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6586 プライム

マキタ

Makita Corporation

5,680
+90円 (+1.61%)
3/5 時点

「電動工具のグローバル・トップブランド、脱炭素を追い風に充電式製品への完全シフトで次世代成長を狙う」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

マキタは電動工具や園芸用機器の分野で世界的なシェアを誇るメーカーであり、近年はエンジン式からの脱却とバッテリー駆動(充電式)製品への移行を強力に推し進めています。現在の株価は5,680円、時価総額は約1.59兆円で推移しています。直近の2025年3月期第3四半期累計決算では、売上収益が5,687億円(前年同期比横ばい)を維持したものの、営業利益は762億円(同7.4%減)と足踏み状態が見られます。脱炭素社会の実現に向けた先行投資と在庫調整が一巡し、再び成長軌道に乗れるかが今後の焦点です。

機械 プライム市場 時価総額 1兆5,300億

サービスの実績は?

5,687億円
第3四半期累計売上収益
2025年3月期3Q累計
前年同期比横ばい
762億円
第3四半期累計営業利益
2025年3月期3Q累計
-7.4% YoY
50%削減
GHG排出量(Scope1,2)削減目標
2030年度目標(2020年度比)
進行中
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2025-03-05 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
3,674円
現在値
5,680円
高値
6,130円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 7413.9億 / 利益 661.7億
FY2025/3 売上 7531.3億 / 利益 1070.4億
FY2026/3 予 (予想) 売上 7000.0億 / 利益 740.0億
売上 営業利益 赤字

マキタの直近の業績は、世界的な住宅需要の変動や原材料価格の高騰といった外部環境の影響を受けつつも、電動工具のグローバルリーダーとしての確固たる市場シェアを維持しています。売上収益は安定した水準を確保していますが、為替の影響や物流費用の増加により、利益面では一時的な調整局面が見られます。今後は、高収益体質の再構築を目指した製品ミックスの最適化や、コスト削減策の徹底により、安定した成長軌道への回帰を追求しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
8.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
7.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
14.2%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 5.0% 4.1% 8.9%
FY2024/3 5.0% 4.1% 8.9%
FY2025/3 8.5% 7.2% 14.2%

収益性については、電動工具業界特有の高い付加価値とブランド力を背景に、長年安定した営業利益率を記録してきましたが、直近ではコスト上昇の影響を強く受けています。特に、グローバルな販売網を支えるための販管費や、原材料・物流コストの増大が営業利益を押し下げる要因となっています。現在は、価格改定や高単価な充電製品へのシフトを強化することで、再び高い収益性を回復させることが経営の最優先課題となっています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.7%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2025/3 100円 1.7% 35.0%

マキタの配当方針は、連結業績に基づき配当性向を意識した継続的かつ安定的な利益還元を行うことを基本としています。業績の変動に合わせて柔軟に調整しつつも、株主への還元を経営の重要事項と位置づけています。長期的な企業価値向上を重視した経営の一環として、配当と株主優待の両面から充実した株主還元策を推進しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
35.6倍
業界平均
15.0倍
PBR 割高寄り
この会社
1.72倍
業界平均
1.20倍
時価総額 割安寄り
この会社
1兆5,969億円
業界平均
約5,000億円(同業平均水準)
信用倍率 割安寄り
この会社
0.69倍
業界平均
1.5倍

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 83.7%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
9325.0億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+129874
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-37872
投資CF / 百万円
借入・返済など
-33545
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+92002
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2022/3 0 0 0 0
FY2023/3 0 0 0 0
FY2024/3 0 0 0 0
FY2025/3 237086 -25619 -191277 211467
FY2026/3 129874 -37872 -33545 92002

営業キャッシュフローは、当期約1,299億円を確保し、本業で高い現金創出能力を維持しています。投資キャッシュフローは、成長に向けた生産設備や拠点拡充への投資により約379億円の支出となりました。結果としてフリーキャッシュフローは順調に黒字を維持しており、強固なキャッシュ創出力を背景とした持続的な成長投資と株主還元をバランスよく行っています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
158.5%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

マキタの過去5年間のTSR(株主総利回り)は、当期が158.5%となったものの、TOPIXの213.4%に対してアンダーパフォーム(劣後)しています。これは、巣ごもり需要の反動減や欧米市場での流通在庫の調整局面が長引いたことが影響しており、市場全体の上昇ペースには追いつけなかったことが背景にあります。

もし昔100万円買ってたら?

上場時(1962年8月)に購入 +5580.0%
100万円 → 5680.0万円
+5580.0万円
買値 100円 → 現在 5,680円
52週安値で購入 +54.6%
100万円 → 154.6万円
+54.6万円
買値 3,674円 → 現在 5,680円
1年前に購入(推定) +42.0%
100万円 → 142.0万円
+42.0万円
買値 4,000円 → 現在 5,680円

電動工具の世界的普及とブランド力の向上により、長期的な株主価値の増大を実現してきました。直近1年間でも、底値圏から堅調に反発し、プラスのリターンをもたらしています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
需要の不透明感がある中で着実に利益水準を維持し、上方修正も実施。
2025年3月期 通期業績予想
FY2024〜FY2025
売上高: 目標 753,130百万円 順調 (568,778百万円(3Q累計))
75.5%
当期純利益: 目標 79,338百万円 順調 (未定)
70%
GHG排出量削減: 目標 実質ゼロ(2040年度) 大幅遅れ (削減進行中)
30%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 700,000百万円 738,500百万円 +5.5%
2025年3月期 730,000百万円 753,130百万円 進行中 +3.1%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 60,000百万円 67,500百万円 +12.5%
当期純利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2025年3月期 60,000百万円 79,338百万円 進行中 +27.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

マキタは短期的な売上成長よりも、充電式製品へのシフトという中長期的な戦略を優先しています。直近では最終利益を上方修正するなど、原価低減や為替の恩恵も受けて堅調な進捗を見せています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
後藤 宗利
推定約12,960万円
約3〜4倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
非開示
経営陣の報酬は極めて抑制的で、堅実な経営姿勢が反映されています。

役員報酬総額は11名で3億2,400万円であり、一人当たりの平均報酬は非常に適正な水準に抑えられています。日本企業の中でも代表者の報酬倍率が業界平均と比較して著しく低い部類に入り、株主利益を最優先する堅実で慎重な経営風土が報酬体系にも色濃く現れています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
695万円
従業員数
3431人
平均年齢
39.9歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2023/3 701万円 3380人 -2.1%
FY2024/3 647万円 3400人 -7.7%
FY2025/3 695万円 3431人 +7.4%

平均年収はFY2024/3に一時647万円に低下しましたが、FY2025/3は695万円に回復。業績連動の賞与が大きく影響しており、FY2023/3の業績悪化が翌年の賞与減に反映された形です。平均年齢39.9歳と若く、愛知県の製造業としては堅実な水準です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 1名(7.1%) 男性 13名
7%
93%
監査報酬
13,000万円
設備投資額
175.9億円
平均勤続年数(従業員)
16.5年
臨時従業員数
4867人

マキタのガバナンス体制は、伝統的な日本企業の形態を踏襲しつつ、近年は指名・報酬委員会の活用など透明性向上を図っています。女性役員比率は7.1%(1人/13人)と、経営層のジェンダー多様性については依然として改善の余地を残しているものの、監査体制の強化やコーポレートガバナンスの充実に継続して取り組んでいます。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +5.2%
メディア数
28
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 日刊工業新聞, ロイター
業界内ランキング
上位 15%
機械業種 280社中 42位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 50%
株価・市況 25%
ESG・サステナビリティ 15%
製品展開 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年4月 業績修正

2026年3月期の通期業績予想を修正し、市場動向への対応力をアピールしました。

2025年7月 1Q好調

第1四半期決算にて20%の最終増益を達成し、安定した成長基盤を証明しました。

2025年10月 上方修正

今期の最終利益見通しを27%上方修正し、投資家からの信頼度を高めました。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残49,300株
売り残71,300株
倍率0.69倍
2026年2月13日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年4月28日

信用倍率が0.69倍と売り長の状態にあり、ショートカバーによる株価上昇圧力が働きやすい需給環境となっています。PERは業界平均より高く、市場からのブランド力・成長期待が織り込まれています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 110000百万円 30000百万円 27.3%

マキタは多国籍企業として世界各地で事業を展開しており、各国の税制に基づき適切な納税を行っています。当期の税引前利益約1,100億円に対し、法人税等は約300億円を見込んでいます。実効税率は約27.3%となっており、グローバルな事業活動に応じた標準的な水準で推移しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 13.77%
日本カストディ銀行(信託) 5.1%
マルワ 3.23%
三菱UFJ銀行 3.13%
その他(機関投資家・個人) 74.77%

信託銀行経由の機関投資家が上位を占めるバランスの取れた株主構成です。マルワは創業家関連の企業で3.23%を保有。外国人投資家比率が高く(推定40%超)、グローバルな電動工具需要への期待が反映されています。安定配当と自社株買いで株主還元にも積極的な姿勢です。

会社の公式開示情報

役員報酬

32,400万円
取締役11名の合計

EDINET開示情報によると、同社は電動工具の製造・販売を主軸に世界的な事業を展開しており、為替変動や原材料価格の高騰が主な事業リスクとして挙げられています。また、製品の市場競争力を維持するために研究開発および設備投資に175.9億円を投じるなど、技術革新を重視した経営姿勢が財務諸表から読み取れます。

最新ニュース

リスク要因

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マキタ まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「電動工具のグローバル・トップブランド、脱炭素を追い風に充電式製品への完全シフトで次世代成長を狙う」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU