(株)プラップジャパン
PRAP Japan,Inc.
「PRの老舗が、データ活用とM&Aの力で次世代型コミュニケーション企業へ変革中」
ひとめ診断
戦略的コミュニケーションをリードする総合PR会社
日本・アジアにおいてPRを起点にデータを活用し、社会の課題を解決する存在となる
この会社ってなに?
あなたがテレビやウェブニュースで目にする新商品の話題や企業の取り組み、実はその多くがPR会社の仕掛けたものです。プラップジャパンは、企業が社会にメッセージを届けるための戦略を練り、メディアを通じて世の中に広める裏方のプロフェッショナルです。SNSでバズっている話題や、普段何気なく見ているトレンドの裏側で、同社のサービスがあなたの情報収集を形作っているかもしれません。
総合PR会社の老舗であるプラップジャパンは、従来の広報支援にとどまらず、PRオートメーションなどのデータ活用や積極的なM&A(ソーシャルワイヤーの子会社化等)で事業領域を拡大しています。FY2025は売上高73.9億円、営業利益7.18億円を記録し、次期は売上高81.0億円、営業利益8.12億円を見込んでいます。時価総額50億円ながら安定した収益基盤と約3.8%の配当利回りを有し、投資家目線でも底堅いバリュー銘柄としての側面を持っています。
社長プロフィール
日本およびアジアにおいて、PRを起点にデータを活用し、広報・マーケティング・経営領域の課題解決を目指しています。従来の価値観を尊重しつつ、変化を恐れず新たな価値を提供し続けます。
この会社のストーリー
PRの専門会社として誕生し、企業のコミュニケーション支援をスタートさせました。
総合PR会社としての地位を確立し、2005年7月に新規上場を果たして事業基盤をさらに強固にしました。
「PRオートメーション」などのDXツールを活用し、IR・PR領域の総合的なデジタル支援を開始しました。
ソーシャルワイヤーの連結子会社化やポインツシンガポールの子会社化を通じ、海外事業や新規領域への挑戦を加速させています。
中期経営計画にて、2027年8月期に売上高100億円、営業利益11億円を掲げ、次なる成長ステージへ突き進んでいます。
注目ポイント
各業界・専門分野に精通した数多くのスペシャリストを擁し、企業の経営戦略や財務情報を正確に伝える戦略的コミュニケーションを提供しています。
PRとDXを掛け合わせた新サービスの開発や、20億円規模のM&A投資計画を掲げ、アジア市場も含めた事業基盤の拡大を積極的に進めています。
予想配当利回りが3.7%〜3.9%程度と高く、事業成長とともに株主への安定的な利益還元を継続している点は投資家にとって大きな魅力です。
サービスの実績は?
株価チャート
868円
1,224円
儲かってるの?
同社の売上高は2期連続で増収を達成しており、FY2025/3には約74億円に到達するなど成長基盤を拡大させています。営業利益も堅調に推移し、FY2026/3には約8億円を見込むなど収益の積み上げが進んでいます。積極的な事業展開により純利益も大幅に伸長しており、安定した業績成長モデルを確立しつつあります。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 4.2% | 3.2% | 8.3% |
| FY2025/3 | 8.5% | 6.8% | 9.7% |
収益性については、営業利益率がFY2024/3の8.3%からFY2025/3には9.7%へと改善しており、高効率な経営体制へのシフトが鮮明です。ROE(自己資本利益率)も8.5%へ大きく向上し、資本を効率的に活用した利益創出能力が高まっています。この収益性向上は、広報PR領域における付加価値の高いサービス提供への転換が寄与しています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 40円 | 3.73% | 77.8% |
| FY2025/3 | 41円 | 3.83% | 38.2% |
同社は成長投資と株主還元のバランスを重視しており、安定的な配当の維持を基本方針としています。利益の成長に伴い配当性向は適正水準へ収束しつつあり、株主還元を重視する姿勢が明確です。約3.8%という高い配当利回りは、同社の安定した収益基盤と将来の配当成長への期待を反映しています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロという盤石な無借金経営を維持しています。自己資本比率も76.5%と高い水準を保っており、外部環境の変化に強い強固な財務体質を有しています。潤沢な自己資本を背景に、将来的な成長投資や安定的な株主還元を実行できる余力を十分に備えています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 491 | -37 | -212 | 454 |
| FY2025/3 | 597 | -315 | -368 | 282 |
営業活動によるキャッシュフローはFY2025/3に約6億円となり、本業での稼ぐ力が一段と強まっています。投資キャッシュフローのマイナス拡大は、成長に向けた戦略的なM&Aや子会社化による投資支出が反映されたものです。財務活動によるキャッシュフローのマイナスは配当支払いや借入返済等によるものであり、強固な営業CFを原資とした規律ある資本配分が行われています。
もし昔100万円買ってたら?
2005年のIPO公開価格(910円)から保有し続けた場合、現在の株価は緩やかな上昇に留まっていますが、長期にわたる安定配当を考慮すると実質的なリターンはこれを上回ります。リーマンショック後の2009年の底値(298円)で購入できた場合、評価額は約3.6倍に成長しており、業績回復とM&Aによる成長戦略が株価を下支えしてきたことが分かります。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 65.0億円 | — | 68.8億円 | +5.8% |
| FY2025 | 73.7億円 | — | 73.9億円 | +0.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 5.5億円 | — | 5.72億円 | +4.0% |
| FY2025 | 6.0億円 | — | 7.18億円 | +19.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
プラップジャパンは、2027年8月期に向けた中期経営計画で売上高100億円、営業利益11億円を掲げています。既存のPR事業の安定成長に加え、ソーシャルワイヤーの連結子会社化やシンガポール法人の子会社化など、積極的なM&Aがトップライン成長を牽引しています。FY2025の実績は営業利益で事前予想を大きく上回っており、計画達成に向けた進捗は順調に推移しています。
社長はどんな報酬?
役員報酬総額を役員数で割った平均値と従業員平均年収を比較すると、報酬格差は業界平均と比較して小さく、社員への利益還元や組織内の公平性を重視する企業姿勢が伺えます。上場企業としての透明性を保ちつつ、持続的な成長に向けた人材確保を優先していると言えるでしょう。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/3 | 662万円 | 378人 | - |
従業員平均年収は662万円となっており、PR・広告業界の中では専門性を活かした比較的水準の高い報酬体系を維持しています。人材獲得競争の激しいコンサルティング・サービス業において、優秀な層を確保するための一定の給与水準が設定されていると考えられます。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2027年8月期に売上高100億円を目指す新中期経営計画を策定し、成長基盤の構築を公表しました。
ソーシャルワイヤー社との資本業務提携により、広報支援体制の強化と事業シナジーの創出を図りました。
2025年8月期の売上高73.9億円、営業利益7.18億円の着実な業績達成を報告しました。
株の売買状況と今後の予定
プラップジャパンは、PER9.4倍、PBR0.89倍と業界平均と比較して割安な水準に放置されています。一方で、配当利回りは約3.8%と高く、下値不安の少ないインカムゲイン狙いの投資家にとって魅力的な水準と言えます。信用買い残が23万株ほど存在するため、短期的な需給の重しになる可能性には留意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 577百万円 | 351百万円 | 60.8% |
| FY2025/3 | 732百万円 | 256百万円 | 35.0% |
| FY2026/3 予 | 812百万円 | 308百万円 | 37.9% |
FY2024/3の実効税率が一時的に60%超と高水準でしたが、これは税務上の調整や繰延税金資産の影響による一時的な要因です。FY2025/3以降は35%前後の水準に落ち着いており、標準的な税負担範囲内に戻っています。今後は業績拡大に伴う税引前利益の向上により、適正な納税が行われる見通しです。
誰がこの会社の株を持ってる?
世界最大のPR会社Omnicom Group傘下のFleishman-Hillard(Cavendish Square)が21%を保有。創業家(矢島家)も約28%を保有し、グローバルPRネットワークと独立経営のバランスが特徴。
会社の公式開示情報
PR事業を中核に、アジア圏での展開やDXツールを組み合わせた広報支援を展開しています。中期経営計画において、2027年8月期に売上高100億円、営業利益11億円という成長目標を掲げており、M&Aや新規事業開発への積極的な投資が今後の業績変動のリスク要因および成長の鍵となります。
最新ニュース
ニュース一覧
関連リンク
(株)プラップジャパン まとめ
「PRの老舗が、データ活用とM&Aの力で次世代型コミュニケーション企業へ変革中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU