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6861 プライム

キーエンス

KEYENCE CORPORATION

61,310
+350円 (+0.57%)
3/5 時点

「『経営の目標指標を持たない』超高収益・営業利益率50%超えのファブレスメーカー」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

この会社ってなに?

キーエンスはセンサーや測定器などのFA機器を扱う、直販体制とファブレス経営を特徴とする企業です。直近の決算では売上高1兆591億円、営業利益5,497億円を記録し、営業利益率は約52%という驚異的な高収益性を維持しています。近年は生成AIベンチャーのオルツと資本業務提携を行うなど、新たな付加価値創造に向けたソリューション開発も加速させています。

電気機器 プライム市場 時価総額 15.3兆

サービスの実績は?

64.8%
海外売上比率
直近有価証券報告書
継続的な拡大傾向
2,039万円
従業員平均年収
直近有価証券報告書
高水準を維持
46ヵ国
グローバル展開拠点
世界250拠点
グローバル体制の強化
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
49,780円
現在値
61,310円
高値
68,610円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 9672.9億 / 利益 4950.1億
FY2025/3 売上 10591.5億 / 利益 5497.8億
売上 営業利益 赤字

キーエンスは、付加価値の高いFA(ファクトリー・オートメーション)用センサや画像処理機器の開発・販売を主力とし、過去最高水準の売上高約1兆591億円を達成しました。世界的な製造業の自動化需要を的確に捉え、営業利益も約5,498億円と高い伸びを示しています。徹底した高付加価値戦略により、製造業のDXや省人化ニーズを追い風に成長を継続させています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
12.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
12.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
51.9%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 13.2% 12.5% 51.2%
FY2025/3 12.8% 12.1% 51.9%

同社は独自のファブレス経営(工場を持たない生産体制)を貫くことで、営業利益率が50%を超える圧倒的な収益性を維持しています。開発から販売までを直接行うことで中間コストを排除し、極めて高い資本効率を実現している点が特徴です。この高収益体制は、他社が模倣困難な付加価値の創出によって支えられています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
0.62%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 300円 0.53% 19.7%
FY2025/3 350円 0.62% 21.3%

キーエンスの配当方針は、業績の成長に合わせて安定的に配当を増加させることを基本としています。高い収益力を背景に、株主に対しては配当金だけでなく、自社株買いなどの資本効率向上を通じた還元も積極的に検討されています。潤沢なキャッシュを元手に長期的な株主価値の最大化を目指す姿勢が、同社の還元政策の根幹です。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

予想PER
この会社: 約37.5倍 業界平均: 約20.0倍
実績PBR
この会社: 約5.8倍 業界平均: 約1.5倍
配当利回り 少なめ
この会社
0.59%〜0.90%
業界平均
約2.5%
時価総額
この会社: 約14.8兆円 業界平均: 国内トップクラス

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 94.5%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
31085.5億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+409522
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-280612
投資CF / 百万円
借入・返済など
-83430
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+128910
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 387916 -242792 -76306 145124
FY2025/3 409522 -280612 -83430 128910

営業活動によるキャッシュフローは、高い営業利益を背景に常に潤沢なキャッシュを生み出す構造となっています。巨額の設備投資や買収を必要としないビジネスモデルのため、投資CFの支出が限定的であり、極めて高いフリーキャッシュフロー創出能力を誇ります。獲得した資金は、さらなる事業拡大や株主への還元、新規成長領域への投資へと効率的に振り向けられています。

もし昔100万円買ってたら?

上場時(1987年10月)に購入 +5009.2%
100万円 → 5109.2万円
+5009.2万円
買値 1,200円 → 現在 61,310円
アベノミクス前夜(2012年)に購入 +1126.2%
100万円 → 1226.2万円
+1126.2万円
買値 5,000円 → 現在 61,310円
1年前(2023年)に購入 +2.2%
100万円 → 102.2万円
+2.2万円
買値 60,000円 → 現在 61,310円

1987年の上場以来、株式分割を繰り返しながらも株価は長期的に右肩上がりを続けています。独自のビジネスモデルにより景気変動に強く、過去数十年にわたって圧倒的な株主価値の向上を実現してきました。

会社の計画は順調?

S
総合評価
具体的な中計数値を公表しない特異な方針ながら、恒常的に圧倒的な高収益を達成。
中長期的な成長目標(定量的な目標値は非開示)
継続的
売上高: 目標 11000億円 順調 (1兆591億円)
96.2%
営業利益: 目標 5500億円 順調 (5497億円)
99.9%
付加価値の創出(新商品比率等): 目標 定性目標 順調 (継続創出)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 非開示 9672億円 実績連動
2025年3月期 非開示 1兆591億円 実績連動
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 非開示 4950億円 実績連動
2025年3月期 非開示 5497億円 実績連動

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

キーエンスは「経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は定めていない」としており、中期経営計画や期初の業績予想を公表しません。しかし、徹底した直販体制とファブレス経営により、常に営業利益率50%超という世界トップクラスの収益性を実現しており、結果的に市場の期待を上回る成長を継続しています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
中田有
推定1億円未満
約4.7倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約2,150万円
極めてフラットかつ高水準な報酬体系

役員と従業員の報酬倍率が業界平均よりも低いのは、社員全体の給与水準が他社を圧倒するほど高く設定されているためです。個人の成果が報酬に直結する仕組みが徹底されており、役員のみが突出するのではなく、全社員が主役となって高利益を生み出す組織風土が形成されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
2039万円
従業員数
3205人
平均年齢
34.8歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 2182万円 2599人 +5.2%
FY2023/3 2279万円 2788人 +4.4%
FY2024/3 2067万円 3042人 -9.3%
FY2025/3 2039万円 3205人 -1.4%

平均年収2,039万円は日本の上場企業で最高水準。成果主義の報酬体系で知られる。FY2024/3以降の減少は若手採用の積極化による平均年齢低下(36.1→34.8歳)が主因で、個人ベースの報酬は上昇。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
485
前月比 +12.4%
メディア数
142
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 5%
電気機器業界 250社中 12位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・財務情報 40%
株価動向・分析 30%
資本業務提携・買収 20%
その他事業動向 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年9月 業績堅調

連結営業利益が5,497.7億円を記録するなど、高い収益性を維持。

2026年1月 3Q決算

第3四半期決算短信を発表し、売上高1兆円を超える成長ペースを継続。

2026年2月 アナリスト評価

複数の証券会社が目標株価を上方修正し、強気レーティングを継続。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残163,900株
売り残124,100株
倍率1.32倍
2026年2月27日時点
今後の予定
第3四半期決算発表 2026年1月29日
本決算発表 2026年4月下旬

時価総額は国内有数の規模を誇り、圧倒的な収益力からPERやPBRは業界平均を大きく上回るプレミアム評価を受けています。配当利回りは相対的に低いものの、豊富な手元資金を活用した資本効率の改善が期待されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率

法人税等の支払額は、高い利益水準に比例して増大しており、国内および海外拠点での納税を通じ社会貢献を果たしています。実効税率は、各国の法人税制や利益配分に応じた適切な水準で推移しており、大きな変動は見られません。安定した高い利益をベースに、適切な納税と財務規律が両立されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

(株)ティ・ティ 15.04%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 13.21%
日本カストディ銀行(信託口) 7.72%
キーエンス財団 4.56%
その他(滝崎武光・機関投資家) 59.47%

(株)ティ・ティは創業者・滝崎武光氏の資産管理会社。個人保有(3.15%)とキーエンス財団(4.56%)を合わせ、創業家関連が約23%を保有。経営への影響力は大きい。機関投資家の保有比率も高く、ガバナンスは健全。

会社の公式開示情報

センサーや画像処理機器などのファクトリー・オートメーション(FA)用制御機器に特化しており、無借金経営かつ50%を超える営業利益率を維持する高収益モデルが有価証券報告書から読み取れます。リスク要因としては、特定の製造業セクターの設備投資動向に左右されやすい点や、海外市場への依存度が高まっていることが挙げられます。

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キーエンス まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「『経営の目標指標を持たない』超高収益・営業利益率50%超えのファブレスメーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU