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2801 プライム

キッコーマン

KIKKOMAN CORPORATION

1,402
-5.5円 (-0.39%)
3/9 時点

「日本発のグローバル調味料メーカー、醤油を起点に世界の食卓を支える高収益企業」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

日本の味から世界のKIKKOMANへ。進化を続ける食のグローバル企業

新しい食の価値を創造し、食文化の国際交流を推進するグローバルな企業を目指す。

この会社ってなに?

あなたがスーパーで醤油や本みりんを買うとき、あるいはカフェで豆乳ラテを注文するとき、キッコーマンの製品は日常生活に深く溶け込んでいます。実は日本だけでなく、アメリカのステーキハウスやヨーロッパの寿司レストランでも「KIKKOMAN」のボトルは当たり前のように置かれています。普段何気なく使っている身近な調味料の裏側で、世界中の人々の食生活を豊かにし、健康を支えるグローバルな事業展開を行っている会社なのです。

キッコーマンは国内シェアトップの醤油メーカーでありながら、海外事業が利益の大半を稼ぐグローバル企業です。FY2025は売上高7089.8億円、営業利益736.98億円と堅調な業績を達成しました。北米等での付加価値商品の展開や、豆乳・デルモンテ飲料などの多角化により、原材料高騰のインフレ下でも高い収益性を維持し続けています。

食料品 プライム市場 時価総額 1.4兆円

社長プロフィール

中野祥三郎
代表取締役社長 CEO
堅実派かつグローバル志向
私たちは「グローバルビジョン2030」を掲げ、環境変化に対応しながら成長の継続と収益力の向上を目指します。食を通じて世界中の人々の健康と豊かな食生活に貢献し、事業活動を通じた社会課題の解決に取り組みます。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

1917
野田醤油株式会社の設立

千葉県野田を中心とする醸造家が合同し、キッコーマンのルーツとなる会社が誕生しました。

1949
株式上場と近代化

東京証券取引所に株式を上場。企業の近代化と事業拡大の足掛かりを築きました。

1957
アメリカへの本格進出

サンフランシスコに販売会社を設立。「KIKKOMAN」ブランドを世界へ広める挑戦が始まりました。

2022
事業の再編と新領域の開拓

国内飲料事業の統合や新規デリバリー支援サービスの開始など、食の多様化に合わせた転換を図りました。

2030
「グローバルビジョン2030」の実現へ

持続可能な社会への貢献と、未来の豊かな食生活を支える新たな価値創造を目指して成長を続けます。

注目ポイント

圧倒的なグローバルブランド力

日本のしょうゆを世界の調味料「KIKKOMAN」へと押し上げ、海外市場で高い売上成長と利益率を誇っています。

高収益体質と手厚い株主還元

10%を超える安定した営業利益率を維持。自社グループ商品がもらえる魅力的な株主優待制度も投資家に人気です。

健康志向を捉えた多角化戦略

国内トップシェアを誇る豆乳事業や、海外でのサプリメント企業買収など、健康分野への投資で次なる成長の芽を育てています。

サービスの実績は?

7,716
連結従業員数
2024年3月期時点
微増
100カ国以上
製品販売国・地域数
グローバル展開
維持
4,000円相当
株主優待(自社商品)
5000株以上保有の場合
長期保有優遇
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
04/26 2024年3月期決算を発表。海外事業の好調により売上高は前年比増収を達成し、連結営業利益も堅調に推移。グローバル展開の強さが評価され、株価を下支えする結果となった。
08/01 配当方針の見直しに伴い、年間配当予想の増額を発表。株主還元策の強化を打ち出したことで市場の評価を高め、中長期的な保有意欲を刺激する好材料として投資家に受け止められた。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
04/28 2025年3月期決算を発表。売上高7,089億円、当期純利益616億円を計上。原材料高騰の影響を受けつつも、海外での醤油需要拡大が貢献し、概ね市場予想通りの着地となった。
52週レンジでの現在位置
安値
1,202円
現在値
1,402円
高値
1,583円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 6608.4億 / 利益 667.3億
FY2025/3 売上 7089.8億 / 利益 737.0億
FY2026/3 予 (予想) 売上 7445.0億 / 利益 752.0億
売上 営業利益 赤字

キッコーマンの業績はグローバルな日本食人気を背景に拡大が続いており、FY2025/3には売上高が約7,090億円に達しました。海外での醤油需要の堅調さが全体の収益を牽引しており、FY2026/3もさらなる増収が見込まれています。安定した事業基盤により、緩やかながら着実な成長軌道を維持している点が強みです。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
12.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
9.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
10.4%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 11.3% 8.5% 10.1%
FY2025/3 12.0% 9.1% 10.4%

収益性については、営業利益率が10%超の水準で安定しており、効率的な経営体制が構築されています。特にFY2025/3にはROE(自己資本利益率)が12.0%に向上し、資本効率を高める取り組みが成果を上げています。高付加価値な商品展開により、原材料費等のコスト上昇を吸収できる高い利益創出能力を有しています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.78%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 104円 7.42% 175.7%
FY2025/3 25円 1.78% 38.5%

キッコーマンは持続的な成長と株主への利益還元を両立させる方針をとっています。配当性向は約38.5%と安定的な水準を維持しており、業績の成長に合わせて適正な還元を行う姿勢を示しています。長期的に安定した配当と株主優待を組み合わせることで、個人投資家の長期保有を促すバランスの取れた還元政策となっています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
22.3倍
業界平均
18.8倍
PBR 割高寄り
この会社
2.60倍
業界平均
1.5倍
配当利回り 少なめ
この会社
1.78%
業界平均
2.0%
時価総額 割安寄り
この会社
1.4兆円
業界平均
約2,000億円(食料品中央値)

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 74.8%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
5160.5億円

財務健全性は極めて強固で、自己資本比率は約75%という高い水準を維持しています。特筆すべきは有利子負債がゼロである「無借金経営」を継続している点であり、非常に高い安全性を備えた財務体質と言えます。豊富なネットアセット(純資産)を背景に、将来的な成長投資や株主還元を行うための余力も十分に確保されています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+73978
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-38456
投資CF / 百万円
借入・返済など
-46086
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+35522
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 80807 -42994 -31418 37813
FY2025/3 73978 -38456 -46086 35522

営業活動によるキャッシュフローは年間で約740億円から800億円もの高い水準を生み出しており、本業で安定して現金を稼ぐ力が示されています。得られた資金を設備投資などの将来的な成長源へ振り向けつつ、多額の配当支払いや自己株式取得といった財務活動にも充当しています。潤沢なフリーキャッシュフロー(約355億円)を維持しており、経営の柔軟性は非常に高い状態です。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
165.4%
株主総利回り
TOPIX(最新)
213.4%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

過去5年間のTSR(株主総利回り)はFY2024には自社220%と急伸しましたが、直近FY2025では165.4%となり、TOPIXの213.4%をアンダーパフォームしています。利益水準は堅調なものの、円安効果の一巡懸念や、国内食品株全般のバリュエーション調整が影響し、市場全体の力強い上昇にはやや劣後する結果となっています。

もし昔100万円買ってたら?

上場来安値時(1951年)に購入 ※分割考慮 +7519.6%
100万円 → 7619.6万円
+7519.6万円
買値 18.4円 → 現在 1,402円
1年前(2023年3月)に購入 +12.2%
100万円 → 112.2万円
+12.2万円
買値 1,250円 → 現在 1,402円
上場来高値時(2024年3月)付近で購入 ※分割考慮 -31.6%
100万円 → 68.4万円
-31.6万円
買値 2,051円 → 現在 1,402円

長期的に見れば、海外展開の成功により株価は大きく成長してきましたが、直近では株式分割(1株につき5株など)を経た後、2024年の上場来高値からは調整局面に入っています。ディフェンシブ銘柄としての安定感はあるものの、短期的には為替変動やグローバル市場の動向に左右されやすい点に注意が必要です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
原材料高を価格転嫁と海外成長で吸収し、堅実な業績達成を継続
旧中期経営計画(前期)
FY2022〜FY2024
事業利益: 目標 773億円 達成 (773億円)
100%
ROE: 目標 10.0% 達成 (10%超)
100%
海外売上比率: 目標 70% 達成 (70%台)
100%
中期経営計画2025-2027
FY2026〜FY2028
売上高: 目標 7445億円 順調 (7089.8億円)
95.2%
営業利益: 目標 752億円 順調 (736.98億円)
98%
当期純利益: 目標 596億円 順調 (616.95億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 6500.0億円 6608.4億円 +1.6%
FY2025 6850.0億円 7089.8億円 +3.5%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 640.0億円 667.33億円 +4.2%
FY2025 708.0億円 736.98億円 +4.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

キッコーマンはグローバルビジョン2030の実現に向けた中期経営計画において、海外での醤油事業の拡大と国内の収益性改善を両立させています。特に北米や欧州での高付加価値商品の拡販が寄与し、事前の業績予想をコンスタントに上回る着地を見せており、経営陣の精度の高い計画遂行能力が評価できます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
中野祥三郎
推定約2.7億円
約2〜3倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
823万円
極めて健全で保守的な報酬水準です。

代表者の報酬は日本の大企業としては非常に控えめで、従業員平均年収との乖離も小さく、公平性の高い報酬体系を維持しています。業界平均と比較しても経営陣の報酬倍率は低く、株主価値の向上を最優先する企業姿勢が伺えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
823万円
従業員数
623人
平均年齢
43.5歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 787万円 529人 +1.8%
FY2023/3 789万円 572人 +0.3%
FY2024/3 820万円 590人 +3.9%
FY2025/3 823万円 623人 +0.4%

単体従業員数は623名(連結では約7,716名)とコンパクトなHD体制。平均年収は約823万円で食品メーカーとしては高水準です。平均勤続年数13.5年と定着率が高く、安定した雇用環境が特徴です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 16名)
女性 1名(6.3%) 男性 15名
6%
94%
監査報酬
15,800万円
設備投資額
89.5億円
平均勤続年数(従業員)
14.2年
臨時従業員数
646人

女性役員比率は6.3%とさらなる向上余地があるものの、充実した監査体制とグローバル基準の経営管理が機能しています。老舗企業でありながら、中期経営計画を通じた透明性の高い経営が特徴です。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
48
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日本食糧新聞 ほか
業界内ランキング
上位 5%
食料品業種 200社中 8位
報道のトーン
62%
好意的
30%
中立
8%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・財務 45%
海外戦略 25%
新事業・M&A 20%
株主還元 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年4月 決算発表

2025年3月期決算を発表。売上高7089.8億円、営業利益736.98億円を達成し、グローバル展開の着実な成長を示した。

2025年7月 事業譲受

アルファドライブから子会社「fufumu」を譲受。新規事業創出とスピード感のあるグロース戦略を強化。

2025年11月 3Q決算

第3四半期累計で13%増益を達成。醤油事業のグローバル基盤強化が収益拡大に寄与した。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残616,900株
売り残187,900株
倍率3.28倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年5月中旬
第1四半期決算発表 2026年8月上旬

PERが22.3倍、PBRが2.60倍と食料品セクターの平均を上回るプレミアム評価を受けています。これは同社が単なる国内食品メーカーではなく、海外収益比率が高いグローバル企業として成長期待が織り込まれているためです。信用倍率は3倍台と需給面での大きな懸念はありません。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2026/3 予 75200百万円 15600百万円 20.7%

FY2026/3期の予想税引前利益は約752億円に対し、法人税等は約156億円を見込んでいます。実効税率は約20.7%となっており、法定税率と比較して調整項目等による影響が反映された水準です。グローバル展開する企業として、各国での税務コストを適切に管理しながら収益の最大化を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 19.15%
日本カストディ銀行(信託口) 7.94%
千秋社 3.59%
茂木佐 3.28%
その他(明治安田生命ほか) 66.04%

信託銀行系が上位を占めるほか、創業家関連の「千秋社」と「茂木佐」が計6.9%を保有しています。キッコーマンは1917年に茂木・高梨両家を中心に設立され、現在も創業家の影響力が一定程度残る名門企業です。

会社の公式開示情報

役員報酬

66,300万円
取締役12名の合計

主力の醤油事業を核としつつ、海外食料品製造・販売セグメントが収益の大きな柱となっています。地政学リスクや原材料・エネルギー価格の高騰が事業上の重要なリスク要因として挙げられています。

最新ニュース

リスク要因

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ニュース一覧

関連リンク

キッコーマン まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「日本発のグローバル調味料メーカー、醤油を起点に世界の食卓を支える高収益企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU