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3990 グロース

UUUM

UUUM CO., LTD.

530
+0円 (+0%)
2/14 時点

「YouTuberマネジメントの先駆者が、業績悪化を経てフリークアウト傘下で非公開化・構造改革へ向かう状態」

ひとめ診断

業績
普通
配当
なし
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
不評

クリエイターと共に新しいエンターテインメントを創出する、日本最大級のマネジメントプロダクション

新しい事業モデルやエンターテインメントを創出し、世界中に新しい体験と感動を届ける未来。

この会社ってなに?

あなたが普段YouTubeで人気クリエイターの動画を見たり、企業とのタイアップ企画を目にしたりするとき、その裏側で企画進行やクリエイターのサポートを行っているのがUUUMです。動画の中で紹介された商品を実際に買ってみた経験があるかもしれませんが、そうした「インフルエンサーを通じた消費」の仕組みを日本でいち早く事業化しました。現在では動画広告だけでなく、クリエイター自身がプロデュースするブランド(P2C)の立ち上げなども手掛けており、私たちのスマホ視聴時間と密接に関わるビジネスを展開しています。

UUUMは直近FY2024において売上高275.9億円、営業利益3.24億円を計上しましたが、YouTubeのアルゴリズム変更やショート動画の台頭により収益性が低下しています。翌期は売上高219.0億円、営業利益5.40億円を予想するものの、短期的な株価変動に縛られない抜本的な構造改革(人員削減やコスト最適化)を断行するため、親会社のフリークアウト・ホールディングスによる完全子会社化(上場廃止)が決定しました。独立系クリエイター事務所から、広告テック企業グループの一員へと大きな転換点を迎えています。

情報・通信業 グロース市場 時価総額 52.8億

社長プロフィール

梅景 匡之
代表取締役 社長執行役員
挑戦者
私たちはクリエイターの価値を最大化し、企業や社会の課題解決に貢献します。組織改編や営業戦略の再構築を推し進め、次なる成長と新しいエンターテインメントの創出を目指します。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

2013
UUUM株式会社設立

動画クリエイターのマネジメントという新しいビジネスモデルを掲げ、事業をスタートしました。

2017
東証マザーズへ上場

動画広告市場の急成長を背景に上場を果たし、公開価格の3.3倍となる初値を記録するなど高い期待を集めました。

2020
新規領域への積極展開

ライブ配信アプリ「SUGAR」への出資やP2C(D2C)ブランドの立ち上げなど、YouTube以外の領域へも挑戦を広げました。

2023
フリークアウトHD傘下へ

フリークアウト・ホールディングスによるTOBを受け、完全子会社化を見据えた抜本的な構造改革へと舵を切りました。

2024
収益体質の強化と再成長へ

決算期の変更やコスト最適化を伴う組織改編を実施し、強固な収益体質の確立と次なるオーガニック成長を目指しています。

注目ポイント

圧倒的なクリエイター陣とブランド力

日本を代表するトップ動画クリエイターが多数所属しており、国内最大級の視聴者基盤と影響力を誇ります。

多角的な収益モデルへの転換

動画再生による広告収入にとどまらず、企業タイアップ、グッズ販売、P2Cブランドの展開など、ビジネスの多様化を推進しています。

フリークアウトグループとのシナジー

広告テクノロジーに強みを持つ親会社との連携により、インフルエンサーマーケティング領域での更なる事業拡大と収益性向上が期待されます。

サービスの実績は?

10億円超
P2Cブランド売上規模
年間売上高実績
成長領域
3.3
IPO初値騰落率
公開価格2050円に対する初値
上場時の高評価
16ヶ月
変則決算期間
2024年9月期
決算期変更
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2023-12-15 〜 2025-02-14(J-Quants API)
01/12 2024年5月期通期の連結業績予想を下方修正。売上高は従来予想を下回り、営業利益は赤字転落の見通しとなったため株価の重石となった。
04/12 第3四半期決算を発表。広告収益の減少が続き、依然として厳しい業績推移を報告した。構造改革の進捗が市場から注視される状況。
07/12 2024年5月期通期決算を発表。売上高の減少や営業赤字の継続など、抜本的な事業再構築が必要とされる厳しい業績内容となった。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
11/14 2025年5月期第1四半期の決算を発表。売上高50.42億円、純利益7,900万円を計上。事業構造改革の成果と今後の成長性が市場の注目点となった。
52週レンジでの現在位置
安値
334円
現在値
530円
高値
535円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 275.9億 / 利益 3.2億
FY2025/3 予 (予想) 売上 219.0億 / 利益 5.4億
売上 営業利益 赤字

UUUMの2024年3月期は、売上高275.9億円を計上しましたが、市場環境の激化により営業利益は3.2億円にとどまりました。2025年3月期の業績予想では、さらなる売上高の減少が見込まれる一方、組織改編によるコスト最適化で営業利益は5.4億円への改善を目指しています。収益構造の抜本的な見直しが喫緊の課題となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
7.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
2.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
1.2%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 7.4% 2.8% 1.2%

2024年3月期時点では、ROEが7.4%、ROAが2.8%となっており、資本の効率的な活用が求められています。また、営業利益率は1.2%と非常に低い水準に留まっており、クリエイタービジネスにおける収益性の改善が課題です。今後は高収益体質への転換が成長の鍵を握ります。

配当・優待はもらえる?

もらえません
配当利回り
0.00%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 0円 0.00% 0.0%

当社は成長に向けた投資と財務体質の強化を最優先事項としており、創業以来、一貫して配当を実施していない無配の方針を継続しています。将来的な利益還元については経営環境を考慮しながら慎重に判断する姿勢です。株主への利益還元よりも、事業拡大を重視する戦略を採っています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
28.5倍
業界平均
約20.0倍
PBR 割高寄り
この会社
2.93倍
業界平均
約2.50倍
配当利回り 少なめ
この会社
0.00%
業界平均
約2.10%
時価総額
この会社: 106.4億円 業界平均: 中央値約80億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 36.6%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
36.6億円

総資産98.3億円に対し純資産は36.6億円であり、自己資本比率は36.6%と一定の健全性を維持しています。特筆すべき点として、有利子負債がゼロという極めて健全な無借金経営を継続しています。盤石な財務基盤を維持しつつ、事業再構築を進める体制です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+890
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
+1158
投資CF / 百万円
借入・返済など
-390
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+2048
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 890 1158 -390 2048

営業キャッシュフローは8.9億円のプラスを確保し、本業での稼ぐ力を示しました。投資キャッシュフローが11.6億円のプラスとなった背景には、資産の売却や事業整理によるキャッシュの回収が寄与しています。結果としてフリーキャッシュフローが20.5億円と大きく改善し、経営の安定性を高めました。

もし昔100万円買ってたら?

IPO時(2017年8月30日・初値)に購入 -92.1%
100万円 → 7.9万円
-92.1万円
買値 6,700円 → 現在 530円
52週底値で購入 +58.7%
100万円 → 158.7万円
+58.7万円
買値 334円 → 現在 530円
約1年前の調整局面で購入 -33.8%
100万円 → 66.3万円
-33.8万円
買値 800円 → 現在 530円

2017年のIPO時はYouTuberマネジメントという新規性と成長期待から公開価格の3.3倍にあたる6,700円の初値を記録しました。しかしその後、競合の増加やクリエイターの独立、広告市場の変化に伴い株価は長期的な下落トレンドを形成しました。直近では完全子会社化に向けた動きにより、株価はTOBや上場廃止手続きに関連した動きに収斂しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
市場環境の急激な変化に対応しきれず下方修正が目立つが、構造改革へと舵を切った
FY2025 業績予想(現行ガイダンス)
FY2025
売上高: 目標 219.0億円 大幅遅れ (50.42億円(1Q実績))
23%
営業利益: 目標 5.40億円 大幅遅れ (1.47億円(1Q実績))
27%
純利益: 目標 3.70億円 大幅遅れ (0.79億円(1Q実績))
21%
旧・中期業績目標(決算期変更前)
過去
売上高: 目標 300億円 未達 (275.9億円(FY2024))
91%
営業利益: 目標 10.0億円 未達 (3.24億円(FY2024))
32%
P2C関連売上比率: 目標 20% 未達
50%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 290.0億円 270.0億円 275.9億円 -4.9%
FY2025 1Q 55.0億円 50.42億円 -8.3%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 5.0億円 3.0億円 3.24億円 -35.2%
FY2025 1Q 1.2億円 1.47億円 +22.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

かつては動画プラットフォームの成長を背景に急拡大しましたが、ショート動画へのシフトや広告単価の変動により収益モデルが圧迫されました。直近のFY2024は16ヶ月の変則決算であったものの、売上・利益ともに期初の想定を下回る結果となっています。現在はフリークアウト・ホールディングス傘下での非公開化を前提に、コスト構造の最適化に向けた大規模な構造改革を実行中です。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役 社長執行役員
梅景 匡之
推定4,000〜5,000万円
約8〜10倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約500〜600万円
業界水準と比較して妥当な範囲であり、過度な格差は見られません。

代表者の報酬は業績に連動する要素が強く、同業他社と比較して役員と従業員の報酬倍率は適正な水準にあります。事業の構造改革中という背景もあり、透明性を確保した報酬決定プロセスが運用されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
520万円
従業員数
320人
平均年齢
30.9歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/5 545万円 410人 +2.0%
FY2023/5 530万円 380人 -2.8%
FY2024/5 515万円 345人 -2.8%
FY2025/5 520万円 320人 +1.0%

業績悪化期にはコスト削減で平均年収が低下しましたが、FY2025で底打ちの兆し。大幅なリストラにより従業員数は約2割減少。黒字化達成後は待遇改善が期待されます。平均年齢は30歳前後と若い組織です。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念」
報道件数(30日)
142
前月比 -15.5%
メディア数
48
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 日経会社情報
業界内ランキング
上位 35%
情報・通信業 500社中 175位
報道のトーン
10%
好意的
40%
中立
50%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

M&A・上場廃止 50%
決算・業績 30%
事業構造改革 15%
その他 5%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年2月 上場廃止

フリークアウト・ホールディングスによる完全子会社化に伴い、東証グロース市場の上場を廃止

2024年11月 TOB完了

フリークアウト・ホールディングスが公開買付けを実施し、連結子会社化の手続きを完了。

2023年9月 構造改革

業績低迷を受け、全従業員の15〜20%削減を含む大規模な構造改革を発表。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残0株
売り残0株
倍率-倍
2025年2月14日時点
今後の予定
上場廃止予定(法定事前開示等進行中) 2025年春〜夏

直近の決算発表と同日の2025年2月14日に株式の上場廃止に関するお知らせが開示されました。親会社による完全子会社化の手続きが進められており、信用取引残高も整理されています。今後は一般市場での取引が終了し、フリークアウトグループ内でのシナジー創出と事業再建に注力するフェーズへと移行します。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 554百万円 282百万円 50.9%
FY2025/3 予 540百万円 170百万円 31.5%

2024年3月期の法人税等の実効税率は50.9%となっており、税引前利益約5.5億円に対して約2.8億円を納付しています。翌期である2025年3月期については、税引前利益5.4億円に対し約1.7億円の法人税等を見込んでいます。通常の法定実効税率水準へ収束していく見通しです。

誰がこの会社の株を持ってる?

フリークアウトHD (6094) 52.26%
SBI証券 2.59%
開發光 2.28%
楽天証券 2.11%
その他(個人投資家ほか) 40.76%

※上場廃止前のデータ。フリークアウトHDがTOB(1株532円)で過半数を取得し、2025年2月に完全子会社化。現在は非上場。

会社の公式開示情報

動画クリエイターのマネジメントを中核に、広告収入やグッズ販売を手掛けるインフルエンサーマーケティング事業を展開しています。収益の源泉がクリエイターの成長に依存するモデルのため、所属クリエイターの離脱や市場環境の変化が経営上の重要リスクとして開示されています。

最新ニュース

ニュース一覧

ネガティブ
当社株式の上場廃止に関するお知らせ
2/14 · Yahoo!ファイナンス
ネガティブ
当社株式の上場廃止に向けた法定事前開示書類の備置開始
1/22 · UUUM公式サイト
中立
2024年9月期通期決算説明および今後の事業計画について
11/14 · UUUM公式サイト
ネガティブ
通期業績予想の修正に関するお知らせ
10/15 · UUUM公式サイト

関連リンク

UUUM まとめ

業績
普通
配当
なし
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
不評

「YouTuberマネジメントの先駆者が、業績悪化を経てフリークアウト傘下で非公開化・構造改革へ向かう状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU