ディスコ
DISCO CORPORATION
「半導体製造の『切る・削る・磨く』を極め、驚異の利益率と圧倒的シェアで業界に君臨するガリバー企業」
ひとめ診断
この会社ってなに?
ディスコは半導体製造プロセスにおける切断・研削・研磨装置で世界シェア約8割を握る圧倒的なトップメーカーです。FY2025は生成AI向け半導体の需要急増を追い風に、売上高3,933.1億円、営業利益1,668.34億円と極めて高い収益性を叩き出しています。時価総額は7.7兆円に達しており、独自の経営目標である「4年累計経常利益率20%以上」を大きく超過達成し続けるなど、強固な競争優位性と財務基盤を誇ります。
サービスの実績は?
株価チャート
22,640円
81,000円
儲かってるの?
ディスコは半導体製造装置および精密加工ツールの高い技術力を背景に、FY2025/3には売上高約3,933億円、営業利益約1,668億円を達成し、過去最高水準の業績を更新しました。これは半導体市場におけるAI需要の拡大に伴い、切断・研削加工装置の需要が堅調に推移したことが主因です。FY2026/3予想では成長一服を織り込み売上高約899億円を見込んでいますが、引き続き高水準な市場シェアを維持する見通しです。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 20.7% | 15.1% | 39.5% |
| FY2025/3 | 25.1% | 18.9% | 42.4% |
収益性の高さは同社の大きな強みであり、営業利益率はFY2025/3時点で42.4%という驚異的な水準を誇っています。これは製造からアフターサービスまで一貫して高品質な製品と加工ツールを提供し、顧客との強固な信頼関係を築いているためです。結果として、ROE(自己資本利益率)も25.1%に達しており、極めて効率的な資本活用を実現しています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 307円 | 0.43% | 39.5% |
| FY2025/3 | 413円 | 0.58% | 36.1% |
配当方針において業績連動を重視しており、利益成長を背景にFY2025/3には年間413円という高水準な配当を実施しました。配当性向は30%台半ばを維持しており、成長投資のための資金確保と株主への還元を両立させています。今後も強固な財務基盤を維持しながら、継続的かつ安定的な利益配分を目指す方針です。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 97524 | -16403 | -30938 | 81121 |
| FY2025/3 | 120364 | -68002 | -38150 | 52362 |
営業活動によるキャッシュフローは、高い収益性を反映してFY2025/3には約1,204億円のプラスと力強い創出力を示しています。投資活動には、将来の需要増を見据えた生産能力増強や技術開発に向け、FY2025/3に約680億円規模の積極的な設備投資を継続しました。潤沢なフリーキャッシュフローに基づき、配当の安定的な支払いと成長投資のバランスが適切に保たれています。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
FY2024の自社TSRは818.8%(TOPIX 213.4%)、FY2025は441.2%(TOPIX 188.3%)と、市場平均(TOPIX)を圧倒的にアウトパフォームしています。生成AI向けをはじめとする先端半導体への旺盛な設備投資需要が、同社の株主価値を強力に押し上げています。
もし昔100万円買ってたら?
半導体サイクルの波を乗り越えながら、過去10年間で株価はテンバガー(10倍株)を大きく超える驚異的な成長を遂げています。底値圏から保有し続けた場合、資産は約48倍に膨らむ計算になります。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 非開示 | 4,190.0億円 | 3,933.1億円 | 上方修正を反復 |
| FY2024 | 非開示 | 2,980.0億円 | 3,075.5億円 | 超過達成 |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 非開示 | 1,721.0億円 | 1,668.34億円 | 上方修正を反復 |
| FY2024 | 非開示 | 1,150.0億円 | 1,214.9億円 | 超過達成 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ディスコは一般的な期間を区切った中期経営計画を策定せず、「4年累計経常利益率20%以上」という独自の恒常的な指標を経営の道しるべとしています。直近のFY2025時点での同利益率は40.0%に達し、目標を長期間にわたり大きく超過して達成し続けています。
社長はどんな報酬?
一般的な上場企業では役員と従業員の報酬格差が大きい一方、当社は従業員への還元を重視したフラットな給与・報酬設計が特徴です。高い業績連動性を持ちつつも、経営陣と従業員の報酬差が極めて小さく、組織全体で成果を共有する文化が醸成されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 1233万円 | 4625人 | +8.2% |
| FY2023/3 | 1383万円 | 4926人 | +12.2% |
| FY2024/3 | 1507万円 | 5221人 | +9.0% |
| FY2025/3 | 1672万円 | 5491人 | +10.9% |
平均年収1,672万円は全上場企業でもトップクラスの水準で、機械メーカーとしては圧倒的No.1。4年間で+439万円(+36%)と驚異的な伸び。独自の社内通貨「Will」制度による成果報酬型の給与体系が高年収の背景。従業員数も毎年増加し、平均年齢37歳と若い組織を維持しています。
この会社のガバナンスは?
社外取締役比率が高く、客観的な監督体制を確保しています。特に女性役員比率が36.4%と日本企業平均を大きく上回る水準であり、多様性を取り入れた先進的なガバナンス体制が特徴です。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年3月期第2四半期決算を発表し、高水準の利益率を維持していることが確認されました。
通期経常利益の過去最高益見通しを発表し、市場の成長期待を一層強めました。
主要証券会社が目標株価を100,000円へ上方修正し、強い買い推奨が継続されています。
株の売買状況と今後の予定
PER325.9倍、PBR15.77倍と市場から極めて高い成長期待を集めています。信用取引では売り残が買い残を上回る貸借倍率0.81倍(売り長)となっており、株価上昇時の踏み上げ(空売りの買い戻しによる株価上昇)圧力が存在しています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 122393百万円 | 38188百万円 | 31.2% |
| FY2025/3 | 168943百万円 | 45052百万円 | 26.7% |
| FY2026/3 予 | 34480百万円 | 10713百万円 | 31.1% |
法人税等の支払額は、税引前利益の増減に連動して推移しており、FY2025/3には約451億円の納税を行いました。実効税率は概ね30%前後で推移しており、税効果会計等の影響により年度によって変動が生じる場合があります。企業の収益拡大に伴い納税額も増加する傾向にあり、公共への貢献と株主還元をバランス良く実施する体制となっています。
誰がこの会社の株を持ってる?
信託銀行経由の機関投資家に加え、創業家系(関家)のダイイチホールディングス(5.5%)とOctagonLab(5.1%)が合計約10%超を保有。創業家の安定保有と機関投資家のバランスが良い株主構成。外国人持株比率は約30%で、半導体装置セクターとしてグローバル投資家の注目度が非常に高い。
会社の公式開示情報
役員報酬
精密加工装置と消耗品の両輪で高い世界シェアを誇りますが、主要顧客の設備投資動向に左右されやすい側面があります。為替変動や半導体市場の景気循環が業績リスクとして顕在化しており、技術優位性の維持が持続的成長の鍵となります。
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU