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6762 プライム

TDK

TDK CORPORATION

2,194
+89.5円 (+4.25%)
3/5 時点

「スマホ依存から脱却し、AIエコシステムと車載に成長の軸足を移す総合電子部品メーカー」

ひとめ診断

業績
好調
配当
なし
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

TDKはHDD用磁気ヘッドや二次電池などの受動部品を主力とする電子部品大手です。FY2025の実績では売上高2兆2,048億円、営業利益2,241億円を記録し、直近ではAI導入に向けた米SoftEye社の買収など、重点領域への戦略投資を加速させています。直近の通期予想を売上高2兆4,700億円へ上方修正するなど、構造改革と為替の追い風を受け、力強い成長軌道を描いています。

電気機器 プライム市場 時価総額 4.1兆

サービスの実績は?

11%
3Q累計売上高成長率
直近決算時点
+11% YoY
485億円
年間配当金支払額
FY2025実績
増配傾向
392億円
自己株式取得額
過去実績
積極的な株主還元
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
1,165円
現在値
2,194円
高値
2,757.5円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 21038.8億 / 利益 1728.9億
FY2025/3 売上 22048.1億 / 利益 2241.9億
FY2026/3 予 (予想) 売上 23700.0億 / 利益 2450.0億
売上 営業利益 赤字

TDKは電子部品大手として堅調な成長を維持しており、2025年3月期には売上高が約2.2兆円、営業利益が約2,242億円を達成しました。スマートフォン向け二次電池やセンサ応用製品の需要拡大が収益を大きく押し上げています。2026年3月期においても、売上高2.37兆円、営業利益2,450億円という増収増益の予想を掲げ、さらなる業績拡大が見込まれています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
9.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
4.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
10.2%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 7.3% 3.7% 8.2%
FY2025/3 9.2% 4.7% 10.2%

収益性については改善傾向にあり、2025年3月期の営業利益率は10.2%と前期の8.2%から顕著に向上しました。高付加価値な製品ポートフォリオへの転換と徹底したコスト構造改革が利益率の改善を支えています。ROE(自己資本利益率)も9.2%まで上昇しており、資本効率を重視した経営が着実に成果を生んでいます。

配当・優待はもらえる?

もらえません
配当利回り
0.00%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 116円 5.29% 35.3%

TDKは配当金による直接的な利益還元を重視しており、安定的な配当維持を基本方針としています。配当性向35%前後の水準を目標とし、業績拡大に合わせて株主へ適切に利益を分配する姿勢をとっています。なお、株主優待制度は実施しておらず、すべての還元を配当と成長投資に集中させています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
23.1倍
業界平均
22.3倍
PBR 割高寄り
この会社
2.31倍
業界平均
1.99倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.55%
業界平均
2.0%
時価総額
この会社: 4兆2,775億円 業界平均: (業界上位クラス)

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 50.8%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
18112.5億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+445839
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-244842
投資CF / 百万円
借入・返済など
-143333
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+200997
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 447007 -216592 -146368 230415
FY2025/3 445839 -244842 -143333 200997

営業キャッシュフローは2期連続で約4,460億円規模を確保しており、事業による安定した稼ぐ力が示されています。積極的な設備投資やAI技術強化のための買収費用を投じながらも、フリー・キャッシュ・フローは2,000億円超を維持する高い収益体質を誇ります。財務キャッシュフローは、配当金支払いや借入金の返済に充てられ、規律ある資本配分が行われています。

もし昔100万円買ってたら?

10年前(2014年)に購入 +338.8%
100万円 → 438.8万円
+338.8万円
買値 500円 → 現在 2,194円
52週安値(底値)で購入 +88.3%
100万円 → 188.3万円
+88.3万円
買値 1,165円 → 現在 2,194円
1年前(2023年春)に購入 +35.5%
100万円 → 135.5万円
+35.5万円
買値 1,619円 → 現在 2,194円

長期的には、スマートフォン向け二次電池の急成長により株価は数倍に成長しています。直近でも、AI関連や車載向けの部品需要の拡大、構造改革による業績上振れが好感され、52週安値からほぼ倍増する堅調なパフォーマンスを見せています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は順調に拡大しているが、過去中計の利益率目標は未達。現行では上方修正で挽回中。
旧中期経営計画
〜FY2024
売上高: 目標 20000億円 達成 (21038億円)
105.1%
営業利益率: 目標 12.0% 未達 (8.2%)
68.3%
現行中期経営計画(通期上方修正値)
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 24700億円 順調 (22048億円)
89.2%
営業利益: 目標 2650億円 順調 (2241億円)
84.6%
純利益: 目標 1900億円 順調 (1671億円)
87.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 20500億円 21038億円 +2.6%
FY2025 23700億円 24700億円 +4.2%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 1900億円 1728億円 -9.0%
FY2025 2450億円 2650億円 +8.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期計画では売上高2兆円を前倒しで達成した一方で、コロナ禍等の外部環境の影響もあり営業利益率12%の目標は未達に終わりました。しかし、新中計では新たにROICを財務KPIとして採用し、AI分野のM&Aや構造改革を推進しており、通期予想を上方修正するなど収益性の改善が期待されます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長執行役員CEO
齋藤 昇
推定1億5,000万円前後
約11.8倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約850万円
業界平均内での適正な報酬水準です。

代表者の報酬は、グローバル企業としての責任や業績連動部分を考慮した水準です。従業員平均年収と比較しても過度な乖離は見られず、同業界の標準的な役員報酬倍率の範囲内に収まっています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
830万円
従業員数
6241人
平均年齢
43.2歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 782万円 5719人 +2.0%
FY2023/3 789万円 5902人 +0.9%
FY2024/3 783万円 6037人 -0.8%
FY2025/3 830万円 6241人 +6.0%

平均年収は830万円(FY2025/3)で電気機器業界の中では高水準。直近は+6%の大幅昇給を実施。従業員数も4年間で522名増加しており、成長投資と人材確保を両立。連結ベースでは世界30カ国超で10.5万人が在籍するグローバル企業。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ややか好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.4%
メディア数
142
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 5%
電気機器業界 480社中 22位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・決算 45%
M&A・提携 25%
製品・技術 20%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年6月 事業買収

米国のSoftEyeを買収し、スマートグラス向けAI技術の強化を加速。

2025年9月 事業承継

Astemoに対し車載用電源事業を承継し、事業ポートフォリオを最適化。

2026年2月 業績上方修正

通期連結業績を売上高2兆4,700億円へ上方修正し、最高益更新を見込む。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残7,454,300株
売り残681,500株
倍率10.9倍
2026年1月30日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表 2025年7月末予定
2026年3月期 第2四半期決算発表 2025年10月末予定

TDKのPERは23.1倍、PBRは2.31倍と、電気機器セクターの平均をやや上回るプレミアム評価を受けています。これは同社のAI関連エコシステムへの参入や、円安メリットを享受しやすい事業構造への成長期待が反映されていると推測されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 予 245000百万円 65000百万円 26.5%

2026年3月期の税引前利益は2,450億円と予想され、これに伴う法人税等の負担額は約650億円を見込んでいます。実効税率は約26.5%となっており、グローバル展開する企業としての標準的な水準で推移しています。適正な納税を通じて、地域社会や各国経済への貢献を継続する方針です。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 26.95%
日本カストディ銀行(信託) 12.59%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 2.54%
STATE STREET BANK(505001) 2.14%
その他(機関投資家・個人) 55.78%

典型的な機関投資家中心の株主構成です。信託銀行2社で約40%を保有しており、海外機関投資家の比率も高い。特定の大株主に依存しない安定した構造で、経営の独立性が高い企業です。外国法人の保有比率は約35%と、グローバル電子部品メーカーとして海外投資家からの評価も高い水準。

会社の公式開示情報

TDKは磁気ヘッドやコンデンサーなどの受動部品、二次電池において圧倒的なシェアを持ち、AIや車載関連ビジネスといった成長領域へのポートフォリオ転換を加速させています。リスク要因としては、地政学的なサプライチェーンの変動や、エレクトロニクス市場の急速な需要変化が挙げられます。

最新ニュース

ニュース一覧

ポジティブ
ポジティブ
中立
TDK、車載用電源事業の一部をAstemoへ承継
9/25 · Astemoニュース
ポジティブ
日系大手証券、TDKの目標株価を3,300円に引き上げ
2/03 · Yahoo!ファイナンス

関連リンク

TDK まとめ

業績
好調
配当
なし
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「スマホ依存から脱却し、AIエコシステムと車載に成長の軸足を移す総合電子部品メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU