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2670 プライム

ABCマート

ABC-MART,INC.

2,569
+14.5円 (+0.57%)
3/11 時点

「圧倒的現場主義と独自ブランド戦略で高収益を稼ぎ出す、靴小売りの絶対王者」

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
利回り 2.73%
安全性
安定
自己資本比率 87.7%
稼ぐ力
高い
ROE 12.3%
話題性
不評
ポジティブ 30%

足元から世界を彩る、圧倒的現場主義のシューズリテーラー

靴小売店「ABC-MART」の出店を進め、世界に通用するストアブランドとして確立すること。

この会社ってなに?

街のショッピングモールや駅前で、赤と黄色のロゴの靴屋さんを見かけたことはありませんか?それがABCマートです。あなたが「新しいスニーカーが欲しいな」と思ったとき、豊富な品揃えと試し履きしやすい店内で、お気に入りの一足を見つける手助けをしてくれます。ナイキやアディダスといった有名ブランドだけでなく、お店限定のカラーモデルや、お手頃価格の自社ブランド靴も充実しており、普段の足元を支える身近な存在です。

ABCマートは国内外で約1,400店舗を展開する靴小売りの最大手です。FY2025は売上高3722.0億円、営業利益625.50億円と過去最高益を更新し、強固な収益基盤を誇ります。自社企画製品の販売比率が高く、一般的な靴小売業を凌駕する高い利益率を実現している点が投資家から高く評価されています。

小売業 プライム市場 時価総額 6356億円

社長プロフィール

服部喜一郎
代表取締役社長
現場主義
私たちは現場主義を徹底し、毎週末売り場に立つことでお客様の声を直接吸収しています。今後も海外展開を加速し、世界に通用するストアブランドを目指します。

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
時価総額
6356億円
PER株価が利益の何年分かを示す指標。低いほど割安の可能性
18.8倍
PBR株価が会社の純資産の何倍かを示す指標。1倍未満は割安の可能性
1.73倍
本社
東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ森JPタワー48階
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

1985
株式会社国際貿易商事として創業

靴と衣料の輸入販売商社としてスタートし、その後の小売展開の礎を築きました。

1990
ホーキンスブランドの展開

海外ブランドとの提携や独自商品の開発により、国内市場での存在感を高めました。

2002
東京証券取引所第一部に上場

急速な事業拡大に伴い東証一部(現プライム市場)への上場を果たし、企業としての信用力を強化しました。

2010
海外進出の本格化

韓国や台湾などアジア圏への出店を積極的に行い、グローバル市場での成長を目指しました。

2022
オッシュマンズの買収

スポーツ専門店「オッシュマンズ」を買収し、シューズだけでなくスポーツやアウトドア領域へ事業を拡大しました。

2025
新社長就任と海外戦略のさらなる強化

現場主義と海外経験が豊富な服部喜一郎氏が新社長に就任し、新たな経営体制へと移行しました。

2026
フィリピン市場への進出

東南アジア市場の開拓としてフィリピン・マニラに店舗を出店し、グローバルストアブランドへの道のりを加速させています。

注目ポイント

業界トップクラスの高い収益力

現場主義による無駄のない店舗運営とPB商品の展開により、競合他社を大きく引き離す高い営業利益率を維持しています。

東南アジアをはじめとするグローバル展開

韓国や台湾に加え、フィリピンなどの新規市場へも進出。国内にとどまらず世界を見据えた成長戦略を描いています。

M&Aによる事業領域の多角化

オッシュマンズの買収など、靴のみならずスポーツ・ライフスタイル全般へのアプローチを強化し、新たな顧客層を取り込んでいます。

サービスの実績は?

1081店舗
国内店舗数
グループ計
微増
316店舗
海外店舗数
韓国・台湾等
出店継続
56%
スポーツシューズ売上構成比
主力セグメント
堅調
14%
レザーカジュアル売上構成比
ビジネスシューズ等
横ばい
8%
キッズシューズ売上構成比
ファミリー層向け
微増
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-11(J-Quants API)
04/10 2024年2月期決算を発表。売上高は3,722億円、当期純利益は453億円を計上しました。堅調な消費動向を背景に安定した収益基盤を示し、市場の期待に応える結果となりました。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/09 2025年2月期決算を開示。インバウンド需要の取り込みや国内販売の堅調さにより、増収基調を維持しました。安定した業績成長と株主還元姿勢が投資家から評価されました。
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
05/29 2025年2月期実績の総括および今後の成長戦略に関する説明会を開催。麻布台ヒルズへの本社移転に伴う業務効率化や、新規出店および既存店改装による売上拡大策が提示されました。
52週レンジでの現在位置
安値
2,375.5円
現在値
2,569円
高値
3,270円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2024/3 3442.0億
FY2025/3 3722.0億
FY2026/3 予 予 3839.0億
営業利益
FY2024/3 556.7億
FY2025/3 625.5億
FY2026/3 予 予 640.0億

ABCマートの業績は、国内の強固な店舗網とインバウンド需要の取り込みにより、売上高はFY2024/3の3,442億円からFY2025/3には3,722億円へと順調に拡大しています。利益面でも営業利益が626億円へと伸長するなど、高い収益力を維持しています。FY2026/3についても売上高3,839億円、営業利益640億円の増収増益を予想しており、堅調な推移が続いています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE株主が出したお金でどれだけ利益を出したか。10%以上が優秀の目安(自己資本利益率)
12.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA会社の全資産でどれだけ利益を出したか。5%以上なら効率的(総資産利益率)
10.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
16.8%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 11.7% 10.3% 16.2%
FY2025/3 12.3% 10.8% 16.8%

収益性は非常に高く、営業利益率はFY2024/3の16.2%からFY2025/3には16.8%へと改善しています。効率的な在庫管理や販売戦略によって売上の質が高まっており、ROE(自己資本利益率)も12.3%と資本を効率的に活用しています。同業他社と比較しても圧倒的な利益率を誇っており、安定した稼ぐ力が同社の強みです。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
2.73%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向利益のうち何%を配当に回しているか。高すぎると無理な配当の可能性
FY2025/3 70円 2.73% 38.2%

配当方針については、安定的な利益成長を背景に配当性向を考慮した株主還元を行っています。FY2025/3は1株あたり70円の配当を実施し、配当性向は約38%となっています。今後も持続的な成長とキャッシュフロー創出力を活用し、適切な利益配分を継続することが期待されます。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
18.8倍
業界平均
18.0倍
PBR 割高寄り
この会社
1.73倍
業界平均
1.50倍
配当利回り 多め
この会社
2.72%
業界平均
2.20%
時価総額 割高寄り
この会社
6356億円
業界平均
1,500億円

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率資産のうち借金でない割合。高いほど倒産しにくい 87.7%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
20.2億円
会社の純資産
3697.5億円

財務状況は極めて健全であり、自己資本比率は87%超と極めて高い水準を維持しています。有利子負債は約20億円とごくわずかであり、財務的なリスクは極めて限定的です。純資産もFY2025/3時点で3,697億円に達しており、盤石な基盤の上で事業拡大を支えています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+56125
営業CF本業での現金の出入り。プラスが健全 / 百万円
投資に使ったお金
-15103
投資CF / 百万円
借入・返済など
-17082
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+41022
FCF自由に使えるお金。プラスなら余裕あり / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 51230 -11405 -18587 39825
FY2025/3 56125 -15103 -17082 41022

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローがFY2025/3には約561億円と潤沢であり、高い収益が安定した現金収入に直結しています。投資キャッシュフローについては新規出店や設備投資に充てられていますが、それを差し引いても400億円を超えるフリーキャッシュフローを生み出しています。この豊富なキャッシュを背景に、財務の健全性を保ちつつ株主還元や事業再投資を行う好循環が確立されています。

もし昔100万円買ってたら?

上場来安値(2003年頃)で購入 +145.6%
100万円 → 245.6万円
+145.6万円
買値 1,046円 → 現在 2,569円
1年前(2025年初頭)で購入 -8.3%
100万円 → 91.8万円
-8.3万円
買値 2,800円 → 現在 2,569円
3年前(2023年初頭)で購入 +28.4%
100万円 → 128.4万円
+28.4万円
買値 2,000円 → 現在 2,569円

長期的に見れば、安定した利益成長と高い配当還元により株価は上昇トレンドを描いてきました。しかし直近1年間では、海外事業(特に韓国や台湾)におけるインフレや関税の影響による一過性の減益懸念などから、株価は上値を重くしています。国内事業は極めて好調であるため、海外事業の立て直しが今後の株価反転の鍵を握ります。

会社の計画は順調?

S
総合評価
期初予想を保守的に出しつつ、通期で上ブレ着地を繰り返す優等生
直近業績ガイダンス(FY2026予想)
FY2026
売上高: 目標 3839.0億円 順調 (3722.0億円)
96.9%
営業利益: 目標 640.0億円 順調 (625.5億円)
97.7%
純利益: 目標 455.3億円 順調 (453.5億円)
99.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 3300.0億円 3400.0億円 3442.0億円 +4.3%
FY2025 3550.0億円 3658.0億円 3722.0億円 +4.8%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 480.0億円 540.0億円 556.7億円 +15.9%
FY2025 580.0億円 600.0億円 625.5億円 +7.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ABCマートは、高付加価値なナショナルブランドの限定モデルや粗利率の高い自社開発ブランド(VANS、Hawkins等)の販売比率をコントロールすることで、小売業としては異例の高収益体質を維持しています。直近のFY2025決算においても、インバウンド需要の取り込みと国内店舗のスクラップ&ビルドが奏功し、売上・利益ともに期初予想を上回って着地しました。今後も既存店の改装やEC連携(オムニチャネル対応)により、さらなる収益性向上が期待されます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
服部喜一郎
推定約5,700万円
約13.4倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
425万円
経営陣の報酬は業績連動を重視しつつも、業界内では比較的保守的な水準に抑えられています。

役員報酬総額が5名で1億4,300万円であることから、代表者の報酬は推定2,500〜3,000万円程度と算出されます。従業員平均年収との比較では約6〜7倍という倍率となり、これは業界平均の10〜20倍と比較して格差が小さい部類に入り、報酬体系の透明性と公平性を重視する姿勢が伺えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
425万円
従業員数
9075人
平均年齢
32歳
平均年収 従業員数 前年比
当期 425万円 9075人 -

従業員平均年収は425万円となっており、小売業界の平均的な水準に位置しています。近年は店舗展開の拡大や海外事業の育成に伴い、現場のオペレーション効率化と人材確保の両立が給与体系においても重要な課題となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0%) 男性 8名
20%
80%
監査報酬
2,600万円
連結子会社数
15社
設備投資額
47.2億円
平均勤続年数(従業員)
9年
臨時従業員数
2181人

取締役10名のうち女性が2名を占め、女性役員比率は20.0%に達しており、ダイバーシティ推進を図っています。連結子会社を15社抱える大規模な小売グループとして、監査報酬2,600万円を投じてガバナンス体制を維持しており、持続的な企業価値向上に向けた監視機能を強化しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念」
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 12%
小売業 1,300社中 156位
報道のトーン
30%
好意的
35%
中立
35%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 45%
海外事業戦略 25%
新製品・限定商品 20%
株価・市況 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年7月 海外展開

フィリピンのマニラにて1号店・2号店を同時出店し、東南アジア市場での足場を強化。

2025年10月 国内堅調

3~8月期決算にて、海外の苦戦を補う国内事業の堅実な成長により純利益1%増を達成。

2026年1月 業績修正

海外市場における物価高や関税の影響により、通期の営業利益予想を下方修正し株価が下落。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残262,300株
売り残32,400株
倍率買い残÷売り残。1倍超は買い人気が優勢8.10倍
直近週末時点
今後の予定
FY2026 本決算発表 2026年4月上旬
月次売上高発表 毎月第1営業日近辺

小売セクターの中でも圧倒的な時価総額と高い収益性を誇りながら、PERは14倍台と割高感はありません。配当利回りも2.7%を超えており、下値不安が少ないディフェンシブなバリュー銘柄としての魅力も持ち合わせています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 57834百万円 17825百万円 30.8%
FY2025/3 64618百万円 19260百万円 29.8%
FY2026/3 予 64000百万円 18470百万円 28.9%

法人税等の支払額は、税引前利益の増加に伴い年間180億円から190億円前後で推移しています。実効税率は約29%から31%の範囲に収まっており、法定実効税率に準じた適切な水準です。業績の拡大に応じて着実に納税を行っており、企業としての社会的責任を十分に果たしている状況です。

誰がこの会社の株を持ってる?

合同会社イーエム・プランニング(123,537,700株) 49.89%
三木 正浩(23,627,300株) 9.54%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(16,000,800株) 6.46%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(8,343,400株) 3.36%
三木 美智子(7,425,000株) 2.99%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(5,442,719株) 2.19%
SMBC日興証券株式会社(4,763,445株) 1.92%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,074,032株) 1.24%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,214,102株) 0.89%
日本証券金融株式会社(2,005,100株) 0.8%

筆頭株主である合同会社イーエム・プランニングが49.89%を保有しており、創業者である三木正浩氏およびその関係者による強固な経営支配体制が構築されています。上位株主には大手信託銀行などの機関投資家が名を連ねていますが、オーナー系企業の色彩が非常に強い構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

14,300万円
取締役5名の合計

売上高の大部分を占める靴小売事業に加え、近年は「オッシュマンズ」の買収等でスポーツライフスタイル領域を強化しています。事業リスクとしては、為替変動に伴う輸入コストへの影響や、天候要因による季節商品の販売動向、および海外市場における競争激化が挙げられます。

最新ニュース

リスク要因

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ニュース一覧

ネガティブ
ABCマートが営業利益予想を587.00億円から下方修正、海外事業の逆風が響く
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ABCマート まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
高い
話題性
不評

「圧倒的現場主義と独自ブランド戦略で高収益を稼ぎ出す、靴小売りの絶対王者」

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU