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3038 プライム

(株)神戸物産

KOBE BUSSAN CO.,LTD.

3,792
+88円 (+2.38%)
3/9 時点

「自社製造×FC展開で『業務スーパー』を全国に広げる、不況とインフレに強い食のライフライン企業」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「良い物をより安く」を実現する日本最大の製販一体企業

食の総合企業としてお客様の豊かな暮らしを支える未来

この会社ってなに?

あなたが食費を節約しようとスーパーに買い物に行くとき、緑色の看板の「業務スーパー」を見かけたことはありませんか?大容量で安い冷凍食品や、他では見ない海外直輸入のお菓子など、日々の食卓を支えるユニークな商品を取り揃えています。実はあの圧倒的な低価格の裏側には、自社で食品工場を持ち、国内外から直接まとめて買い付けるという徹底したコスト削減の仕組みがあるのです。普段何気なく買っているお買い得な食品を通じて、私たちの生活防衛を直接サポートしてくれている会社です。

(株)神戸物産は「業務スーパー」をフランチャイズ展開し、自社工場での製造から販売まで一貫して手がける独自の製販一体モデルが強みです。FY2025の実績は売上高5,517.0億円、営業利益398.78億円と力強い成長を達成し、続くFY2026の予想も売上高5,665.0億円、営業利益430.00億円とさらなる拡大を見込みます。生活防衛意識の高まりを追い風にPB商品の販売が好調で、継続的な出店と高い利益率を両立している点が投資家から高く評価されています。

卸売業 プライム市場 時価総額 1.0兆円

社長プロフィール

沼田博和
代表取締役社長
イノベーター
「良い物をより安く」を大義に、食の総合企業としてお客様の豊かな暮らしを支えてまいります。独自の製販一体体制を強みに、これからも新しい価値を創造し続けます。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

2000
業務スーパーの展開開始

「プロの品質とプロの価格」をコンセプトに、業務スーパーのフランチャイズ展開をスタートしました。

2006
株式上場と全国展開

急激な成長を遂げ、株式上場を果たしました。全国にフランチャイズ網を広げていきます。

2012
異色の経歴を持つ新社長の就任

薬学出身の沼田博和氏が社長に就任。データ重視の経営と徹底した効率化で収益力を強化しました。

2021
M&A戦略と新規事業への挑戦

国内外の企業との提携やM&Aを積極的に推進し、中食事業や食品製造の自社工場を拡大しました。

2026
さらなる成長とPB商品強化

中期経営計画にて売上高5,600億円超、PB比率の大幅向上を目指し、積極的な設備投資を続けています。

注目ポイント

圧倒的低価格を実現する「製販一体体制」

自社グループ工場での食品製造から販売までを一貫して行うことで、他社には真似できないコスト競争力を持っています。

PB商品の拡充による高収益モデル

利益率の高いプライベートブランド(PB)商品の比率を高めることで、連続して最高益を更新する強い成長力があります。

安定した成長と魅力的な株主優待

業績の拡大とともに増配傾向にあり、Gyomucaカードや自社グループ商品がもらえる株主優待も投資家から人気を集めています。

サービスの実績は?

1,118店舗
業務スーパー店舗数
2025年10月時点
継続的な純増
102
加盟企業数
2025年10月時点
安定推移
32
1株当たり配当金予想
FY2026会社予想
増配基調
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
12/13 2024年10月期連結決算を発表。売上高は5,078億円、営業利益は343億円となり、業務スーパーの出店拡大が寄与し堅調な業績を維持しました。市場の想定に沿った内容で推移しています。
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
06/13 2025年10月期第2四半期決算を発表。売上高は2,787億円、営業利益は199億円を確保しました。原材料高の影響を価格転嫁とPB商品の開発で吸収し、着実な成長を示しました。
12/12 2025年10月期通期決算を発表。売上高5,517億円(前期比8.6%増)、営業利益398億円(同16.1%増)の増収増益を達成。出店攻勢と物流網の強化が利益増に大きく寄与しました。
52週レンジでの現在位置
安値
3,297円
現在値
3,792円
高値
4,922円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2023/3 売上 4615.5億 / 利益 307.2億
FY2024/3 売上 5078.8億 / 利益 343.5億
FY2025/3 売上 5517.0億 / 利益 398.8億
FY2026/3 予 (予想) 売上 5665.0億 / 利益 430.0億
売上 営業利益 赤字

神戸物産は「業務スーパー」の全国展開とプライベートブランド(PB)商品の強化を軸に、3期連続で売上高が拡大し、FY2025/3には売上高5,517億円を達成しました。特に調達から販売までの一貫体制によるコスト競争力が奏功し、営業利益もFY2023/3の307億円からFY2025/3には約400億円まで伸長しています。FY2026/3も売上高5,665億円という堅調な成長を見込み、中食需要の取り込みによる収益機会を拡大させています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
19.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
12.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.2%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2023/3 18.0% 9.7% 6.7%
FY2024/3 16.2% 9.2% 6.8%
FY2025/3 19.8% 12.3% 7.2%

当社の収益性は非常に高く、FY2025/3時点でのROE(自己資本利益率)は19.8%と高い資本効率を維持しています。売上高営業利益率も7.2%と安定しており、製販一体型のビジネスモデルが強固な収益基盤となっていることがわかります。資産を効率的に活用するROA(総資産利益率)も12.3%へと着実に向上しており、経営資源を有効に利益へと変換できていることを示しています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
0.79%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2023/3 22円 0.58% 23.5%
FY2024/3 23円 0.61% 23.7%
FY2025/3 30円 0.79% 20.8%

配当政策については、利益成長を背景に配当額を22円から30円へと着実に引き上げており、株主への還元を強化しています。配当性向は20%強で推移しており、将来の成長投資とバランスをとりながら安定的に配当を行う方針です。また、自社独自の電子マネー「Gyomuca」を用いた株主優待も提供しており、長期保有を促すことで株主との関係強化を図っています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
28.5倍
業界平均
15.0倍
PBR 割高寄り
この会社
5.34倍
業界平均
1.2倍
配当利回り 少なめ
この会社
0.85%
業界平均
2.5%
時価総額 割高寄り
この会社
1.0兆円
業界平均
1,000億円未満

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 60.5%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
1614.0億円

財務健全性は極めて高く、自己資本比率はFY2025/3時点で60.5%に達しており、盤石な財務基盤を築いています。特筆すべきは有利子負債がゼロである「無借金経営」を継続している点であり、非常に高い安全性を誇ります。純資産も1,614億円まで着実に積み上がっており、将来の積極的な設備投資や事業拡大に向けた十分な資本的余裕が確保されています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+42113
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-8918
投資CF / 百万円
借入・返済など
-11100
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+33195
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2023/3 30343 -6821 80 23522
FY2024/3 30772 -10184 -5595 20588
FY2025/3 42113 -8918 -11100 33195

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローはFY2025/3に約421億円へと大幅に増加し、潤沢な営業キャッシュフローが安定的な事業成長を支えています。投資活動では工場の新設や設備投資に約89億円を投じていますが、これを十分に賄えるだけのフリーキャッシュフロー(約332億円)を創出できています。また、財務キャッシュフローのマイナス傾向は、借入金の返済や積極的な株主還元姿勢を反映しており、健全な資金運用が行われています。

もし昔100万円買ってたら?

IPO時(2006年6月)に購入 -6.4%
100万円 → 93.6万円
-6.4万円
買値 4,050円 → 現在 3,792円
52週安値(直近1年間の底値)で購入 +15.0%
100万円 → 115.0万円
+15.0万円
買値 3,297円 → 現在 3,792円
1年前(推定)に購入 +8.3%
100万円 → 108.3万円
+8.3万円
買値 3,500円 → 現在 3,792円

※IPO時の株価設定は株式分割を考慮しない計算式に基づくため表面上マイナスとなっていますが、実質的な長期リターンは極めて高いテンバガー(10倍株)銘柄です。近年の株価推移も、物価高騰下での消費者の強い支持による堅調な業績を背景に、安定した上昇トレンドを描いています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
強固な事業基盤を背景に、期初の計画を前倒しで達成・上方修正する圧倒的な実行力
中期経営計画 2024-2026(上方修正後)
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 5,665.0億円 順調 (5,517.0億円)
97.4%
営業利益: 目標 430.0億円 順調 (398.78億円)
92.7%
業務スーパー店舗数: 目標 1,130店舗 順調 (1,118店舗)
98.9%
PB商品売上比率: 目標 37% 順調 (約35%)
94.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 4,980.0億円 5,078.8億円 +2.0%
FY2025 5,250.0億円 5,517.0億円 +5.1%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 310.0億円 343.50億円 +10.8%
FY2025 377.0億円 398.78億円 +5.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

「良い物をより安く」を掲げる製販一体モデルがインフレ下で強力な競争力を発揮し、業績目標を前倒しで上方修正しています。特に自社工場で製造する利益率の高いPB商品の拡販と、FC方式による低リスクな店舗網拡大が成長の原動力となっており、経営計画の達成確度は極めて高いと評価できます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
沼田博和
推定3,000〜4,000万円
約6〜8倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約500万円
経営陣の報酬倍率は業界平均より低く抑えられており、適正な水準といえます。

代表者の報酬は業績に対して非常に控えめな水準であり、株主利益を重視した資本効率経営を実践している姿勢がうかがえます。従業員の給与水準とのバランスも適切で、過度な格差を生じさせない堅実な報酬体系が構築されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
538万円
従業員数
595人
平均年齢
38.4歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/10 473万円 571人 +2.4%
FY2023/10 487万円 580人 +3.0%
FY2024/10 520万円 587人 +6.8%
FY2025/10 538万円 595人 +3.5%

平均年収は4年間で約65万円上昇し、年率+3〜7%の昇給傾向。卸売業の中では標準的な水準ですが、兵庫県の地方企業としては比較的高水準。従業員数(単体)は約600名と少数精鋭で、FC本部機能に特化した組織構成です。連結では約1,600名。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, ダイヤモンド・チェーンストア, LOGI-BIZ
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 850社中 128位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・財務 50%
出店・拡大 25%
M&A・提携 15%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年12月 業績上方修正

2025年10月期業績予想および中期経営計画の数値を大幅に上方修正し、3期ぶり最高益達成への期待が高まった。

2025年9月 3Q減益

第3四半期累計決算において一時的な減益が確認され、投資家心理に慎重な動きが見られた。

2025年2月 PB強化

業務スーパーにおけるPB商品比率の向上を目指すための設備投資を継続的に実施。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,039,800株
売り残133,700株
倍率7.78倍
2026年2月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表 2026年3月中旬予定
月次業績開示 毎月下旬

小売・卸売セクターの中ではPER・PBRともに高いプレミアムが付与されており、市場から継続的な高成長が期待されていることがわかります。月次開示で足元の好調さが定期的に確認できるため、プレミアムなバリュエーションが正当化されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2023/3 29970百万円 9410百万円 31.4%
FY2024/3 31576百万円 10133百万円 32.1%
FY2025/3 48081百万円 16203百万円 33.7%
FY2026/3 予 43000百万円 13500百万円 31.4%

法人税等の支払額は利益の成長に伴い増加しており、FY2025/3には約162億円の税金を納付しました。実効税率は概ね31%から33%台で推移しており、日本の一般的な法人税率水準と合致しています。利益水準の向上に合わせて納税額も着実に増加しており、企業としての社会的な納税責任を適切に果たしている状況です。

誰がこの会社の株を持ってる?

業務スーパージャパンドリーム財団 31.71%
日本マスタートラスト信託銀行(信託) 8.49%
SMBC信託銀行(特定有価証券信託) 2.63%
コッコラーレ(創業家関連) 2.57%
その他(機関投資家・個人) 54.6%

筆頭株主は創業者・沼田昭二氏が設立した業務スーパージャパンドリーム財団(31.7%)。創業家の意向を反映しつつ、公益財団として安定的な長期保有が期待されます。コッコラーレも創業家関連企業。創業家全体で約40%を保有し、経営の安定性が高い構造です。

会社の公式開示情報

EDINET等の開示情報によると、売上高の大部分を「業務スーパー」を中心とした食品スーパー事業が占めています。リスク要因としては、円安による輸入コストの上昇や原材料価格の高騰が挙げられますが、国内外の自社工場での製造体制(製販一体)を構築することで、安定した利益率を確保する戦略をとっています。

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(株)神戸物産 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「自社製造×FC展開で『業務スーパー』を全国に広げる、不況とインフレに強い食のライフライン企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU