リクルートHD
RECRUIT HOLDINGS CO., LTD.
「圧倒的なデータベースとグローバルHRテックで人材市場を席巻するプラットフォーマー」
ひとめ診断
この会社ってなに?
リクルートHDは、国内外で人材マッチングからSaaSまで幅広く手掛けるグローバル企業です。FY2025の売上高は3兆5574.8億円、営業利益は4905.42億円と高収益を誇ります。主力の米国Indeedを軸としたHRテクノロジー事業が成長を牽引しており、今後は「Simplify Hiring」を掲げ採用プロセスの圧倒的な効率化を目指しています。
サービスの実績は?
株価チャート
6,040円
9,563円
儲かってるの?
リクルートHDの業績は、世界最大級の求人検索エンジンであるHRテクノロジー事業が牽引し、堅調に拡大を続けています。FY2024/3からFY2025/3にかけて売上高は約3.5兆円に成長し、営業利益も約4,905億円を記録するなど大幅な増益を達成しました。FY2026/3も更なる収益性向上を見込んでおり、年間営業利益5,400億円という強固な利益水準を目指しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 17.6% | 11.2% | 11.8% |
| FY2025/3 | 25.1% | 14.7% | 13.8% |
同社は高いブランド力とデータベースを活用したビジネスモデルにより、極めて高い収益性を維持しています。FY2025/3にはROE(自己資本利益率)が25.1%まで上昇し、資本を効率的に活用して大きな利益を生み出していることが分かります。営業利益率も13.8%と、サービス業としては非常に優秀な水準を誇っています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 23円 | 0.33% | 10.2% |
| FY2025/3 | 24円 | 0.35% | 8.8% |
配当政策については、持続的な成長のための投資を最優先しつつ、安定的な配当維持を基本方針としています。配当性向は10%未満と非常に低水準に抑えられており、内部留保を成長投資へ重点的に振り向ける姿勢が明確です。株主還元は配当だけでなく、柔軟な自社株買いによる資本効率の改善を組み合わせる手法を主軸としています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 535362 | -68789 | -334648 | 466573 |
| FY2025/3 | 610363 | -61054 | -880480 | 549309 |
本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは、FY2025/3に約6,104億円と拡大しており、圧倒的なキャッシュ創出能力を証明しています。投資活動には抑制的な支出を維持しつつ、財務CFにおける多額の支出は主に自社株買いや積極的な株主還元によるものです。結果として、年間で約5,493億円ものフリーキャッシュフローを創出する極めて強力な財務体質となっています。
株主にどれだけ報いた?
※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較
TSRはFY2021以降一貫してTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。主力のHRテクノロジー事業の力強い成長に加え、資本効率を重視した経営と潤沢なフリーキャッシュフローを背景とした自社株買いなどの株主還元が、市場から高く評価された結果です。
もし昔100万円買ってたら?
2014年の上場時初値(3,170円)から比較すると、株価は2倍以上の水準で成長しています。グローバルM&Aの成功(Indeed等)が市場から高く評価され、長期保有の株主に大きなリターンをもたらしています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 33000億円 | 34000億円 | 34164.9億円 | +3.5% |
| FY2025 | 34500億円 | 35500億円 | 35574.8億円 | +3.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 3800億円 | 4000億円 | 4025.26億円 | +5.9% |
| FY2025 | 4500億円 | 4900億円 | 4905.42億円 | +9.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
リクルートHDは、長期的な利益成長に向けたM&Aと事業の選択と集中を進めています。特にHRテクノロジー事業での圧倒的シェア獲得と、国内SaaS事業を通じた中小企業のDX支援が成長の柱となっており、着実な業績拡大を実現しています。
社長はどんな報酬?
代表取締役の報酬はグローバル基準で見れば高い水準にありますが、従業員の平均年収も非常に高額であるため、報酬倍率は一般的な国内大手企業や欧米企業よりも低い水準に留まっています。これは成果主義を重んじつつも、チーム全体の貢献を重視する同社の企業文化を反映しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 1138万円 | 128人 | +3.5% |
| FY2024/3 | 1119万円 | 119人 | -1.7% |
| FY2025/3 | 1145万円 | 116人 | +2.3% |
平均年収1,145万円は高水準だが、純粋持株会社のため単体従業員は約116名と非常に少数。連結では約55,000名(HRテクノロジー部門含む)。実質的な報酬水準は事業子会社ごとに異なる。
この会社のガバナンスは?
同社はガバナンス改革を積極的に推進しており、女性役員比率を約33.3%まで引き上げるなど、多様性を尊重した経営体制を構築しています。監査報酬も高水準であり、グローバル展開に伴うリスク管理および透明性の高い経営体制の整備を優先的に進めています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年3月期決算にて**3期連続最高益**を達成し、増配を発表しました。
第1四半期決算にて最終利益が**14%増益**となる堅調な滑り出しを見せました。
第3四半期累計で営業利益が**21.1%増の4,956億円**に達し、力強い成長を維持しています。
株の売買状況と今後の予定
時価総額10兆円超と国内屈指の規模を誇り、高いPBR(6.28倍)は同社の強力な無形資産と将来の成長期待の表れです。信用倍率は約16倍と買い長ですが、高い流動性により吸収されています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2026/3 予 | 540000百万円 | 112000百万円 | 20.7% |
FY2026/3予想における法人税等の負担は約1,120億円を見込んでいます。税引前利益5,400億円に対して実効税率は約20.7%となっており、グローバル展開する企業としての税務コストを適切に管理しています。今後も安定した収益拡大に伴い、適正な納税を通じて社会貢献を継続する方針です。
誰がこの会社の株を持ってる?
特定の大株主による支配がない分散型構成。シンガポール政府投資公社(GIC)が約2%を保有する点が特徴的。外国人株主比率は約45%で、グローバルHRテック企業としての評価を反映。積極的な自社株買いで浮動株は減少傾向。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、売上収益はIndeedを中心とするHRテクノロジー事業が大きな成長エンジンとなっており、為替影響や世界的な雇用需要の変化を主要な事業リスクとして特定しています。大規模なM&Aを繰り返すグローバル戦略と、デジタル化による効率的なマッチングモデルが同社の財務基盤を支えています。
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リスク要因
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU