ブリヂストン
BRIDGESTONE CORPORATION
「世界首位級のタイヤメーカーから、データ・AIを駆使するモビリティソリューション企業への進化」
ひとめ診断
この会社ってなに?
2025年12月期の売上収益は4兆4,295億円、調整後営業利益は4,937億円と堅調に推移しています。トムトムテレマティクス等の大型買収を通じ、タイヤの売り切りからフリート向けデジタルソリューションへと事業モデルの転換を推進中です。2026年には売上4.5兆円・営業利益5,150億円を計画し、5期連続増配など積極的な株主還元も投資家から高く評価されています。
サービスの実績は?
株価チャート
2,556.5円
3,859円
儲かってるの?
ブリヂストンは、世界トップクラスのタイヤメーカーとして約4兆4,295億円という極めて大規模な売上収益を確保しています。原材料価格の変動や為替の影響を受けやすい事業構造ですが、プレミアムタイヤ事業への注力により安定した収益基盤を構築しています。今後は、モビリティソリューションなど高付加価値分野の拡大により、持続的な成長と利益率の向上を目指す経営計画を掲げています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2023/12 | 9.7% | 6.1% | 11.2% |
| FY2024/12 | 7.5% | 5.0% | 10.0% |
グローバル市場でミシュラン等と競合する中で、同社は高付加価値製品の販売比率を高めることで高い収益性を維持しています。単なるタイヤ販売にとどまらず、デジタル技術を活用したタイヤメンテナンスサービスなどのソリューション事業を強化することで、利益率のさらなる改善を図っています。競争の激しい業界においても、効率的なポートフォリオ経営が収益を下支えしていると言えるでしょう。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2023/12 | 200円 | 5.47% | 41.3% |
| FY2024/12 | 210円 | 5.75% | 50.5% |
ブリヂストンは、中期経営計画に基づき配当による株主還元を最優先事項の一つとして掲げています。業績の拡大に合わせて段階的に増配を続けており、株主への利益還元を強化する姿勢を明確に示しています。潤沢な営業キャッシュ・フローを背景とした、継続的かつ安定的な配当政策が投資家の高い支持を集めています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2023/12 | 661433 | -297719 | -183657 | 363714 |
| FY2024/12 | 548844 | -255061 | -343258 | 293783 |
タイヤメーカーとしての本業である営業活動から安定的に多額のキャッシュを創出しており、極めて強力なキャッシュ・フロー創出能力を有しています。この潤沢な資金を基盤に、デジタルソリューションや次世代モビリティなどの未来の収益源へ積極的に投資を行っています。投資を回収しつつ、株主還元を強化するという循環的な資本配分を推進しています。
もし昔100万円買ってたら?
リーマンショック後の2009年に底値を付けて以降、プレミアムタイヤへの注力とグローバル展開により業績を拡大し、株価は長期的に力強い上昇トレンドを描いています。継続的な増配も総利回りを大きく押し上げる要因となっています。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年12月期 | 4兆4000億円 | 4兆4300億円 | 4兆4295億円 | +0.6% |
| 2024年12月期 | 4兆3000億円 | 4兆4000億円 | 4兆4294億円 | +3.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年12月期 | 4800億円 | 4900億円 | 4937億円 | +2.8% |
| 2024年12月期 | 4700億円 | 4800億円 | 4810億円 | +2.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
トムトムテレマティクスなどのM&Aやアセントロボティクスとの提携を通じ、デジタルフリートソリューションを急拡大させています。これにより、従来のタイヤ単体販売から継続的なサービス収益モデルへの転換が進んでおり、高付加価値化と安定したキャッシュフロー創出に繋がっています。
社長はどんな報酬?
代表者の報酬は日本の大企業としては非常に抑制されており、従業員との格差が極めて小さい公平な報酬設計となっています。企業成長を重視しつつ、社会的な責任を果たそうとするガバナンス意識が報酬水準に反映されていると考えられます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2022/12 | 748万円 | 13903人 | +1.2% |
| FY2023/12 | 748万円 | 14106人 | 0.0% |
| FY2024/12 | 755万円 | 14207人 | +0.9% |
単体の平均年収は748〜755万円で安定推移。製造業としては高水準の給与体系です。従業員数は約1.4万人で微増傾向。なお、連結では約13万人のグローバル従業員を抱え、世界150カ国以上で事業展開しています。平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は15.5年と定着率の高さが特徴。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年12月期において最終益の増益と実質増配を達成し、株価のサポート材料となりました。
第3四半期決算にて前年同期比64%の最終益増益を発表し、市場の収益性改善期待が高まりました。
アセントロボティクスとの技術提携を発表し、ソフトロボットハンド領域での事業変革を推進しました。
株の売買状況と今後の予定
ゴム製品セクターにおいて、ブリヂストンは時価総額で圧倒的な首位を維持しています。PBRが1倍を超えている点は、同業他社と比較してブランド力と高収益性が高く評価されている証拠であり、配当利回り3.8%と下値不安の少ないバリュエーションとなっています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|
グローバルに展開する企業であるため、各国の法人税法に基づき適正に納税を行っています。利益水準に応じた法人税等の支払いは、同社の利益の変動に伴って推移する傾向にあります。税金費用の大部分は世界各地での事業活動から生じており、国際的な税務コンプライアンスを遵守しつつ、税負担の最適化にも取り組んでいます。
誰がこの会社の株を持ってる?
創業家の石橋家に関連する石橋財団(11.5%)と永坂産業(2.45%)が合計約14%を保有し、安定株主としての役割を果たしています。筆頭株主は機関投資家の受託分を保有する信託銀行(14.89%)。外国人持株比率は約35%と高く、グローバルなタイヤメーカーとして海外投資家からの評価も高い銘柄です。
会社の公式開示情報
有価証券報告書では、タイヤ事業を核としつつ、ゴムを活用した多角化事業を展開するセグメント構成が明確です。為替リスクや原材料価格の変動が収益に与える影響を重要リスクとして開示しており、グローバルな製造・供給体制の効率化によるリスクヘッジが詳細に記されています。
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ブリヂストン まとめ
「世界首位級のタイヤメーカーから、データ・AIを駆使するモビリティソリューション企業への進化」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU