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3659 プライム

(株)ネクソン

NEXON Co.,Ltd.

3,034
-5円 (-0.16%)
3/9 時点

「長寿IPを軸に安定したキャッシュを生み出す、オンラインゲームの世界的パイオニア」

ひとめ診断

業績
普通
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

PCオンラインゲームの先駆者から、世界を熱狂させるエンタメ企業へ

世界中のプレイヤーに、長期間にわたり深く愛される最高品質のゲーム体験を提供し続けること。

この会社ってなに?

あなたがスマホやPCで友達とオンラインゲームを遊ぶとき、実はこの会社の作品に触れている可能性が高いです。普段目にする『メイプルストーリー』などの人気ゲームの裏側で、何年にもわたって熱狂的なファンコミュニティを運営・アップデートし続けているのがネクソンです。基本プレイ無料で誰もが気軽に冒険の世界へ飛び込める仕組みを作った先駆者であり、世界中のプレイヤーに日々ワクワクを届けています。

FY2024の売上高は4462.1億円、営業利益は1241.76億円と高水準の収益力を誇示しています。『アラド戦記』や『メイプルストーリー』などの強力な主力タイトルが長期にわたり安定して業績を牽引し、時価総額は2.5兆円規模に達します。直近では2027年度に営業利益2,500億円を目指す新たな中期目標を掲げ、既存IPの成長とグローバル展開に注力しています。

情報・通信業 プライム市場 時価総額 2.5兆円

社長プロフィール

李 政憲
代表取締役
ビジョナリー
私たちは新たな成長戦略や2027年に向けた経営目標を策定しました。投資家の皆様に明確な戦略的計画を示し、強力なフランチャイズを通じて持続的な成長を実現してまいります。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

2000
日本市場への進出

韓国で発祥したPC向けオンラインゲームの先駆者として、日本市場への進出を果たしました。

2011
東京証券取引所に上場

東証一部(現プライム市場)への大型上場を果たし、グローバル展開のための資金と信用を獲得しました。

2012
モバイルソーシャルゲーム企業を買収

急成長するモバイル市場を見据え、gloops社を365億円で買収。事業の多角化を進めました。

2024
過去最高の売上収益と新戦略

主力タイトルの再活性化や新作の貢献により、過去最高レベルの売上収益を達成。新たなIP成長戦略を打ち出しました。

2027
営業利益2,500億円への挑戦

「アラド戦記」などの3大フランチャイズを軸に、2027年度までに営業利益2,500億円を目指す中期目標を掲げています。

注目ポイント

潤沢なキャッシュフローと盤石な財務基盤

7年連続で毎年1,000億円以上の営業キャッシュフローを創出し、6,000億円超の現金残高を誇る圧倒的な安定感が強みです。

世界中で愛される強固なゲームIP

「アラド戦記」をはじめとする長寿ヒット作を持ち、中国・韓国などグローバル市場で安定して高い収益を上げています。

明確な長期成長ビジョン

2027年までに営業利益2,500億円を目指す中期経営目標を発表し、持続的な企業価値の向上にコミットしています。

サービスの実績は?

22.5
1株当たり配当金
FY2024実績
増配傾向
2,500億円
目標営業利益
2027年度目標
CAGR約17%成長
1241.76億円
営業利益
FY2024実績
高水準維持
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
05/14 2024年12月期第1四半期の決算を発表。売上収益は前年同期比で堅調に推移し、主要タイトルのグローバル展開が奏功。オンラインゲーム市場での競争力を維持し、安定した収益基盤を改めて市場に示した。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
11/13 2024年12月期第3四半期の決算を発表。新作タイトルの貢献に加え、既存の人気ゲームの課金効率が向上。営業利益の伸びが市場予想を上回る水準となり、通期計画に対する進捗率の高さが注目された。
02/13 2025年12月期(2025年1月-12月期)の通期決算を発表。売上収益が過去最高の4,751億円を記録した。主力タイトルの再活性化と新作ゲームの寄与が大きく、利益面でも大幅な増収を達成した。
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
08/12 2025年12月期第2四半期累計の決算を発表。売上収益は依然として高水準を維持しているものの、新規開発費の増加により営業利益は横ばいとなった。投資家は今後の新作パイプラインの収益化に注目。
52週レンジでの現在位置
安値
1,826.5円
現在値
3,034円
高値
4,434円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2023/3 売上 4233.6億 / 利益 1347.5億
FY2024/3 売上 4462.1億 / 利益 1241.8億
売上 営業利益 赤字

ネクソンの2024年3月期の業績は、売上収益が前期比で増加し、約4,462億円という堅調な収益を確保しました。営業利益は一時的に減益となりましたが、純利益は前期比で大幅に伸長し、約1,348億円を記録しています。これは、主力タイトルの再活性化や新作ゲームの市場投入が、収益の柱として順調に貢献した結果といえます。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
13.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
10.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
27.8%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2023/3 7.8% 6.4% 31.8%
FY2024/3 13.1% 10.7% 27.8%

収益性に関しては、2024年3月期においてROE(自己資本利益率)が13.1%へ大きく向上し、資本効率の改善が鮮明となりました。営業利益率は27.8%と依然として高水準を維持しており、デジタルコンテンツビジネス特有の高い収益構造が示されています。ROAについても10.7%まで上昇しており、保有資産を効率的に活用した利益創出ができていると評価できます。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
0.74%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2023/3 10円 0.33% 12.1%
FY2024/3 22.5円 0.74% 13.9%

配当方針については、成長投資を優先しつつも株主への利益還元を強化しており、1株あたりの配当金は前期の10円から22.5円へと増配されています。配当性向は14%未満と低水準に抑えられており、内部留保を成長戦略に充てる方針が明確です。現状では株主優待制度は実施されておらず、配当を中心とした還元姿勢となっています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
18.8倍
業界平均
23.6倍
PBR 割安寄り
この会社
2.45倍
業界平均
3.5倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.48%
業界平均
1.5%
時価総額 割安寄り
この会社
2.5兆円
業界平均
6,500億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 81.1%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
10305.3億円

財務健全性は極めて強固であり、自己資本比率が81%超という盤石な財務基盤を維持しています。特筆すべきは有利子負債がゼロである点で、外部からの借入に依存しない無借金経営を実現しています。現預金を含む資産規模も拡大しており、今後のさらなる成長投資や株主還元に向けた十分な余力がある状態です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+100968
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
+7445
投資CF / 百万円
借入・返済など
-64777
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+108413
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2023/3 128712 -188367 -78554 -59655
FY2024/3 100968 7445 -64777 108413

営業活動によるキャッシュフローは1,000億円超と極めて安定的であり、圧倒的な現金の創出能力を有しています。2024年3月期には投資キャッシュフローがプラスに転じたことで、フリー・キャッシュフローも約1,084億円の黒字を確保しました。財務キャッシュフローのマイナスは、主に株主還元や財務体質の維持に向けた施策の結果と考えられます。

もし昔100万円買ってたら?

IPO時(2011年12月)に購入 +132.1%
100万円 → 232.1万円
+132.1万円
買値 1,307円 → 現在 3,034円
上場来底値(2012年11月)に購入 +355.6%
100万円 → 455.6万円
+355.6万円
買値 666円 → 現在 3,034円
1年前(2023年頃)に購入 +12.7%
100万円 → 112.7万円
+12.7万円
買値 2,691.5円 → 現在 3,034円

2011年のIPO以降、モバイルシフトや中国市場での大ヒットを背景に株価は大きく上昇しました。特に2012年の底値(666円)から比較すると株価は約4.5倍に成長しており、長期投資家へ高いリターンを提供しています。直近でも安定した配当や自社株買いが下支えとなり、底堅い推移を見せています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
主力IPの安定収益をベースに手堅い成長を継続しているが、為替や新作の動向により利益目標のブレが見られる
2027年度 経営目標
FY2024〜FY2027
営業利益: 目標 2500億円 やや遅れ (1241.76億円)
49.6%
売上収益成長率: 目標 CAGR 2桁増 やや遅れ (増収継続)
50%
営業キャッシュフロー: 目標 1000億円以上継続 順調 (1000億円以上)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2023 4100.0億円 4233.6億円 +3.2%
FY2024 4300.0億円 4462.1億円 +3.7%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2023 1300.0億円 1347.45億円 +3.6%
FY2024 1300.0億円 1241.76億円 -4.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ネクソンは『アラド戦記』等の3大フランチャイズを軸に強力な収益基盤を確立しています。2027年度に営業利益2,500億円を目指す目標に向け、IPの多角化とグローバル展開を着実に進めており、進捗は概ね順調に推移しています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
李 政憲
推定1.5〜2.5億円
約18〜29倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約850万円
グローバル企業として標準的な水準です。

代表者の報酬は連結業績に応じたインセンティブが反映される構成となっており、同業他社と比較しても経営責任に見合った競争力のある水準です。一方、従業員給与は専門性の高い人材への投資として高い水準を維持しており、報酬格差は業績連動分によって変動する傾向があります。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
710万円
従業員数
275人
平均年齢
38.3歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2021/12 651万円 258人 +8.8%
FY2022/12 664万円 262人 +2.0%
FY2023/12 684万円 266人 +3.0%
FY2024/12 710万円 275人 +3.8%

平均年収710万円はゲーム業界の中では高水準。ただし単体従業員数はわずか275名と少数精鋭で、日本法人は主に管理・IR機能を担当。実際のゲーム開発は韓国のNEXON Korea(連結約9,500名)を中心に行われています。連結ベースの実態とは大きく異なる点に留意が必要です。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, GameBiz, 毎日新聞ほか
業界内ランキング
上位 5%
情報・通信業 450社中 18位
報道のトーン
55%
好意的
25%
中立
20%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・財務情報 45%
新規ゲーム開発 25%
株主還元・配当 15%
コーポレートガバナンス 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年12月期 過去最高売上

通期売上収益が過去最高の4,751.02億円を記録し、持続的な成長を証明しました。

2026年2月 配当方針決定

剰余金の配当に関する決議を行い、株主還元の強化と強固なキャッシュフローを裏付けました。

2026年3月 経営体制強化

取締役候補者の選任と独立役員届出により、ガバナンス体制の高度化を推進しています。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残60,000株
売り残35,600株
倍率1.69倍
直近データ時点
今後の予定
第1四半期決算発表 2026年5月中旬
第2四半期決算発表 2026年8月中旬

同業他社と比較して、2.5兆円という圧倒的な時価総額を誇りますが、PERは18.8倍と業界平均よりやや割安な水準にあります。信用倍率も1.69倍と過度な買い残はなく、需給面は比較的良好と言えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2023/3 97819百万円 27210百万円 27.8%
FY2024/3 182743百万円 47895百万円 26.2%

法人税等の支払額は、税引前利益の拡大に伴い前期の約272億円から約479億円へと増加しました。実効税率は26%から27%程度の水準で推移しており、法的な基準に則った適正な納税が行われています。業績の拡大に応じて納税額も順調に増えており、企業の社会的責任を果たしていると言えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

NXC Corporation(韓国・創業家) 30.1%
NXMH BV(NXC子会社) 18.4%
JP Morgan Chase Bank 10.7%
日本マスタートラスト信託銀行(信託) 8.9%
その他(機関投資家・個人) 31.9%

韓国のNXC Corporation(創業者キム・ジョンジュ氏の資産管理会社)とその子会社NXMHが合計48.5%を保有する支配株主構造。日本法人が上場しているものの、実質的な経営判断は韓国本社の影響下にあります。JP Morgan等の海外機関投資家も上位に入り、外国人保有比率は約70%と非常に高い銘柄です。

会社の公式開示情報

PCおよびモバイル向けオンラインゲームの提供を単一セグメントとし、『メイプルストーリー』や『アラド戦記』といった3大フランチャイズが売上の核となっています。主要市場である中国や韓国での収益変動が業績に直結しやすく、為替リスクや地域ごとの法規制の変化が主要なリスク要因として開示されています。

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(株)ネクソン まとめ

業績
普通
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「長寿IPを軸に安定したキャッシュを生み出す、オンラインゲームの世界的パイオニア」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU