ソニーグループ
SONY GROUP CORPORATION
「エレキの復活からエンタメ・IPのグローバルプラットフォーマーへ進化を遂げた世界的コングロマリット」
ひとめ診断
この会社ってなに?
ソニーグループは、従来の祖業であるエレクトロニクス事業の構造改革を完遂し、現在はゲーム・音楽・映画のアニメ・エンタメ領域を成長の柱としています。足元の株価は3,380円、時価総額は約20.9兆円規模を誇ります。バンダイナムコHDやKADOKAWAなど有力IPホルダーとの資本提携も進め、グローバルなファンコミュニティの拡大と継続的な収益力強化を図っています。
サービスの実績は?
株価チャート
2,980.5円
4,776円
儲かってるの?
ソニーグループの直近の業績は、ゲーム・ネットワークサービス分野や音楽、映画などのエンタテインメント事業がけん引し、強固な収益基盤を維持しています。当期の営業キャッシュフローは約2兆3,217億円と高い水準にあり、事業ポートフォリオの変革による利益成長が鮮明です。今後は、エレクトロニクスとエンタテインメントのシナジーを最大化させ、安定した利益成長を継続できるかが成長のカギとなります。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 12.5% | 2.8% | 9.3% |
| FY2025/3 | 13.4% | 3.2% | 10.9% |
ソニーグループの収益性は、高収益なコンテンツ資産とハードウェアの循環により極めて高い水準を維持しています。特に音楽やゲームなどのIP(知的財産)を活用したビジネスモデルへの転換が成功しており、継続的な高収益体制が確立されました。今後も、エンタテインメント事業でのシェア拡大が、グループ全体の利益率向上を支える主要因になると予測されます。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2025/3 | 20円 | 0.6% | 15.0% |
| FY2026/3 | 22.42円 | 0.66% | 16.2% |
配当方針は、業績に応じた利益配分と成長投資のバランスを重視しており、安定的な増配を基本姿勢としています。株主優待では自社直営店での割引クーポンを提供し、ファンとのエンゲージメント強化を図っています。今後もキャッシュ創出力を背景に、株主還元の拡充が期待されます。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2023/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2024/3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| FY2025/3 | 1373213 | -818886 | -210709 | 554327 |
| FY2026/3 | 2321675 | -930120 | -298243 | 1391555 |
当期の営業キャッシュフローは、エンタテインメント事業の好調を受けて約2兆3,217億円と大幅な増加を記録しました。投資キャッシュフローは成長投資のために約9,301億円が支出されていますが、圧倒的な営業収益によって約1兆3,916億円という潤沢なフリーキャッシュフローを創出しています。この強力なキャッシュ創出能力が、次なる成長投資や株主還元を支える重要なエンジンとなっています。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
過去5期にわたりTOPIXを継続して大きくアウトパフォームしています。特に当期は自社TSRが299.1%に達し、TOPIXの213.4%を圧倒しました。これは、ゲームや音楽、アニメといったエンタテインメント事業の継続的な成長と高い利益率が資本市場から高く評価されている結果と言えます。
もし昔100万円買ってたら?
長期的に見ればエレクトロニクス事業の不振による底値圏から劇的なV字回復と株価上昇を遂げています。近年はエンタメ企業としての評価が定着し、高値圏でのもみ合いが続いていますが、事業ポートフォリオの転換が長期保有株主へ多大なリターンをもたらしました。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 1兆4350億円 | 1兆4700億円 | — | +2.4% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 未定 | 上方修正 | — | +8.0% |
| FY2023 | 未定 | — | 3Q累計最終増益 | +12.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 未定 | — | 3Q累計売上増 | +2.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
前中計において累計調整後EBITDAが目標の4.3兆円を大きく上回る5.1兆円に着地し、極めて高い計画達成力を示しました。現在は第5次中計のもと、金融分野を除く事業で営業利益の年平均成長率10%以上を掲げており、IPやエンタテインメント事業を軸とした利益成長フェーズにあります。
社長はどんな報酬?
役員報酬総額は6億3,600万円と開示されており、従業員平均年収と比較すると高い倍率となっていますが、これは欧米基準に合わせた成果連動型の報酬制度を採用しているためです。グローバルな市場で競うため、経営の質と責任に見合った水準が維持されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 1084万円 | 2839人 | +2.8% |
| FY2023/3 | 1101万円 | 2445人 | +1.6% |
| FY2024/3 | 1113万円 | 2109人 | +1.1% |
| FY2025/3 | 1118万円 | 2212人 | +0.4% |
平均年収1,118万円は電気機器メーカーでトップクラス。持株会社化に伴い単体従業員数は約2,200名。連結では約11.3万名のグローバル企業。
この会社のガバナンスは?
取締役の女性比率は28.6%と国内大手企業の中でも高いダイバーシティ水準を確保しています。指名委員会等設置会社を採用しており、社外取締役が過半数を占めることで、透明性の高い経営監視体制を構築しています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年3月期通期決算において、19%の減益を発表し市場の警戒感を呼んだ。
バンダイナムコホールディングスの株式2.5%を取得し、アニメ・コンテンツ領域での連携を強化。
ソニーフィナンシャルグループが東証プライム市場へ新規上場を果たした。
事業開発とビジネスマッチングを融合した新たなイノベーション創出支援を開始。
株の売買状況と今後の予定
同業他社平均と比較してPERが63.0倍と高いプレミアムが付与されています。これは市場が同社を単なるハードウェアメーカーではなく、高収益なエンタメ・IPプラットフォーマーとして評価しているためです。信用倍率は29倍台と高水準にあり、個人投資家からの押し目買い意欲の強さが伺えます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2025/3 | 1285000百万円 | 346950百万円 | 27.0% |
| FY2026/3 | 1450000百万円 | 417600百万円 | 28.8% |
ソニーグループの法人税負担は、連結ベースでの税引前利益の拡大に伴い増加傾向にあります。実効税率は概ね20%台後半で推移しており、グローバルな事業展開に伴う各地域の税制の影響を反映しています。安定した納税は、社会的責任を果たすとともに持続的な成長を支える基盤の一つです。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人株主比率が約60%とグローバルな株主構成。モクスレイ&Co.(米国ADR向けデポジタリー)が約8%を保有。特定の支配株主は存在せず、経営の自由度が高い。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、同社はゲーム、映画、音楽、半導体など多岐にわたる事業を擁しています。地政学リスクや為替変動による収益影響を重要な事業リスクとして認識しており、リスクヘッジのための多様なポートフォリオ管理が特徴です。
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リスク要因
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU