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2768 プライム

双日

Sojitz Corporation

5,984
-333円 (-5.27%)
3/9 時点

「資源依存から脱却し、生活インフラと非資源分野で稼ぐ次世代の総合商社」

ひとめ診断

業績
普通
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
好評

発想の力で挑戦し続ける総合商社

日本のみならず世界中の国と地域で様々な事業を展開し、発想の力で新たな価値を創造し続ける企業。

この会社ってなに?

あなたが普段買い物をしたり、外食を楽しんだりする裏側で、双日のビジネスが関わっています。例えば、海外から美味しいお肉や水産物を輸入して日本のスーパーやレストランに届けたり、海外の病院運営を支援して質の高い医療を提供したりと、幅広い分野で活躍しています。専門的な資源や機械の取引だけでなく、私たちの日常生活を支える「食」や「インフラ」の領域にも深く入り込んでいる会社です。

双日は売上高2兆5,097.1億円、純利益1,106.3億円を誇る大手総合商社です。近年は市況変動の影響を受けやすい資源事業への依存を減らし、自動車・ヘルスケア・リテールなどの非資源分野へのポートフォリオ転換を強力に推進しています。自社PERは11.6倍、PBR1.30倍と市場評価も堅調であり、株主還元への積極的な姿勢が投資家から評価されています。

卸売業 プライム市場 時価総額 1.3兆円

社長プロフィール

植村 幸祐
代表取締役社長CEO
ビジョナリー
2024年度から新たな3ヶ年計画「中期経営計画2026 ~Set for Next Stage~」をスタートしました。ROE12%超・当期利益1,200億円超を確保し、企業価値と株主価値の向上を図ります。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

2003
持ち株会社の設立

ニチメンと日商岩井の経営統合により、双日ホールディングス株式会社が設立されました。

2004
双日の誕生

事業会社が合併し、現在の「双日」が誕生。総合商社としての新たな歩みを開始しました。

2020
事業ポートフォリオの変革

非資源系事業へのポートフォリオ転換を進め、選択と集中による構造改革を加速させました。

2024
新社長就任と次なるステージへ

植村幸祐氏が社長に就任。「中期経営計画2026 ~Set for Next Stage~」を始動しました。

2025
多角的な成長投資

シンガポールでの医療サービス事業子会社化やベトナムでの外食事業参入など、国内外で新たな挑戦を続けています。

注目ポイント

魅力的な配当利回りと株主還元

予想配当利回りが3%を超える水準であり、継続的かつ安定的な配当を通じて株主還元に注力しています。

明確な中期経営計画

「中期経営計画2026」において、株主資本コストを超過するROE12%超や当期利益1,200億円超という明確な目標を掲げています。

非資源分野への積極的な投資

医療サービスや外食事業、IoTソリューションなど、多彩な非資源分野へ積極的に投資し成長基盤を拡大しています。

サービスの実績は?

250億円
非資源系事業の投資収益貢献
2025年3月期計画
増加傾向
1106.3億円
当期純利益
FY2025会社予想
安定高水準
150
1株当たり配当金
FY2025会社予想
+15円増配予想
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
05/01 2024年3月期決算を発表。連結純利益は前期比微減となったものの、中期経営計画に基づき増配方針を維持し、安定的な株主還元姿勢を強調したことで市場の安心感を誘った。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
05/01 2025年3月期連結決算を発表。売上高は約2兆5,097億円、当期純利益は約1,106億円を達成。堅調な事業ポートフォリオが寄与し、堅実な業績として評価された。
05/09 2026年3月期の通期連結業績見通しを開示。当期純利益を1,150億円と予想し、更なる収益拡大への期待から株価を下支えする材料となった。
52週レンジでの現在位置
安値
2,689円
現在値
5,984円
高値
7,257円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 24146.5億 / 利益 0
FY2025/3 売上 25097.1億 / 利益 0
売上 営業利益 赤字

双日の業績は、FY2024/3の純利益約1,008億円からFY2025/3には約1,106億円へと増益基調で推移しており、安定した収益拡大を実現しています。売上高も約2兆5,097億円へと伸長しており、ポートフォリオの最適化や各事業の成長が寄与しました。今後は中長期的な成長を見据え、特定のセグメントに依存しない多角的な事業運営による業績向上を目指しています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
2.51%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 135円 2.26% 29.9%
FY2025/3 150円 2.51% 29.2%

双日は株主還元を重要な経営課題と位置づけ、配当性向約30%をメドとした安定的かつ継続的な増配を基本方針としています。利益成長に応じて配当額を引き上げることで、株主の皆様へ着実に利益を還元する仕組みを整えています。今後も企業価値の向上を通じて配当水準を高め、投資家にとって魅力的な株主還元策を追求していく考えです。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割安寄り
この会社
11.6倍
業界平均
約15.0倍
PBR 割高寄り
この会社
1.30倍
業界平均
約1.2倍
配当利回り
この会社: 約2.5% 業界平均: 約2.8%
時価総額
この会社: 1.3兆円 業界平均: 数兆円(大手商社)

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 31.4%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
10076.2億円

双日の財務健全性は、総資産が約3兆873億円へと拡大する中でも、約32%前後の自己資本比率を維持しており、安定したバランスシートを構築しています。有利子負債を適切にコントロールしつつ、強固な財務体質を背景に成長投資と株主還元の両立を目指しています。今後も資産の質を高め、外部環境の変化に耐えうる強固な資本構成を維持する見通しです。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-16688
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-94106
投資CF / 百万円
借入・返済など
+106388
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
-110794
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 112187 12429 -186523 124616
FY2025/3 -16688 -94106 106388 -110794

FY2024/3には営業活動によるキャッシュフローが約1,122億円と高い創出力を示し、潤沢なフリーキャッシュフローを確保しました。一方、FY2025/3は先行投資による支出増で一時的にフリーキャッシュフローがマイナスとなりましたが、これは将来の成長に向けた積極的な投資の結果です。今後も事業を通じたキャッシュ生成能力を強化し、持続的な投資と配当支払いに向けた資金循環を最適化していきます。

もし昔100万円買ってたら?

過去の底値(2012年10月)に購入 +6198.9%
100万円 → 6298.9万円
+6198.9万円
買値 95円 → 現在 5,984円
1年前(2023年春頃)に購入 +49.6%
100万円 → 149.6万円
+49.6万円
買値 4,000円 → 現在 5,984円
2018年頃の中期(株価低迷期)に購入 +298.9%
100万円 → 398.9万円
+298.9万円
買値 1,500円 → 現在 5,984円

2012年頃の業績低迷期に購入していた場合、株価は60倍以上に大化けしています。直近数年間でも、積極的な株主還元とPBR1倍割れ是正への取り組みが評価され、堅調なパフォーマンスを記録しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
非資源分野へのシフトを着実に進め、利益目標に対して高い進捗を維持。
中期経営計画2026 ~Set for Next Stage~
FY2024〜FY2026
当期純利益: 目標 1200億円超 順調 (1106.3億円)
92.2%
ROE: 目標 12%超 順調 (10.8%)
90%
非資源事業からの収益貢献: 目標 470億円 やや遅れ (250億円)
53.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 2兆4000億円 2兆4100億円 2兆4146.5億円 +0.6%
FY2025 2兆5000億円 2兆5000億円 2兆5097.1億円 +0.3%
当期純利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 950億円 1000億円 1007.6億円 +6.0%
FY2025 1100億円 1150億円 1106.3億円 +0.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

「中期経営計画2026」では、株主資本コストを上回るROE12%超の達成と当期純利益1,200億円超を目標に掲げています。特に、市況に左右されにくい非資源事業へのポートフォリオ入れ替えが奏功し、着実に収益基盤が強化されています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長CEO
植村 幸祐
推定8,000万〜1億2,000万円
約1.3倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約1,500万円(※総合商社平均水準)
業界内では標準的かつ適正な報酬バランスです。

代表者の報酬は業績連動型株式報酬制度が組み込まれており、企業価値と株主価値の向上を促す設計となっています。総合商社は従業員平均給与自体が極めて高いため、役員との倍率は他の製造業などと比較して穏当な範囲に収まっています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1274万円
従業員数
2099人
平均年齢
41歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 1155万円 2069人 +4.2%
FY2023/3 1210万円 2081人 +4.8%
FY2024/3 1247万円 2090人 +3.1%
FY2025/3 1274万円 2099人 +2.2%

平均年収1,274万円は総合商社として相応の高水準。5大商社(伊藤忠1,800万円、三菱商事1,750万円等)と比べるとやや差があるが、従業員約2,100名の少数精鋭で一人あたりの純利益は高い。平均年齢41歳で安定推移。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
88
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日本M&Aセンター ほか
業界内ランキング
上位 12%
卸売業 450社中 54位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
M&A・事業提携 30%
株価・市況 15%
構造改革 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年7月 決算減益

第1四半期決算にて最終利益が前年同期比9%減となり、短期的成長鈍化が懸念材料として報道されました。

2025年5月 事業買収

シンガポールの医療サービス事業者を子会社化し、成長領域であるヘルスケア事業の拡大を加速させています。

2025年4月 海外進出

ロイヤルホールディングスと連携しベトナム外食市場へ参入。食肉加工から販売までの一貫体制構築による収益源多様化を図っています。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,301,300株
売り残179,700株
倍率12.81倍
直近データ時点
今後の予定
2025年3月期 本決算発表 2025年5月上旬予定
第1四半期決算発表 2025年7月末予定

PBRは1.30倍と1倍水準をクリアしており、市場からの評価は比較的高い状態です。一方で信用倍率が12倍台と買い残が多く、短期的な需給の重さには注意が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 134200百万円 33435百万円 24.9%
FY2025/3 145200百万円 34564百万円 23.8%

法人税等の支払いは、連結の税引前利益の推移と連動して発生しており、実効税率は概ね20%台半ばで安定しています。日本国内だけでなく海外拠点での事業展開が広いため、各国税制や適用される税務上の控除によって変動する可能性があります。会社側は税務コンプライアンスを遵守しつつ、連結ベースでの税負担の最適化に継続的に取り組んでいます。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 15.45%
日本カストディ銀行(信託口) 5.8%
STATE STREET BANK 505001 2.85%
双日従業員持株会 2.1%
その他(機関投資家・個人) 73.8%

信託銀行・海外機関投資家が中心の安定した株主構成。旧ニチメン・日商岩井の親会社だった日本興業銀行(現みずほ)の影響は薄れ、現在は独立性の高い経営体制。従業員持株会が約2.1%を保有しており、経営へのコミットメントが見える。バフェット銘柄の5大商社には含まれないが、バリュー投資家からの注目は高い。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報に基づくと、同社は自動車、航空・社会インフラ、エネルギー、金属資源、化学、リテールなど多岐にわたるセグメントを構成しています。「中期経営計画2026」にてポートフォリオの入れ替えを推進し、低採算事業からの撤退と成長分野への投資により収益基盤の質的改善を図るリスク管理を行っています。

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双日 まとめ

業績
普通
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
好評

「資源依存から脱却し、生活インフラと非資源分野で稼ぐ次世代の総合商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU