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2267 プライム

(株)ヤクルト本社

YAKULT HONSHA CO.,LTD.

2,614.5
+35.5円 (+1.38%)
3/9 時点

「乳酸菌の独自技術とヤクルトレディの強固な販売網で、世界の腸内環境を整えるグローバル健康企業」

ひとめ診断

業績
普通
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
不評

人も地球も健康に。乳酸菌の力で世界へ羽ばたくグローバルヘルスケア企業

長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を掲げ、既存事業の持続的成長と新規ヘルスケア分野へのチャレンジを通じて、世界の人々に新たな健康価値を提供します。

この会社ってなに?

子どもの頃から飲み慣れている『ヤクルト』。あなたが健康のためにスーパーで手に取ったり、オフィスや自宅にヤクルトレディが届けてくれるあの小さなボトルが、実は世界中で飲まれていることをご存知でしょうか。普段何気なく目にする乳酸菌飲料の裏側で、同社は独自の菌の研究を重ね、世界中の人々の腸内環境を整えるビジネスを展開しています。あなたの毎日のちょっとした健康習慣が、同社の安定した収益基盤を支えています。

FY2025は売上高4996.8億円、営業利益553.91億円と減収減益で着地しましたが、強固な国内基盤と海外展開を両輪として事業を展開しています。次期(FY2026)は売上高5060.0億円、営業利益585.00億円への回復を見込んでおり、植物性ヨーグルト事業の譲受など新たな健康価値の創出にも注力しています。現在のPERは15.6倍、時価総額8680億円と、安定したキャッシュフロー創出力が評価されています。

食料品 プライム市場 時価総額 8680億円

社長プロフィール

成田 裕
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは「人も地球も健康に」というコーポレートスローガンのもと、世界中の人々の健康に貢献することを目指しています。独自の乳酸菌研究と技術を活かし、皆さまのすこやかな毎日をサポートし続けます。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

1955
株式会社ヤクルト本社の設立

代田稔博士の乳酸菌研究を原点とし、人々の健康づくりに貢献するために設立されました。

1980
東証一部に上場

東京証券取引所に上場を果たし、企業としての信頼と基盤をさらに確固たるものにしました。

2021
長期ビジョン2030の策定

「Yakult Group Global Vision 2030」を発表し、次なる成長へ向けた新たな一歩を踏み出しました。

2023
他社との提携による新たな価値創造

植物性ヨーグルト事業の譲受など、多様化する健康ニーズに応えるための新たな挑戦を進めています。

2030
グローバルヘルスケアカンパニーへの進化

2030年度の売上高5500億円・営業利益800億円の達成を目指し、世界中に健康を届ける企業として成長し続けます。

注目ポイント

世界中で愛されるグローバルブランド

日本国内のみならず、世界各国の多くの人々に毎日飲まれており、安定したグローバル基盤を持っています。

独自の乳酸菌技術で健康をサポート

長年の生命科学研究に裏打ちされた独自の乳酸菌技術で、高まる健康志向のニーズに的確に応えています。

充実した株主還元策

増配傾向に加え、自社商品やクオカードがもらえる株主優待(長期保有特典あり)など、株主を大切にする姿勢が魅力です。

サービスの実績は?

2,859
単体従業員数
2025年3月末現在
安定推移
64
1株当たり配当金
FY2025実績
前期比+8.5円増配
11.67%
自己株式保有比率
2025年9月末時点
筆頭株主
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
05/14 2024年3月期連結決算を発表。売上高や利益面で成長を見せたものの、市場の期待値と照らし合わせ保守的なガイダンスが出たことで、株価は市場の反応を慎重に見極める展開となりました。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
11/08 第2四半期累計の連結営業利益は前年同期比で減益となりました。原材料費の高騰や販促費の増加が利益を圧迫し、今後の収益性回復に向けたコストコントロールが課題として浮き彫りになりました。
02/12 第3四半期累計の連結営業利益が前年同期比19.3%減の409億円となり、業績の伸び悩みが鮮明になりました。海外事業の苦戦や為替影響が重なり、投資家心理を冷やす結果となりました。
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
05/13 2025年3月期連結決算を発表。主力の飲料事業における国内販売の回復が緩やかであり、市場予想を下回る水準での着地となりました。増配の発表もなく、株価にはややネガティブな影響を与えました。
52週レンジでの現在位置
安値
2,291円
現在値
2,614.5円
高値
3,141円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
FY2024/3 売上 5030.8億 / 利益 634.0億
FY2025/3 売上 4996.8億 / 利益 553.9億
FY2026/3 予 (予想) 売上 5060.0億 / 利益 585.0億
売上 営業利益 赤字

当社の業績は、FY2024/3期の売上高約5,031億円からFY2025/3期には約4,997億円へと微減し、利益面でも減益基調となりました。これは原材料価格の上昇や海外事業の市況変化が影響したためです。今期であるFY2026/3期は、既存事業の成長と海外展開の強化により、売上高約5,060億円、純利益約490億円への回復を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE(自己資本利益率)
7.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
5.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
11.1%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 8.4% 6.1% 12.6%
FY2025/3 7.2% 5.3% 11.1%

収益性については、FY2024/3期の営業利益率12.6%に対し、FY2025/3期は11.1%へと低下しました。これはコスト高に伴う利益圧迫が主な要因です。ROE(自己資本利益率)は7.2%~8.4%の水準で推移しており、安定的な収益基盤を維持しつつも、効率性の改善が今後の課題となっています。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
2.45%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2025/3 64円 2.45% 42.5%

当社は株主への利益還元を重視しており、配当性向を意識した安定的な配当を実施しています。FY2025/3期は1株あたり64円の配当を行い、今後の成長性も加味した積極的な還元姿勢を継続しています。財務の健全性を維持しつつ、株主優待と合わせて中長期的な株主価値の向上を目指しています。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
15.6倍
業界平均
約14.0倍(明治HD等の平均)
PBR 割高寄り
この会社
1.36倍
業界平均
約1.2倍
配当利回り 多め
この会社
2.67%
業界平均
約2.5%
時価総額 割高寄り
この会社
8680億円
業界平均
3800億円超(明治HDなど)

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率 66.4%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
6295.1億円

当社の財務健全性は極めて高く、借入金が一切ない「無借金経営」を継続しており、自己資本比率は66%を超える極めて強固な財務体質を誇ります。総資産はFY2025/3期時点で約8,643億円まで拡大しており、潤沢な資本を背景とした安定した事業運営が可能です。これにより、市場環境の変化に対する非常に高い耐性を備えています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+84687
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-61020
投資CF / 百万円
借入・返済など
-31466
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+23667
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 70702 -43906 -39541 26796
FY2025/3 84687 -61020 -31466 23667

営業キャッシュフローはFY2025/3期に約847億円を創出し、本業での稼ぐ力が依然として強力であることを示しています。投資活動には約610億円を投じ、生産設備の拡充や成長投資に積極的に資金を配分しました。潤沢な営業CFを原資として将来の成長投資を優先しつつも、フリーキャッシュフローは安定して黒字を維持しており、強固なキャッシュポジションを背景に還元や投資を実行しています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを下回っています
自社TSR(最新)
96.4%
株主総利回り
TOPIX(最新)
188.3%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、TOPIXを一貫してアンダーパフォームしています。FY2025の自社TSRは96.4%とマイナスリターンに沈んだのに対し、TOPIXは188.3%と大きく上昇しました。これは「ヤクルト1000」の大ヒットによる特需が剥落し、その後の成長シナリオを株式市場に十分提示できていないことが背景にあります。

もし昔100万円買ってたら?

10年前(2016年3月頃)に購入 -47.7%
100万円 → 52.3万円
-47.7万円
買値 5,000円 → 現在 2,614.5円
52週安値(直近の底値)で購入 +14.1%
100万円 → 114.1万円
+14.1万円
買値 2,291円 → 現在 2,614.5円
1年前(2023年3月頃)に購入 -18.3%
100万円 → 81.7万円
-18.3万円
買値 3,200円 → 現在 2,614.5円

過去数年間、ダノンとの提携解消による需給懸念や、国内主力商品の販売一巡により、株価は上値の重い展開が続いています。しかし、直近の52週安値(2291円)からは+14.1%の反発を見せており、下値の堅さも確認されています。長期保有株主に対しては配当(年64円)や自社商品の優待(3年以上の継続保有条件あり)といった還元策を実施しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
直近の業績は会社予想を下回る着地が続いており、中長期目標の達成にはテコ入れが必要。
旧長期ビジョン(Yakult Group Global Vision 2030)
FY2021〜FY2030
売上高: 目標 5500億円 順調 (5030.8億円)
91.5%
営業利益: 目標 800億円 順調 (633.99億円)
79.2%
長期ビジョン(Yakult Group Global Vision 2030)
FY2021〜FY2030
売上高: 目標 5500億円 順調 (4996.8億円)
90.8%
営業利益: 目標 800億円 やや遅れ (553.91億円)
69.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 5280.0億円 5080.0億円 5030.8億円 -4.7%
FY2025 5335.0億円 5030.0億円 4996.8億円 -6.3%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 710.0億円 640.0億円 633.99億円 -10.7%
FY2025 685.0億円 560.0億円 553.91億円 -19.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2030年度を最終年度とする長期ビジョンにおいて、売上高5500億円、営業利益800億円を目標に掲げています。直近のFY2025実績では売上高が約5000億円に迫るなど一定の規模を維持していますが、営業利益は553億円にとどまっており、利益率の改善が課題です。海外展開の再構築と国内での高付加価値商品の継続的なヒットが目標達成の鍵となります。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
成田 裕
推定約2.5億円
約6〜9倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
約800万円
役員報酬は業績連動要素を含みつつも、業界水準と比較して過度な高額報酬ではない。

代表取締役の報酬は、同社の堅実な経営体質を反映し、適正な水準に抑えられています。従業員との報酬倍率も業界平均より低く、格差を最小限に留める姿勢が見られ、持続的な成長と株主・従業員への還元バランスを重視した報酬体系であると推察されます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
838万円
従業員数
2859人
平均年齢
41.8歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 791万円 2836人 +2.1%
FY2023/3 850万円 2765人 +7.5%
FY2024/3 906万円 2810人 +6.6%
FY2025/3 838万円 2859人 -7.5%

平均年収はFY2024/3に906万円でピークに達しましたが、FY2025/3は838万円に減少。これは業績連動賞与の減少が主因と考えられます。食料品業界の中では高水準を維持しており、平均年齢42歳前後、勤続年数17.9年と長期雇用型の安定した人事制度です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 19名)
女性 4名(21.1%) 男性 15名
21%
79%
監査報酬
12,000万円
連結子会社数
71社
設備投資額
496.0億円
平均勤続年数(従業員)
17.9年

同社のガバナンス体制は、女性役員比率21.1%と上場企業の中でも先進的な取り組みを行っています。監査報酬1.2億円を投じるなど監査機能の強化に注力しており、連結子会社71社を統括する大規模企業として、健全で透明性の高い経営体制を構築しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念」
報道件数(30日)
482
前月比 -12.5%
メディア数
84
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞, ほか
業界内ランキング
上位 12%
食料品セクター 850社中 102位
報道のトーン
25%
好意的
40%
中立
35%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・決算発表 45%
株価・市況情報 25%
海外戦略・事業提携 15%
中期経営計画 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年5月 中期経営計画策定

2025年度から2030年度までの長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を掲げ、経営の舵取りを再定義しました。

2025年11月 通期見通し修正

第2四半期決算発表と併せて通期業績予想を見直し、国内外の市場環境の変化を反映した新たな目標数値を公表しました。

2026年2月 業績の下方修正

第3四半期累計期間の連結売上高が前年同期比でマイナスとなり、経常利益の計画修正を余儀なくされる厳しい局面となりました。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残情報なし
売り残情報なし
倍率8.93倍
直近の集計日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年5月中旬
株主総会 2026年6月下旬

信用倍率は8.93倍と買い残が優勢な状態にあり、将来的な売り圧力が意識される水準です。PER15.6倍、PBR1.36倍というバリュエーションは同業他社(明治HDなど)と比較してややプレミアムが付与されており、これは同社の強固なブランド力と海外展開の成長期待を反映した結果と言えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 79300百万円 28294百万円 35.7%
FY2025/3 75860百万円 30327百万円 40.0%
FY2026/3 予 58500百万円 9500百万円 16.2%

法人税等の支払額は利益水準に応じて変動しており、FY2025/3期は約303億円を計上しました。実効税率は年度によって変動があり、会計上の利益と税務上の課税所得の差異などが影響しています。FY2026/3期の予想では、税引前利益約585億円に対し納税額は約95億円を見込んでおり、税率の低下が予想されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.66%
フジ・メディア・ホールディングス 4.43%
みずほ信託銀行(退職給付信託) 3.38%
共進会 2.67%
その他(機関投資家・個人) 79.86%

筆頭株主は信託銀行(機関投資家の受け皿)で9.7%と、特定の支配株主がいない分散型の株主構成です。フジ・メディア・ホールディングスが4.4%を保有するのは歴史的な資本関係によるもの。創業家の直接保有は小さく、経営の独立性が高い企業です。外国人持株比率は約30%台で、グローバル投資家からの評価も高い銘柄です。

会社の公式開示情報

役員報酬

62,800万円
取締役12名の合計

EDINET開示情報によると、同社は乳酸菌飲料の製造・販売を軸に国内外で事業展開しており、為替リスクや原材料価格の高騰を主要な事業リスクとして認識しています。連結子会社71社を擁しグローバルな供給体制を構築していますが、近年の原料費負担増が利益率を圧迫する局面も見られ、コスト管理が重要な経営課題となっています。

最新ニュース

リスク要因

  • [object Object]

ニュース一覧

ネガティブ
ヤクルト本社、今期経常を6%下方修正
2/12 · 株探
ネガティブ
ヤクルト、第3四半期決算で減収減益を発表
1/20 · Yahoo!ファイナンス
中立
ヤクルト本社:2026年3月期 第3四半期決算短信
11/12 · 企業IR
ポジティブ
ヤクルト、4-6月期(1Q)経常は7%増益で着地
7/30 · 株探
ポジティブ
中期経営計画(2025-2030)の策定に関するお知らせ
5/14 · Yahoo!ファイナンス

関連リンク

(株)ヤクルト本社 まとめ

業績
普通
配当
少なめ
安全性
安定
稼ぐ力
普通
話題性
不評

「乳酸菌の独自技術とヤクルトレディの強固な販売網で、世界の腸内環境を整えるグローバル健康企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU