます。底値圏である3000円台前半で投資できた場合のリターンは非常に大きく、過去1年間でもロボット需要の底打ち期待やAI連携の材料により大きく株価を伸ばしました。ただし、上場来高値(株式分割考慮前等)からは調整局面も経験しており、シクリカル銘柄としての投資タイミングが重要です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
中期経営計画は非公表だが、期初予想に対しては保守的で上振れ着地する傾向が強い
FY2026 会社業績予想
FY2026
売上高: 目標 8188.0億円 順調 (6233.1億円(3Q累計))
76.1%
営業利益: 目標 1759.0億円 順調 (1240.0億円(推定))
70.5%
経常利益: 目標 2143.0億円 順調 (1593.0億円(3Q累計))
74.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 7500.0億円 7952.7億円 +6.0%
FY2025 7464.0億円 7971.3億円 +6.8%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 1180.0億円 1419.1億円 +20.3%
FY2025 1210.0億円 1588.4億円 +31.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ファナックは中期経営計画を公式には発表しない方針を貫いていますが、単年度の業績予想においては期初に保守的な見通しを出し、期中に上方修正を重ねる傾向があります。FY2026の3Q累計決算では全部門で増収となり、経常利益は前年同期比14.2%増の1593億円と好調に進捗しています。今後はNVIDIAと提携した「フィジカルAI」による商品競争力の向上が中長期的な成長ドライバーとなります。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
山口賢治
推定約24,350万円
約17.7倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
1,373万円
従業員給与が非常に高く、役員との格差は業界平均よりも抑えられています。

ファナックの従業員平均年収は製造業の中でもトップクラスであり、役員報酬との倍率も極めて適正な水準で安定しています。これは、高度な専門技術を持つエンジニアを厚遇する同社の経営哲学と、高い付加価値を生み出すビジネスモデルによるものです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1163万円
従業員数
4793人
平均年齢
39.9歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 1248万円 4257人 +2.0%
FY2023/3 1283万円 4515人 +2.8%
FY2024/3 1238万円 4689人 -3.5%
FY2025/3 1163万円 4793人 -6.1%

平均年収は1,163万円と上場企業でもトップクラスの水準。FY2024〜FY2025は業績連動のボーナス減少により平均年収が低下していますが、それでも1,100万円超を維持。従業員数は4年間で約500名増加しており、富士山麓の本社を中心に研究開発人材を着実に拡充しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.0%) 男性 8名
27%
73%
監査報酬
4,800万円
連結子会社数
37社
設備投資額
401.4億円
平均勤続年数(従業員)
15年
臨時従業員数
1863人

同社は女性役員比率を27.0%まで高めており、多様な視点を取り入れた意思決定体制を強化しています。また、連結子会社37社を擁するグローバル企業として、強固な内部統制と監査体制を構築し、透明性の高いガバナンスを実現しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ややす好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
142
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 5%
電気機器業界 280社中 12位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
AI・技術提携 30%
株価・市況 20%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年2月 AI提携

米NVIDIAと提携し、産業用ロボットにAIを搭載する「フィジカルAI」の実装に向けた開発を発表しました。

2026年1月 業績修正

第3四半期決算にて今期経常利益を3%上方修正し、増収増益の好調な業績を維持しています。

2026年2月 決算発表

前期経常利益が8%増益で着地、盤石な収益体制を証明しました。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,030,900株
売り残507,700株
倍率4.00倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年4月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表 2026年7月下旬

現在のPERは37.1倍と、電気機器・FAセクターの平均と比較して高いプレミアムが付与されています。これは同社の世界的な寡占力と高い利益水準が評価されているためです。信用倍率は4.00倍で推移しており、将来の設備投資回復を見越した買い残が一定数積み上がっています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 181755百万円 48596百万円 26.7%
FY2025/3 196738百万円 49181百万円 25.0%
FY2026/3 予 175900百万円 18600百万円 10.6%

法人税等の支払いは税引前利益の変動に連動して発生しており、2025年3月期の実効税率は25.0%と一般的な水準で推移しています。2026年3月期の予想では税負担が一時的に低下していますが、これは税効果会計や特定の税務調整要因を織り込んだ計画値と考えられます。利益水準に応じた適切な納税を行いつつ、効率的な税務戦略を追求していると言えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 23.5%
日本カストディ銀行(信託) 9.81%
JPモルガンチェース銀行 2.84%
シティバンク(預託銀行) 2.79%
ステートストリートバンク 2.33%

信託銀行と海外機関投資家が上位を占める構成です。外国人持株比率は約40%と非常に高く、グローバルなFA・ロボット銘柄として海外投資家から高い評価を受けています。創業家の保有は解消されており、完全な機関投資家主導のガバナンス体制です。

会社の公式開示情報

役員報酬

48,700万円
取締役4名の合計

EDINET開示情報によると、同社はNC装置、ロボット、ロボマシン等の事業を展開し、高い利益率を確保しています。一方で、地政学的リスクや世界的な製造業の景気減速による設備投資抑制が主な事業リスクとして挙げられており、為替感応度の高さにも留意が必要です。

最新ニュース

リスク要因

  • [object Object]

ニュース一覧

ポジティブ
中立
ファナックなど物色人気加速
12/02 · 株探

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ファナック まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「産業用ロボットの世界4強、NVIDIAとの提携で『フィジカルAI』の覇権を狙う孤高のガリバー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU