共同ピーアール
KYODO PUBLIC RELATIONS CO.,LTD.
「PRの老舗企業が、SaaS事業やインフルエンサー買収でデジタル領域に本腰を入れている状態」
ひとめ診断
創業60年超の信頼とデジタル革新を融合する総合PR会社
あらゆるステークホルダーと良好な関係を築き、社会課題の解決を牽引する未来を目指す
この会社ってなに?
あなたがテレビのニュースやWebメディアで新商品の話題を目にしたとき、その裏で情報を仕掛けているのがこの会社かもしれません。企業が「自分たちのサービスを世の中に知ってほしい」と考えた際、広告ではなく記事としてメディアに取り上げてもらうための戦略を練るのが主な役割です。最近では人気YouTuberなどのインフルエンサーを通じた発信も手掛けており、私たちが日々触れる流行の裏側を支えています。
共同ピーアールはPR業界の老舗でありながら、近年はVAZ社の買収などデジタル領域への投資を加速しています。FY2024は売上高73.2億円、営業利益10.74億円と好調に推移し、FY2025は売上高85.0億円を見込みます。安定した顧客基盤を背景に、SaaS型PR支援サービスの展開やM&Aによる成長戦略が投資家から注目されています。
社長プロフィール
広報・PRの価値向上を目的に、SDGsを踏まえたCSV推進を通じ、日本経済の持続的・安定的成長に貢献してまいります。
この会社のストーリー
日本におけるPRの先駆者として、共同ピーアールを設立。メディアリレーションズを軸に事業を開始。
JASDAQ(現在の東証スタンダード市場)に株式を上場。社会的な信用を高め、事業規模を拡大。
インフルエンサーマーケティングに強い株式会社VAZを買収。SNSやデジタル領域でのPR力を大幅に強化した。
デジタルマーケティング支援会社との提携や、SaaS事業「Kyodo PR connect」に注力する子会社を設立し、新たな顧客層を開拓。
中期経営計画を順調に推進し、5期連続の過去最高益を見込む。老舗の信頼とデジタル戦略を武器にさらなる成長を目指す。
注目ポイント
創業60年超で培った強固なメディアとの関係性に、インフルエンサー施策やAIデータ分析を掛け合わせた独自のPR戦略を提供しています。
売上高100億円・営業利益16億円を目指す中期経営計画を推進中で、業績は好調。安定した収益基盤と高い成長性を兼ね備えています。
200株以上の保有で、食品や電化製品など多彩な商品と交換できる株主優待ポイント制度を実施しており、個人投資家にも魅力的です。
サービスの実績は?
株価チャート
627円
1,103円
儲かってるの?
当社の業績は堅調に推移しており、2024年3月期には売上高73億円、営業利益10億円超を達成しました。企業の広報・PR支援の需要が安定していることに加え、子会社を通じたSaaS事業「Kyodo PR connect」などの注力分野が成長を牽引しています。2025年3月期の予想ではさらなる増収増益を見込んでおり、5期連続の最高益更新という成長軌道を維持する見通しです。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 14.6% | 9.0% | 12.2% |
| FY2024/3 | 13.5% | 9.1% | 14.7% |
収益性の高さが特徴であり、営業利益率は12%から14%超という高い水準を維持しています。効率的な組織体制のもとで付加価値の高いPRサービスを提供できていることが、安定した利益率の源泉です。高い利益率を背景に、ROE(自己資本利益率)も13%を超える水準を確保しており、資本効率の面でも良好な経営が行われています。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 利回り | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 10円 | 0.99% | 17.7% |
| FY2024/3 | 12円 | 1.19% | 19.8% |
株主還元については、利益成長に合わせて増配を継続する安定的な姿勢を示しています。配当性向は20%未満と比較的低く抑えられていますが、これは将来の事業拡大に向けた内部留保を重視しているためです。株主優待制度も導入しており、配当と優待を組み合わせた総合的な還元策で株主の長期保有を促しています。
割安?割高?
同じ業界の平均と比べると…
PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、有利子負債がゼロである無借金経営を継続しています。自己資本比率も約59%と安定しており、強固な財務基盤が将来の投資や成長戦略を支えています。資産構成においても自己資本が手厚く、景気変動に対する高い耐性を備えている点は投資家にとって安心材料と言えます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 770 | -34 | -374 | 736 |
| FY2024/3 | 911 | -36 | -310 | 875 |
本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは堅調に拡大しており、2024年3月期には約9.1億円の営業キャッシュフローを創出しました。積極的な設備投資やM&Aを継続しつつも、投資額を上回るキャッシュを創出できているため、高いフリーキャッシュフローを維持しています。潤沢な資金は配当の原資や将来の成長に向けた戦略的な投資に活用可能な状態です。
もし昔100万円買ってたら?
2005年のIPO時には初値6,000円をつけましたが、その後長らく株価は低迷しました。しかし、底値の413円で購入していれば現在までに資産は2.4倍以上に成長しています。近年の業績拡大に伴い、株価は再び上昇基調にあります。
会社の計画は順調?
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 65.0億円 | — | 69.0億円 | +6.1% |
| FY2024 | 75.0億円 | — | 73.2億円 | -2.4% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 7.5億円 | — | 8.4億円 | +12.0% |
| FY2024 | 10.5億円 | — | 10.74億円 | +2.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
FY2024からスタートした中期経営計画では、最終年度であるFY2026に売上高100億円、営業利益16億円を目指しています。インフルエンサーマーケティング事業の強化やSaaS事業「Kyodo PR connect」の立ち上げにより、順調に利益率が向上しています。
社長はどんな報酬?
代表取締役の推定年収は業界内では保守的な水準に留まっており、従業員への還元を重視する企業文化が反映されています。業界平均の役員報酬倍率と比較しても非常に低く、経営陣と従業員の距離が近いフラットな経営姿勢を象徴しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 616万円 | 345人 | - |
従業員の平均年収は616万円であり、PR業界の平均水準と比較して専門職としての着実な収益性が従業員報酬へ還元されています。業績が5期連続で最高益を更新する中、安定的な利益成長が継続的な年収維持の源泉となっています。
メディアでどれくらい注目されてる?
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年12月期決算にて5期連続最高益を達成し、2円の増配を発表。
SaaS事業「Kyodo PR connect」の法人化に向けた子会社設立を実施。
ウェーブネットテクノロジーとのパートナーシップによりAI・データ分析領域を強化。
株の売買状況と今後の予定
共同ピーアールは時価総額89億円と小型株でありながら、PERは12.0倍とPR業界の同業他社と比較して割安水準にあります。信用買い残が約17万株存在しますが、業績の堅調さから底堅い値動きが期待されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2023/3 | 862百万円 | 375百万円 | 43.5% |
| FY2024/3 | 1082百万円 | 556百万円 | 51.4% |
| FY2025/3 予 | 1280百万円 | 550百万円 | 43.0% |
法人税等の支払額は、業績拡大に伴い増加傾向にあります。2024年3月期の実効税率が一時的に50%を超えていますが、これは税効果会計の影響や特定の損金算入調整などによるものです。今後は概ね標準的な税率水準である43%程度に落ち着く予想となっており、税引前利益の着実な成長が純利益の押し上げに貢献しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
広告代理店の新東通信が33%を保有する安定株主。テクノグローバル研究所も13%を保有。創業60年の歴史を持つ老舗PR会社らしく、事業会社による長期保有が特徴。
会社の公式開示情報
広報・PR事業を核に、SaaS型ツールやデジタルマーケティング、危機管理広報など多角的なサービスを展開しています。中期経営計画に基づいた成長投資が功を奏しており、特に法人向けのPR支援やSNS活用による収益拡大が財務パフォーマンスを押し上げています。
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共同ピーアール まとめ
「PRの老舗企業が、SaaS事業やインフルエンサー買収でデジタル領域に本腰を入れている状態」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU