レーザーテック
Lasertec Corporation
「半導体マスクブランクス検査装置で世界シェア100%を握る、超高収益のグローバルニッチトップ」
ひとめ診断
この会社ってなに?
レーザーテックは、半導体製造に不可欠なマスクブランクス検査装置で世界市場を独占する研究開発型企業です。FY2025は売上高2514.8億円、営業利益1228.43億円と驚異的な業績を記録し、超高収益体質を維持しています。次世代半導体の微細化に伴う需要を取り込み、2030年6月期を最終年度とする中期経営計画では売上高4,000〜5,000億円を目指し、さらなる成長を志向しています。
サービスの実績は?
株価チャート
10,245円
40,320円
儲かってるの?
レーザーテックの業績は、半導体製造装置市場における圧倒的な技術優位性を背景に、FY2025/6には売上高約2,515億円、純利益約847億円を達成し過去最高水準の成長を記録しました。しかし、FY2026/6の会社予想では、検収のタイミングや市場環境の影響を見込み、売上高2,000億円、純利益600億円の減益を計画しています。この変動は、世界最先端のフォトマスク欠陥検査装置の納入時期に左右される同社特有のビジネスモデルによるものです。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/6 | 39.0% | 21.8% | 38.1% |
| FY2025/6 | 40.3% | 25.7% | 48.8% |
収益性については、営業利益率がFY2024/6の38.1%からFY2025/6には48.8%へと大幅に向上しており、高付加価値なニッチ製品による圧倒的な稼ぐ力を示しています。自己資本利益率(ROE)も40%超という極めて高い水準を維持しており、株主資本を効率的に活用して成長投資を行う体制が整っています。技術的な参入障壁が高い製品群により、競合他社と比較しても圧倒的な収益効率を実現しています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/6 | 230円 | 0.69% | 35.1% |
| FY2025/6 | 329円 | 0.98% | 35.1% |
同社は、連結配当性向35%を目安とした、業績に連動した弾力的な利益還元方針を掲げています。FY2025/6には年間配当329円を実施するなど、企業の成長果実を株主へ安定的に分配する姿勢を明確にしています。株主優待は実施していませんが、高い利益成長と配当性向の維持を通じて、株主価値の最大化を図ることを基本戦略としています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/6 | 33317 | -3571 | -23145 | 29746 |
| FY2025/6 | 77874 | -2420 | -24568 | 75454 |
営業キャッシュフローは、FY2025/6に約779億円と前年比で大幅に増加しており、主力の検査装置事業が極めて高いキャッシュ創出能力を有していることを証明しています。投資活動には抑制的な支出を維持しつつ、フリーキャッシュフロー(自由に使える現金)が約755億円と潤沢に確保されています。これらにより、財務の健全性を保ちながら、成長のための戦略的投資や株主還元を両立できる盤石なキャッシュポジションを形成しています。
もし昔100万円買ってたら?
過去10年間でテンバガー(10倍株)を優に超える驚異的なリターンを記録しており、グローバルニッチトップとしてのプレミアムが株価に大きく反映されています。底値からの上昇率は40倍に達します。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 1900.0億円 | — | 2135.1億円 | +12.3% |
| FY2025 | 2200.0億円 | — | 2514.8億円 | +14.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 700.0億円 | — | 813.75億円 | +16.2% |
| FY2025 | 1040.00億円 | — | 1228.43億円 | +18.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
半導体の微細化に伴うEUV露光装置向けの検査装置需要を独占的に取り込んでおり、中計目標である営業利益率35%を既に大幅に上回る高収益体質を実現しています。ファブレス経営による高い資本効率が強みです。
社長はどんな報酬?
高い利益率を創出する高度な技術力に対し、従業員にも厚い報酬還元が行われている点が特徴です。経営陣の報酬は業績目標の達成度合いが強く反映される一方、従業員給与も極めて高く、同業他社と比較して格差が抑えられたフラットな報酬構造といえます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/6 | 1448万円 | 374人 | - |
| FY2023/6 | 1581万円 | 425人 | +9.2% |
| FY2024/6 | 1638万円 | 479人 | +3.6% |
| FY2025/6 | 1680万円 | 516人 | +2.6% |
平均年収1,680万円は上場企業全体でもトップクラスの水準。営業利益率40%超の高収益体質が社員還元に直結。従業員数516名と少数精鋭で、4年間で約38%増員。平均年齢は40歳前後と比較的若く、半導体検査の高度な専門性を持つエンジニア集団。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2030年6月期を見据えた長期経営方針と売上最大化を掲げる中期経営計画がスタート。
FY2025において売上高2514.8億円、営業利益1228.43億円という過去最高水準の業績を達成。
製品売上検収の変動等を受け、通期業績予想の増額修正を行うも市場の反応は一時的な材料出尽くしとなった。
株の売買状況と今後の予定
PER50.4倍、PBR14.42倍という極めて高いバリュエーションは、同社の圧倒的な市場シェアと将来の半導体市場拡大に伴う強気な成長期待の裏返しです。信用買い残も多く、個人投資家からの注目度が非常に高い銘柄です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/6 | 82021百万円 | 22945百万円 | 28.0% |
| FY2025/6 | 119444百万円 | 34792百万円 | 29.1% |
| FY2026/6 予 | 85000百万円 | 25000百万円 | 29.4% |
法人税等の支払額は、業績拡大に伴う税引前利益の増加に比例して増加傾向にあります。実効税率は概ね30%前後で推移しており、法令に則った適切な納税が行われています。FY2026/6の予想においても、利益規模に応じた妥当な納税水準を見込んでいます。
誰がこの会社の株を持ってる?
創業家の内山家が合計約10%を保有し、経営の安定性を支えている。信託銀行経由の機関投資家が上位を占める分散型構成。外国人株主比率は約30%。EUV検査装置の独占的地位により、グローバル半導体関連ファンドからの注目度が高い。
会社の公式開示情報
主力である半導体マスクブランクス検査装置の需要に業績が強く依存しており、最先端半導体の開発動向が直接的なリスク要因となります。特定の主要顧客との取引比率が高いため、当該顧客の設備投資計画や技術革新のスピードが、将来のキャッシュフローを左右する重要な開示項目です。
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レーザーテック まとめ
「半導体マスクブランクス検査装置で世界シェア100%を握る、超高収益のグローバルニッチトップ」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU