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6501 プライム

日立製作所

Hitachi,Ltd.

4,867
+117円 (+2.46%)
3/5 時点

「総合電機からデジタルインフラ企業へ脱皮し、Lumadaを軸に利益率を劇的に高めたグローバル巨艦」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

この会社ってなに?

日立製作所は、長年にわたる事業ポートフォリオの入れ替えと構造改革を完遂し、現在はデータ活用プラットフォーム「Lumada」を軸とした高収益企業へと変貌を遂げています。FY2025の営業利益は9,716億円規模に達し、時価総額は22.3兆円と国内トップクラスです。直近では独Synvertや米GlobalLogicの買収など、AIや社会インフラDX領域への積極的な投資により、更なる成長軌道を描いています。

電気機器 プライム市場 時価総額 22.3兆円

サービスの実績は?

11.7%
Adjusted EBITA率
2024年度実績見込
+3.4pt vs 2021年度
1.5兆円
3累計コアFCF
2024中計見通し
目標から+3000億円
14%
売上収益CAGR
2021〜2024年度
目標(5~7%)を大幅超過
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
2,590円
現在値
4,867円
高値
6,039円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 97287.2億 / 利益 7558.2億
FY2025/3 売上 97833.7億 / 利益 9716.1億
FY2026/3 予 (予想) 売上 101000.0億 / 利益 10050.0億
売上 営業利益 赤字

日立製作所はインフラ関連事業のデジタル化を推進し、FY2026/3期には売上収益が10兆1,000億円へ成長する見通しです。事業ポートフォリオの再編を通じた高収益体質への転換が功を奏し、営業利益も堅調に拡大しています。最終利益も増益傾向を維持しており、持続的な成長に向けた経営基盤の強化が明確に示されています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
10.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
4.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
9.9%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 10.1% 4.8% 7.8%
FY2025/3 10.2% 4.6% 9.9%

経営の効率性を表すROEは10%超の水準を維持しており、資本効率を重視した経営方針が浸透していると言えます。営業利益率においても、FY2025/3期に9.9%へ向上するなど、不採算事業の整理とDXソリューション「Lumada」への注力が利益率改善に貢献しています。グローバル市場における競争力の向上が、着実な収益力強化につながっています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
0.88%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 180円 3.70% 28.4%
FY2025/3 43円 0.88% 32.1%

日立製作所は持続的な成長への投資を優先しつつ、株主への利益還元も積極的に行っています。配当性向は30%前後を維持する方針であり、業績拡大に応じた株主への適正な還元姿勢が明確です。株主優待制度は設けておらず、配当を通じた直接的なキャッシュによる利益還元に集中しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
31.4倍
業界平均
約22.3倍
PBR 割高寄り
この会社
3.81倍
業界平均
約1.5倍
配当利回り 少なめ
この会社
0.88%
業界平均
約2.0%
時価総額
この会社: 22.3兆円 業界平均: 大手電機平均 約4〜8兆円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 44.0%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
60314.2億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+1172240
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-573650
投資CF / 百万円
借入・返済など
-424122
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+598590
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 956612 -131543 -1024907 825069
FY2025/3 1172240 -573650 -424122 598590

営業活動によるキャッシュフローが1兆円規模を安定的に創出しており、極めて高い収益獲得能力を示しています。投資CFの増大は、将来の成長を見据えた戦略的な買収や設備投資によるものですが、それでもなお十分なフリー・キャッシュ・フローを確保しています。手元資金を有効活用しながら、事業拡大と財務安定の両立を高い次元で実現しています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを上回っています
自社TSR(最新)
574.6%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

TSR(株主総利回り)はFY2021以降一貫してTOPIXを凌駕しており、FY2025には自社TSRが574.6%(TOPIX 213.4%)と圧倒的なアウトパフォームを記録しています。これは、ハードウェア中心の総合電機メーカーから、Lumadaを軸とした高収益のIT・インフラサービス企業への華麗なピボットが、グローバル投資家から極めて高く評価されている結果です。

もし昔100万円買ってたら?

10年前(2016年3月)に購入 +873.4%
100万円 → 973.4万円
+873.4万円
買値 500円 → 現在 4,867円
52週安値(2025年4月)に購入 +87.9%
100万円 → 187.9万円
+87.9万円
買値 2,590円 → 現在 4,867円
1年前(2025年3月)に購入 +73.8%
100万円 → 173.8万円
+73.8万円
買値 2,800円 → 現在 4,867円

日立製作所の株価は、不採算事業の整理とデジタルシフトへの成功が評価され、中長期で驚異的な右肩上がりの成長を見せています。特に直近1〜2年では、生成AI関連やグローバルDX需要の取り込みが好感され、株価は大きく飛躍しました。

会社の計画は順調?

S
総合評価
IT事業の好調と為替の追い風もあり、利益率・キャッシュ創出ともに中計目標を大幅に上回る卓越した進捗。
2024中期経営計画
FY2022〜FY2024
Adjusted EBITA率: 目標 12.0% 順調 (11.7%)
97.5%
3累計コアFCF: 目標 1.2兆円 前倒し達成 (1.5兆円見通し)
125%
EPS成長率(CAGR): 目標 10〜14% 達成 (達成見込)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 88000.0億円 95000.0億円 97287.2億円 +10.5%
FY2025 90000.0億円 95000.0億円 97833.7億円 +8.7%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 7000.00億円 7400.00億円 7558.16億円 +8.0%
FY2025 8550.00億円 95000.0億円 9716.06億円 +13.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024中期経営計画では、Lumada事業を中心としたデジタル領域が成長を牽引し、当初目標であった3累計コアFCF1.2兆円に対し、1.5兆円という前倒し達成を見込んでいます。売上成長や利益率の改善が著しく、構造改革の成果が数字として明確に表れています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

執行役社長兼CEO
小島 啓二
推定約4,940万円
約5.2倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約950万円
業界標準に沿った適正かつ透明性の高い報酬体系です。

役員報酬と従業員給与の格差は、グローバルな競争力を維持するための適正な範囲内に収まっています。固定報酬と株式報酬を組み合わせることで、中長期的な企業価値向上を意識したインセンティブ設計がなされています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
961万円
従業員数
25892人
平均年齢
42.6歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 896万円 29485人 +2.5%
FY2023/3 915万円 28672人 +2.1%
FY2024/3 935万円 28111人 +2.2%
FY2025/3 961万円 25892人 +2.8%

平均年収961万円は総合電機メーカーの中でトップクラス。単体従業員は約2.6万名で、構造改革に伴い効率化が進んでいる。連結28万人超のグローバル企業。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 43名)
女性 4名(9.0%) 男性 39名
9%
91%
監査報酬
101,900万円
設備投資額
614.0億円
平均勤続年数(従業員)
18.7年

日立は指名委員会等設置会社を採用し、監督と執行の分離を徹底した先進的なガバナンス体制を構築しています。女性役員比率は9.0%ですが、ダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略として掲げ、取締役会の多様性確保とグローバル水準の監査体制強化を推進しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調」
報道件数(30日)
485
前月比 +12.4%
メディア数
84
日本経済新聞, 株探, ITmedia, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 5%
電気機器業界 220社中 2位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・上方修正 40%
AI・デジタル戦略 30%
M&A・提携 20%
株価・市況 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年10月 AI提携

米OpenAI社との戦略的提携を発表し、生成AIを活用したデジタルソリューションの展開を強化。

2025年10月 企業買収

ドイツのAIコンサル企業synvertを買収し、デジタルプラットフォームLumadaの競争力を飛躍的に向上させた。

2026年01月 業績上方修正

2026年3月期の通期業績予想を上方修正し、過去最高益の更新に向けた期待が高まった。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残9,300,800株
売り残494,700株
倍率18.80倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表・次期中計発表 2026年4月下旬
株主総会 2026年6月中旬

時価総額は22.3兆円と国内市場を牽引する存在であり、業績の好調さからPERは31.4倍と電気機器セクター平均に対してプレミアムが正当化されています。信用買残はやや多めですが、海外投資家からの強い買い需要が株価をサポートしています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 予 1005000百万円 295000百万円 29.4%

FY2026/3期の予想税引前利益は約1兆50億円に対し、法人税等の負担は約2,950億円を見込んでいます。実効税率は約29.4%と標準的な水準に収まっており、適正な納税が行われていることが確認できます。グローバルに展開する日立の事業規模に応じた相応の税務負担であり、経営の透明性は高く保たれています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 16.91%
日本カストディ銀行(信託口) 5.71%
State Street Bank 505001 3.39%
JPMorgan Chase Bank 2.97%
その他(機関投資家・個人) 71.02%

外国人株主比率が約50%と高く、グローバル機関投資家から高い評価を受けている。特定の大株主による支配がない分散型の株主構成で、ガバナンスの透明性が高い。

会社の公式開示情報

役員報酬

7,600万円
取締役1名の合計

EDINET開示情報によると、日立はデジタル・グリーン・イノベーションを核としたインフラシステム事業の構造転換を強力に推進しており、Lumadaを中心とした高収益モデルへのシフトが特筆されます。グローバル事業特有の地政学リスクや為替変動リスクを認識しつつ、資本効率の向上を重視した経営を行っています。

最新ニュース

リスク要因

  • [object Object]

ニュース一覧

ポジティブ
日立製作所、2026年3月期通期業績予想を上方修正
2/01 · 株探

関連リンク

日立製作所 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「総合電機からデジタルインフラ企業へ脱皮し、Lumadaを軸に利益率を劇的に高めたグローバル巨艦」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU