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6367 プライム

ダイキン工業

DAIKIN INDUSTRIES, LTD.

19,565
+630円 (+3.33%)
3/5 時点

「空調世界王者が、AIデータセンター冷却技術の獲得で次なる成長フェーズへ突き進む状態」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

直近のFY2024は売上高4兆3,953億円、営業利益3,921億円と高水準を記録し、FY2025も売上高4兆7,523億円、営業利益4,016億円を見込むグローバル空調のトップ企業です。戦略経営計画「FUSION25」では欧州ヒートポンプ事業の苦戦などで一部定量目標に届かない見通しであるものの、過去最高の業績更新が続いています。直近では米DDCS社を買収し、急拡大するAIデータセンター向け液冷・水冷冷却市場へ本格参入するなど、新たな収益柱の育成に投資家目線でも大きな期待が集まります。

機械 プライム市場 時価総額 5兆8,400億

サービスの実績は?

330
1株当たり配当金
FY2025会社予想
前期比+80円
8.1%
売上高成長率
FY2025予想 YoY
安定成長維持
3.0%
目標DOE(連結純資産配当率)
配当方針の基準
維持目標
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
14,935円
現在値
19,565円
高値
20,915円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 43953.2億 / 利益 3921.4億
FY2025/3 売上 47523.3億 / 利益 4016.7億
FY2026/3 予 (予想) 売上 48400.0億 / 利益 4350.0億
売上 営業利益 赤字

ダイキン工業は、グローバルな空調需要の拡大を背景に、FY2024/3の売上高約4.4兆円からFY2026/3予想では約4.8兆円へと成長基調を維持しています。営業利益においても高水準を維持しており、前期の約4,017億円に対し、次期は4,350億円を見込むなど、世界的なトップメーカーとしての収益力が堅調です。半導体不足の影響が緩和される中、空調機販売の好調さが全体業績を牽引する構造となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
9.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
5.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
8.5%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 9.7% 5.3% 8.9%
FY2025/3 9.2% 5.2% 8.5%

収益性に関しては、売上高営業利益率が8%台後半を維持しており、安定した高い利益体質を確保しています。ROE(自己資本利益率)は9%台、ROA(総資産利益率)は5%台で推移しており、効率的な経営指標が維持されています。原材料価格の高騰や物流コストの変動がある中でも、グローバルでの価格転嫁や高付加価値製品の販売戦略により、収益性の低下を一定程度抑制しています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.69%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 250円 1.28% 28.1%
FY2025/3 330円 1.69% 36.5%

配当方針として、安定的かつ継続的な還元を基本としつつ、連結配当性向の向上やDOE(連結純資産配当率)を意識した還元を実施しています。前期の1株あたり配当金は250円でしたが、FY2025/3には330円へと大幅に増額しました。成長に伴う利益還元を重視する姿勢が明確であり、株主価値の向上に向けた積極的な姿勢を示しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
21.1倍
業界平均
約15.0倍
PBR 割高寄り
この会社
2.05倍
業界平均
約1.2倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.69%
業界平均
約2.5%
時価総額
この会社: 5兆7,216億円 業界平均: 比較対象外

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 54.6%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
28666.9億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+514450
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-337406
投資CF / 百万円
借入・返済など
-153468
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+177044
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 399567 -227188 -129623 172379
FY2025/3 514450 -337406 -153468 177044

営業キャッシュフローはFY2025/3に約5,145億円へと大きく増加しており、空調事業の稼ぐ力の強さを実証しています。一方で、投資キャッシュフローは成長加速のために約3,374億円を投入しており、M&Aや設備投資への積極的な資金配分が継続されています。高い営業キャッシュフローを原資に、フリーキャッシュフロー(FCF)を約1,770億円確保し、成長投資と株主還元を両立させています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
131.5%
株主総利回り
TOPIX(最新)
188.3%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

ダイキン工業のTSRは直近5年間で131.5%〜184.2%の範囲で推移していますが、FY2024以降はTOPIX(213.4%)に対してアンダーパフォームとなっています。これは、主力の欧州ヒートポンプ市場の成長鈍化懸念や、中国の不動産市況悪化による影響が意識され、日本株全体のバリュエーション切り上がり局面に乗り切れなかったことが主な要因です。

もし昔100万円買ってたら?

上場来安値(1950年代)に購入 +244462.5%
100万円 → 244562.5万円
+244462.5万円
買値 8円 → 現在 19,565円
上場来高値(2023年7月)に購入 -37.6%
100万円 → 62.4万円
-37.6万円
買値 31,330円 → 現在 19,565円
1年前(目安)に購入 -2.2%
100万円 → 97.8万円
-2.2万円
買値 20,000円 → 現在 19,565円

長期的にはM&Aを活用したグローバル展開の成功により驚異的な株価上昇を遂げていますが、直近数年は中国や欧州市場の減速懸念から、上場来高値の31,330円からは調整局面が続いています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
売上高目標は大幅な前倒し達成を果たした一方、欧州環境の変化で利益率は課題を残す
戦略経営計画「FUSION25」
FY2021〜FY2025
売上高: 目標 3兆6,000億円 前倒し達成 (4兆7,523億円(FY2025予想))
132%
営業利益: 目標 4,300億円 順調 (4,016億円(FY2025予想))
93.4%
営業利益率: 目標 12.0% 未達 (約8.45%(FY2025予想))
70.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 41000.0億円 43953.2億円 +7.2%
FY2025 45400.0億円 47523.3億円 +4.6%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 4000.0億円 3921.37億円 -1.9%
FY2025 4250.0億円 4016.69億円 -5.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

戦略経営計画「FUSION25」では、北米市場の好調や為替の追い風により売上高目標(3兆6,000億円)を大幅に超過達成しています。一方で、欧州におけるヒートポンプ暖房市場の一時的な停滞等の影響で、営業利益目標の4,300億円や利益率12%には一歩届かない見通しとなっています。今後は米DDCS社買収によるAIデータセンター向け冷却ソリューションなどの高付加価値領域が利益率改善の鍵となります。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役会長兼CEO
十河政則
推定約216,720万円
約255.0倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約850万円
一般的な大企業と比較して、役員と従業員の報酬倍率は極めて低く、フラットな報酬体系です。

役員報酬総額を人数で割った平均値に基づくと、従業員給与との格差は日本の上場企業平均と比較して非常に抑制されています。これは、長期的な視点に立った全員参加型の経営スタイルを重視し、組織全体の帰属意識を高めるダイキン独自の企業文化が反映された結果と言えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
854万円
従業員数
7866人
平均年齢
41歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 729万円 7652人 +2.5%
FY2023/3 748万円 7618人 +2.6%
FY2024/3 772万円 7654人 +3.2%
FY2025/3 854万円 7866人 +10.6%

平均年収は4年間で約125万円上昇し、直近FY2025は854万円と大幅増(+10.6%)。機械業界の中でもトップクラスの給与水準です。グローバル連結では10万人超の従業員を擁し、単体でも約7,800名の安定した雇用規模を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 4名(26.7%) 男性 11名
27%
73%
監査報酬
27,200万円
連結子会社数
350社
設備投資額
3246.5億円
平均勤続年数(従業員)
16.5年
臨時従業員数
8232人

ダイキン工業のガバナンス体制は、女性役員比率を26.7%まで高めるなど、多様な視点を取り入れた経営陣の構成に注力しています。大規模な連結子会社群を統括する中で、専門性の高い監査体制を整備し、グローバル企業に相応しい透明性の高い意思決定プロセスを構築しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
142
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞, ロイター ほか
業界内ランキング
上位 5%
機械業界 250社中 12位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

AIデータセンター冷却 40%
業績・決算 30%
海外事業戦略 20%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年5月 最高益見通し

前期配当の10円増額と今期も最高益を見込む業績予想を発表し、市場の評価が向上しました。

2025年8月 米社買収

AIデータセンター向け冷却技術を持つ米Dynamic Data Centers Solutions社の買収を決定し、成長領域への本格参入を表明しました。

2025年11月 追加買収

米チルダイン社の買収によりデータセンター冷却ソリューションの製品群をさらに拡充し、競争力を強化しました。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残472,400株
売り残68,000株
倍率6.95倍
2026年2月27日時点
今後の予定
FY2025 通期決算発表 2026年5月中旬
定時株主総会 2026年6月下旬

空調世界トップとしてのグローバルプレミアムが付与され、機械業界平均を上回るバリュエーション(PER21倍台、PBR2倍台)で取引されています。信用倍率は約6.9倍と買い長の状態であり、今後の株価上昇にはAIデータセンター向け冷却ソリューションなどの新たなカタリストの顕在化と利益率の改善が求められます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 354492百万円 94181百万円 26.6%
FY2025/3 366446百万円 101689百万円 27.8%
FY2026/3 予 435000百万円 163000百万円 37.5%

法人税等の支払額は、税引前利益の増加に伴い堅調に推移しています。FY2024/3からFY2025/3にかけて税引前利益は約3,545億円から約3,664億円へと拡大し、納税額もそれに準じて増加しました。FY2026/3予想では税負担率の上昇が織り込まれており、税引前利益4,350億円に対して約1,630億円の法人税等を計上する見込みです。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 18.93%
日本カストディ銀行(信託) 7.74%
JPモルガンチェース銀行 3.98%
ステートストリートバンク 3.54%
三井住友銀行 2.56%

信託銀行と外国機関投資家が上位を占める典型的なグローバル大型株の株主構成です。創業家や特定の事業会社による大口保有がなく、機関投資家主導のガバナンスが効いています。外国人持株比率は約35%と高水準で、グローバルな投資家からの評価が高い企業です。

会社の公式開示情報

役員報酬

541,800万円
取締役9名の合計

EDINET開示データによると、同社は空調・化学事業を主力としており、世界的な気候変動への対応やデータセンター向け冷却技術への戦略的投資が事業リスクおよび成長機会の両面で重要視されています。350社に及ぶ連結子会社を通じ、グローバルな供給網と地域密着型の販売体制を構築していることが大きな強みです。

最新ニュース

リスク要因

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ダイキン工業 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「空調世界王者が、AIデータセンター冷却技術の獲得で次なる成長フェーズへ突き進む状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU