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6273 プライム

SMC

SMC CORPORATION

68,650
+1240円 (+1.84%)
3/5 時点

「圧倒的利益率と無借金要塞が支える、空気圧制御機器のグローバル巨人」

ひとめ診断

業績
普通
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

SMCは圧縮空気を動力源とする自動化機器の世界トップメーカーです。直近の第3四半期累計決算では売上高6,099.3億円(前年同期比3.3%増)と増収を確保した一方、営業利益は1,375.6億円(同3.7%減)と微減益に着地しました。世界中に構築した圧倒的な販売・即納インフラが強固な参入障壁となっており、長期的な成長が期待されています。

機械 プライム市場 時価総額 4兆5,743億

サービスの実績は?

1,000
1株当たり配当金
2025年3月期会社予想
増配傾向
6,099.3億円
第3四半期累計売上高
2024年4月〜12月
+3.3% YoY
1,375.6億円
第3四半期累計営業利益
2024年4月〜12月
-3.7% YoY
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-12-03 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
41,700円
現在値
68,650円
高値
77,610円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 7768.7億 / 利益 1962.3億
FY2025/3 売上 7921.1億 / 利益 1902.4億
FY2026/3 予 (予想) 売上 8500.0億 / 利益 2150.0億
売上 営業利益 赤字

SMCは空気圧制御機器の世界的トップメーカーであり、世界的な自動化需要を背景に売上高は7,921億円という高い水準を維持しています。主要な自動車・IT・半導体業界向けの需要変動の影響を受けつつも、グローバルでの生産・販売体制が業績を下支えしています。当期純利益も1,563億円を計上するなど、高付加価値な製品群によって強固な収益基盤を確立しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
8.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
7.4%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
24.0%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 9.5% 8.5% 25.3%
FY2025/3 8.1% 7.4% 24.0%

同社は独自の製品開発力と圧倒的な生産効率を強みとしており、非常に高い営業利益率を長年維持しています。ファクトリーオートメーション(工場の自動化)市場における高いシェアが、価格競争に巻き込まれにくい高収益体質を支えています。効率的な経営指標であるROE(自己資本利益率)も高い水準にあり、株主資本を効果的に活用して利益を生み出し続けています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.46%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2025/3 1000円 1.46% 30.0%

SMCの配当方針は、業績に応じた利益還元を重視しており、安定的な増配と高い配当水準を維持しています。前期は1株当たり1,000円の配当を実施し、株主への利益還元を積極的に行っています。無借金経営で得られた豊富なキャッシュを背景に、今後も株主価値の向上を最優先とする資本政策が継続される見通しです。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
20.1倍
業界平均
18.5倍
PBR 割高寄り
この会社
2.1倍
業界平均
1.5倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.46%
業界平均
2.10%
時価総額 割高寄り
この会社
4兆3,833億円
業界平均
2,000億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 91.8%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
19283.1億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+196656
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
+35234
投資CF / 百万円
借入・返済など
-100202
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+231890
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2022/3 120473 73440 -56009 193913
FY2023/3 156093 -116215 -88933 39878
FY2024/3 101617 -87086 -113299 14531
FY2025/3 98207 -131900 -87928 -33693
FY2026/3 196656 35234 -100202 231890

当期は営業活動によるキャッシュフローが約1,967億円と大幅に伸長し、極めて潤沢なキャッシュ創出能力を示しました。投資活動においては成長のための設備投資を継続しつつ、財務活動では積極的な配当還元や自己株式の取得により約1,002億円のキャッシュを流出させています。結果としてフリーキャッシュフローは2,319億円のプラスとなっており、極めて健全かつ強力な資金循環を実現しています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
125.0%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

過去数年間、SMCのTSR(株主総利回り)はプラスを維持してきたものの、当期のTSRは125%となり、TOPIX(213.4%)を大きくアンダーパフォームしています。これは、日本株全体がバリュー株主導で大幅に上昇する中、FA機器セクター全体がグローバルな設備投資需要の減速懸念により上値の重い展開となったことが背景にあります。

もし昔100万円買ってたら?

IPO時(1987年)に購入 +4476.7%
100万円 → 4576.7万円
+4476.7万円
買値 1,500円 → 現在 68,650円
リーマンショック底値(2009年)に購入 +956.2%
100万円 → 1056.2万円
+956.2万円
買値 6,500円 → 現在 68,650円
1年前(2023年3月)に購入 -8.5%
100万円 → 91.5万円
-8.5万円
買値 75,000円 → 現在 68,650円

上場時や過去の暴落時に投資していれば数十倍の大きなリターンをもたらした超優良銘柄です。一方で、直近1年はFA・半導体市況のサイクルの底に近い状況にあり、株価は調整局面を迎えています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
外部環境の悪化により足元は計画比でやや下振れ傾向にあるが、堅実な業績を維持。
2025年3月期 通期業績予想
FY2024
売上高: 目標 820,000百万円 順調 (609,933百万円(3Q累計))
74.3%
営業利益: 目標 190,000百万円 順調 (137,564百万円(3Q累計))
72.4%
経常利益: 目標 222,320百万円 順調 (未定)
75%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 820,000百万円 792,108百万円 -3.4%
2023年3月期 780,000百万円 824,722百万円 +5.8%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2024年3月期 200,000百万円 189,000百万円 -5.5%
2023年3月期 230,000百万円 257,800百万円 +12.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

直近の決算では、半導体関連の需要一服や中国市場の減速などの影響を受け、通期計画に対する進捗はやや遅れ気味です。しかし、中長期的な自動化需要を背景に、強固なサプライチェーンとグローバルでの即納体制が支えとなり、高い利益水準を維持しています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
丸山 公平
推定約20,240万円
約27.0倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約750万円
業界水準と比較して役員報酬の倍率が非常に低く、株主還元と従業員への利益配分を重視する経営姿勢が伺えます。

役員報酬総額が8名で5億600万円であることから、個々の役員報酬は経営規模に対して抑制されています。従業員への利益還元を重視する堅実な経営方針が反映されており、一般的な大企業の役員・従業員間格差よりも極めて低い倍率で構成されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
853万円
従業員数
6414人
平均年齢
41.2歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 852万円 5937人 +1.5%
FY2023/3 864万円 6035人 +1.4%
FY2024/3 846万円 6286人 -2.1%
FY2025/3 853万円 6414人 +0.8%

平均年収は約850万円で機械業界ではトップクラスの水準。従業員数は4年間で約480名増加(+8.0%)と積極的に採用を進めています。平均勤続年数19.9年と業界随一の定着率を誇り、技術者の長期育成を重視する企業文化が特徴です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3%) 男性 13名
13%
87%
監査報酬
8,800万円
連結子会社数
43社
設備投資額
1078.0億円
平均勤続年数(従業員)
19.8年
臨時従業員数
5061人

女性役員比率は13.3%となっており、グローバル展開する企業としてさらなる多様性の向上が期待される段階です。43社の連結子会社を統括する経営体制に加え、約8,800万円の監査報酬を支払うなど、強固な監査体制と健全な企業統治の維持に注力しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
85
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ロイター, Bloomberg ほか
業界内ランキング
上位 5%
機械業界 200社中 8位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
株価・市況 30%
事業提携 15%
技術・製品 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年5月 事業統合

神鋼鋼線工業がSMC商事と共同出資するファイベックスの株式を追加取得し完全子会社化。

2025年12月 提携

セルプロジャパンとベトナム市場での再生医療領域の事業展開に向けたパートナーシップ契約を締結。

2026年2月 3Q決算

第3四半期累計の売上高は6,099.33億円となり、経常利益は前年同期比2%増益を達成。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残38,000株
売り残30,100株
倍率1.26倍
2025年2月20日時点
今後の予定
2025年3月期 本決算発表 2025年5月中旬
2026年3月期 第1四半期決算 2025年8月上旬

信用倍率は1.26倍と需給は引き締まっており、機関投資家中心の安定した株主構成を反映しています。競合他社と比較して高いPER・PBRが付与されており、これは同社の圧倒的な市場シェアと利益率に対するプレミアム評価といえます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 225000百万円 69300百万円 30.8%

法人税等の支払いは、連結ベースでの税引前利益に対して適正な実効税率である約30.8%に基づいて算出されています。当期は税引前利益が約2,250億円となり、それに対する法人税等として約693億円を納付しています。税務上の調整事項を除き、業績の拡大に比例して着実に納税を行うことで、社会的な貢献を果たしています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 15.25%
日本カストディ銀行(信託口) 6.28%
合同会社高田インターナショナル 5.94%
トン ファイナンス ビーブイ 5.39%
JPモルガン・チェース・バンク 4.46%

創業家の高田家関連(合同会社高田インターナショナル、トン ファイナンス ビーブイ)が合計約11%を保有。信託銀行経由の機関投資家が約21%。創業家と機関投資家のバランスが取れた構成です。高田家は経営にも関与しており、長期視点の経営が特徴。自社株買いも積極的に実施しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

50,600万円
取締役8名の合計

空気圧制御機器のグローバルリーダーとして、自動車・IT・医療など幅広い産業を顧客に持ち、連結子会社43社を通じた強固な世界販売網が収益の源泉となっています。事業リスクとしては、世界経済の減速や為替変動、サプライチェーンの混乱が利益に影響を与える可能性があることを有価証券報告書等で開示しています。

最新ニュース

リスク要因

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SMC まとめ

業績
普通
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「圧倒的利益率と無借金要塞が支える、空気圧制御機器のグローバル巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU