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4503 プライム

アステラス製薬

Astellas Pharma Inc.

2,379.5
+48円 (+2.06%)
3/5 時点

「主力薬の特許切れを乗り越え、8000億円規模の大型買収で眼科・がん領域へ舵を切る製薬大手」

ひとめ診断

業績
好調
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
好評

この会社ってなに?

アステラス製薬は、国内2位の売上を誇る製薬大手です。前立腺がん治療薬「イクスタンジ」の特許切れ(パテントクリフ)を見据え、米アイベリック・バイオ社を約8000億円で買収するなど、眼科領域や新たなモダリティへの投資を加速しています。直近の2026年3月期第3四半期では売上収益が1兆6,013億円に達し、通期業績予想を大幅に上方修正しました。現在の株価は2379.5円で推移しており、次世代の主力薬候補が収益の柱に育つかが投資家の最大の焦点となっています。

医薬品 プライム市場 時価総額 4兆4,230億

サービスの実績は?

1兆2,000億円
主力薬・重点製品売上目標
経営計画21-25目標
進行中
5,000億円
Focus Areaプロジェクト売上
2030年度目標
中長期目標
2.1
労働生産性(営業利益/従業員数)
2025年度見通し
2020年度比
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2025-03-05 〜 2026-03-05(J-Quants API)
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
52週レンジでの現在位置
安値
1,243.5円
現在値
2,379.5円
高値
2,620円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 16036.7億 / 利益 255.2億
FY2025/3 売上 19123.2億 / 利益 410.4億
FY2026/3 予 (予想) 売上 19300.0億 / 利益 1600.0億
売上 営業利益 赤字

2026年3月期第3四半期累計の売上収益は約1兆6,013億円に達し、重点戦略製品の売上拡大が業績を牽引しました。第3四半期時点で最終利益は2,480億円を計上しており、前年同期の赤字から一転して大幅な増収増益を達成しています。今後は前立腺がん治療薬などの主力製品が成長を支え、通期での利益最大化が期待されます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
3.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
1.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.1%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 1.1% 0.5% 1.6%
FY2025/3 3.4% 1.5% 2.1%

主力製品である前立腺がん治療薬「イクスタンジ」の堅調な販売により、高い収益性を維持しています。コア営業利益率30%以上という経営目標を掲げ、研究開発効率の向上と選択と集中によるコスト管理を徹底しています。今後は新薬の創出に向けた投資を継続しつつ、グローバル市場での収益基盤の強化により利益率を押し上げる構えです。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
配当利回り
3.60%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 70円 3.41% 736.1%
FY2025/3 74円 3.60% 261.0%

株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、安定的かつ継続的な配当を実施する方針を掲げています。配当性向を考慮しながら一株あたり配当金の増配に取り組んでおり、株主への還元姿勢を明確に示しています。強固な財務基盤を背景に、将来的な成長投資とバランスの取れた株主還元を今後も推進していく考えです。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
16.7倍
業界平均
13.67倍
PBR 割高寄り
この会社
2.37倍
業界平均
1.25倍
配当利回り 多め
この会社
3.26%
業界平均
2.34%
時価総額
この会社: 4兆3,260億円 業界平均: セクター上位水準

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 45.3%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
15132.5億円

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+194512
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-89419
投資CF / 百万円
借入・返済など
-261367
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+105093
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 172475 -845802 614060 -673327
FY2025/3 194512 -89419 -261367 105093

事業運営から安定的な営業キャッシュフローを創出し、それを次世代のパイプライン強化に向けた研究開発や戦略的なM&A投資に充当する好循環を作っています。特に米国の眼科バイオ企業などの大型買収を通じて、将来の収益源となる資産を積極的に蓄積しています。今後も潤沢なキャッシュフローを活用し、成長領域への再投資と株主還元を両立させる方針です。

もし昔100万円買ってたら?

長期保有(2014年2月高値水準から) +48.7%
100万円 → 148.7万円
+48.7万円
買値 1,600円 → 現在 2,379.5円
52週底値(2024年中盤)に購入 +91.4%
100万円 → 191.4万円
+91.4万円
買値 1,243.5円 → 現在 2,379.5円
1年前(2025年3月)に購入 +32.2%
100万円 → 132.2万円
+32.2万円
買値 1,800円 → 現在 2,379.5円

過去1年間で株価は底値の1243.5円から2379.5円まで力強く回復しました。これは、大型買収によるパイプライン拡充と、直近の大幅な業績上方修正が市場に好感されたためです。

会社の計画は順調?

B
総合評価
大型買収による先行投資負担が利益を圧迫するも、直近で業績の底入れ感
経営計画21-25
FY2021〜FY2025
イクスタンジ・重点戦略製品売上: 目標 1兆2000億円 順調
85%
コア営業利益率: 目標 30% やや遅れ
45%
Focus Area売上 (2030年度): 目標 5000億円 大幅遅れ
15%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

最終利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2026年3月期 3Q累計 1,800億円 2,500億円 2,480億円 +37.8%
売上収益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2026年3月期 3Q累計 1兆5,000億円 1兆9,300億円(通期) 1兆6,013億円 +10.2%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2025年3月期 通期 1,200億円 400億円 410億円 -65.8%
売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
2025年3月期 通期 1兆8,500億円 1兆9,000億円 1兆9,000億円 +2.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

「経営計画21-25」において、イクスタンジの特許切れを見据えた収益構造の転換を進めています。目標とするコア営業利益率30%の達成には、米アイベリック・バイオ買収などで獲得した新規パイプラインの早期収益化が不可欠です。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
岡村直樹
推定約2.0億円
約15〜25倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
1,000万円前後
グローバル企業として標準的な報酬水準であり、業績連動性が重視されています。

役員報酬は報酬委員会による客観的な評価を経て決定され、中長期的な企業価値向上に向けたインセンティブが強く反映されています。従業員年収も業界トップクラスを維持していますが、経営陣との報酬格差は、海外拠点を含むグローバルな人材獲得競争を勝ち抜くための適正な設定と言えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1046万円
従業員数
4105人
平均年齢
42.3歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 1064万円 3943人 +2.8%
FY2023/3 1061万円 4867人 -0.3%
FY2024/3 1110万円 4806人 +4.6%
FY2025/3 1046万円 4105人 -5.8%

平均年収は約1,050万円と製薬業界トップクラスの水準。FY2025で減少に転じたのは早期退職制度の実施による構成変化が影響しています。従業員数はFY2023の4,867名をピークに減少傾向にあり、組織のスリム化と重点領域への集中を進めています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
124
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 5%
医薬品業種 72社中 3位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
M&A・提携 30%
新薬開発 20%
株価・市況 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年5月 大型買収

アイベリック・バイオ社を約8000億円で買収し、眼科領域におけるグローバルな開発基盤を獲得。

2025年11月 戦略的買収

Propella Therapeutics社の買収により、前立腺がん等の泌尿器がん領域におけるポートフォリオを拡充。

2026年2月 業績上方修正

2026年3月期第3四半期累計において39%の上方修正を発表し、7期ぶりの最高益更新見通しを公表。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残790,000株
売り残692,300株
倍率1.14倍
2026年2月時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年4月25日
第21期 定時株主総会 2026年6月中旬

アステラス製薬のPERは16.7倍、PBRは2.37倍と、医薬品セクターの平均を上回るプレミアムが付与されています。これは市場が同社の大型買収による中長期的な成長シナリオを評価している表れと言えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率

グローバルに事業を展開しているため、各国での法人税負担が発生しています。税引前利益の変動に応じて法人税額も調整されますが、研究開発費にかかる税額控除などを適切に活用し、実効税率を管理しています。業績の拡大局面では納税額も増加しますが、持続的な利益成長を通じて安定した税負担能力を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 19.45%
日本カストディ銀行(信託口) 7.52%
ゴールドマン・サックス 3.5%
日本生命保険 2.85%
その他(機関投資家・個人) 66.68%

信託銀行(年金・投信経由)が約27%を保有する典型的な大型機関投資家銘柄です。特定の親会社や創業家の大株主が存在せず、浮動株比率が高いのが特徴。外国人投資家の保有比率も約40%と高く、グローバル製薬企業としての評価が反映されています。

会社の公式開示情報

EDINETの開示情報によると、主力である前立腺がん治療薬「イクスタンジ」に依存する収益構造からの脱却を図っており、買収したアイベリック・バイオ等の新規分野への投資と研究開発コストが直近の利益変動要因となっています。事業リスクとしては、主要製品の特許切れや新薬の承認遅延、グローバルな薬価改定の影響が常に注視されています。

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ニュース一覧

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アステラス製薬、26年3月期3Q決算で大幅な増収増益を達成
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今期最終を39%上方修正、7期ぶり最高益更新へ
2/4 · 株探
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サステナビリティ・ミーティングにて労働生産性の向上を強調
2/20 · TDnet
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11/16 · アステラス製薬ニュースルーム
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米アイベリック・バイオを約8000億円で買収し眼科領域を強化
5/1 · 日本経済新聞

関連リンク

アステラス製薬 まとめ

業績
好調
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「主力薬の特許切れを乗り越え、8000億円規模の大型買収で眼科・がん領域へ舵を切る製薬大手」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU