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1802 プライム

(株)大林組

OBAYASHI CORPORATION

3,818
-176円 (-4.41%)
3/9 時点

「データセンター建設への布石と資本効率の改善で高収益体質へ変貌するスーパーゼネコン」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

最先端のインフラからグリーンエネルギーまで!未来の社会基盤を創るスーパーゼネコン

地球環境に配慮し、持続可能な社会を支える「Obayashi Sustainability Vision 2050」の実現。

この会社ってなに?

あなたが毎日利用する駅、職場のある高層オフィスビル、あるいは休日に訪れる巨大な商業施設やランドマークタワー。実はその多くが、大林組の確かな技術によって建てられています。普段何気なく通り過ぎているトンネルや橋などの社会インフラから、私たちが使うインターネットを裏で支える最先端のデータセンターまで、私たちの便利で安全な生活環境の土台を「造る」ことで支えている会社です。街を歩けば、同社が手がけた建物にきっと出会っているはずです。

大林組は、国内の大型建築や土木工事を強みとするスーパーゼネコンの一角です。FY2025の売上高は2兆6,201億円、営業利益は1,434.42億円を見込み、大幅な増収増益を予想しています。近年は米国のデータセンター建設会社GCON社の買収など、成長分野への戦略的投資と政策保有株式の縮減による資本効率の向上を両輪で進めており、投資家からの評価が高まっています。

建設業 プライム市場 時価総額 2.7兆円

社長プロフィール

蓮輪 賢治
代表取締役社長 兼 CEO
ビジョナリー
時代と環境の変化を踏まえ、建設事業で培った技術やノウハウを活用し、収益基盤の多様化を実現するとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

1936
株式会社として設立

1936年に株式会社大林組として設立され、日本のインフラ整備や数々の歴史的建造物を手掛ける企業として歩みを始めました。

2010s
国内外での大型プロジェクトと事業領域の拡大

首都圏での大型建築・土木工事に加えて海外展開を本格化させ、日本を代表するスーパーゼネコンへと成長しました。

2022
中期経営計画による新たな挑戦

安定的な高収益体制の構築を目指し、グリーンエネルギー事業や開発事業など、建設以外の領域への挑戦を強化しました。

2025
米GCON社買収による次世代分野への参入

AI普及に伴い需要が拡大するデータセンターや半導体工場の建設分野へ本格参入し、新たな収益の柱を獲得しました。

2050
持続可能な未来社会の実現へ

「Obayashi Sustainability Vision 2050」を掲げ、環境問題の解決と豊かな社会の構築に向けた取り組みを推進します。

注目ポイント

成長市場であるデータセンター建設への本格参入

米国企業を買収し、AIの普及で急成長しているデータセンターや半導体工場などの高度な環境管理施設分野に注力しています。

グリーンエネルギー事業など非建設分野の拡大

再生可能エネルギーや木材事業など、従来の建設枠にとらわれない環境配慮型ビジネスを中長期的な成長エンジンに据えています。

強固な収益基盤と積極的な株主還元

営業利益1,000億円以上を安定創出する事業基盤を持ち、増配や自己株式の取得など投資家にとって魅力的な株主還元を実施しています。

サービスの実績は?

9,386
連結従業員数
2025年3月末現在
安定推移
20%以内
政策保有株式の縮減目標
連結純資産比(2027年3月末まで)
着実に縮減進行中
1,000億円以上
連結営業利益ボトムライン
中期経営計画目標
FY2025予想で大幅達成見込
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
05/13 2024年3月期決算を発表。売上高は前年比で堅調に推移し、営業利益および純利益が市場予想を上回る着地となり、通期の収益性改善が好感され株価上昇の契機となりました。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
11/08 第2四半期決算発表とあわせて、2025年3月期の通期業績予想を上方修正。建設工事の採算性向上を背景に、売上高および各利益段階での見通しを増額修正しました。
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
05/13 2025年3月期通期決算を発表。営業利益は前年比46.2%増の1,427億円と大幅な増益を達成。強固な受注残高と効率的な施工体制が奏功し、株主還元の強化方針も示されました。
11/10 業績の好調を背景に、中間配当の増額と期末配当予想の上方修正を発表。配当性向の引き上げを含む株主還元策の強化を打ち出し、長期保有投資家からの支持を集めました。
52週レンジでの現在位置
安値
1,742.5円
現在値
3,818円
高値
4,439円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 23251.6億 / 利益 793.8億
FY2025/3 売上 26201.0億 / 利益 1434.4億
FY2026/3 予 (予想) 売上 25600.0億 / 利益 1220.0億
売上 営業利益 赤字

大林組の業績は、国内建築事業における採算性の高い案件の増加や追加変更工事の獲得により、2025年3月期には売上高約2兆6,201億円、営業利益約1,434億円と大幅な増益を達成しました。一方、2026年3月期の予想では、売上高約2兆5,600億円、純利益約1,000億円と、高水準を維持しつつも前年比で落ち着く見通しを立てています。建設業界を取り巻く環境変化に対応しつつ、安定的な収益基盤の構築が進められています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
12.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
4.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.5%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 6.3% 2.5% 3.4%
FY2025/3 12.1% 4.8% 5.5%

収益性については、2024年3月期から2025年3月期にかけて劇的な改善が見られ、ROE(自己資本利益率)は6.3%から12.1%へ、営業利益率も3.4%から5.5%へと大きく上昇しました。これは、経営効率の改善に向けた取り組みが奏功した結果であり、資本効率の向上が着実に進んでいることを示しています。今後も高付加価値な工事案件の選別や生産性向上を通じて、持続可能な利益率の維持が期待されます。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
2.12%
株主優待
なし
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 75円 1.96% 71.6%
FY2025/3 81円 2.12% 39.7%

大林組の配当方針は、株主への利益還元を重要課題と位置づけ、安定的かつ継続的な実施を目指しています。2025年3月期の配当は1株当たり81円へと増配しており、業績の好調を背景に還元を強化する姿勢が鮮明です。配当性向を意識しながらも、強固な財務体質を活かして適切な還元水準を維持する計画です。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
26.9倍
業界平均
15.4倍
PBR 割高寄り
この会社
2.34倍
業界平均
1.2倍
配当利回り 少なめ
この会社
2.12%
業界平均
3.0%前後
時価総額
この会社: 2.7兆円 業界平均: 業界トップクラス

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 38.1%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
12102.0億円

財務健全性は非常に高く、2025年3月期時点で総資産約3兆428億円に対し、有利子負債はゼロという極めて強固な無借金経営を実現しています。自己資本比率は約38.1%を維持しており、盤石な財務基盤を背景に機動的な投資が可能な状態です。この財務の余裕を活用し、データセンター事業などの成長分野への戦略的投資を加速させる方針です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+85625
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
+9596
投資CF / 百万円
借入・返済など
-50593
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+95221
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 50399 -84471 -51922 -34072
FY2025/3 85625 9596 -50593 95221

営業キャッシュフローは2025年3月期に約856億円へ増加し、本業での稼ぐ力が一段と強まっています。2024年3月期には投資によるマイナスが先行しましたが、2025年3月期には約952億円のフリーキャッシュフローを創出する好循環が生まれました。この潤沢な手元資金を配当や成長投資へバランス良く配分することで、株主価値の向上を目指しています。

もし昔100万円買ってたら?

10年前(2016年頃)に購入 +263.6%
100万円 → 363.6万円
+263.6万円
買値 1,050円 → 現在 3,818円
直近の底値(52週安値)で購入 +119.1%
100万円 → 219.1万円
+119.1万円
買値 1,742.5円 → 現在 3,818円
1年前(2025年初頭想定)で購入 +112.1%
100万円 → 212.1万円
+112.1万円
買値 1,800円 → 現在 3,818円

直近1年間で株価は急激な上昇を見せており、52週安値(1,742.5円)からの投資では資産が2倍以上に拡大しています。これは、採算性の大幅な改善による最高益予想の発表や、積極的な株主還元策(増配や自社株買い)が好感された結果と言えます。

会社の計画は順調?

S
総合評価
採算性改善と追加工事獲得により、利益目標を大幅に上回る推移
旧・中期経営計画2022
FY2022〜FY2024
連結営業利益(ボトムライン): 目標 1000億円 未達 (793.81億円)
79.3%
ROE: 目標 10% 未達 (7.0%)
70%
DOE: 目標 5% 達成 (5%)
100%
中期経営計画2022(追補含む)
FY2023〜FY2027
連結営業利益: 目標 1000億円以上 前倒し達成 (1434.42億円)
143.4%
政策保有株式割合(純資産比): 目標 20%以内 順調 (縮減進行中)
80%
ROE(自己資本利益率): 目標 10%以上 順調 (10%超見込)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 2兆2800億円 2兆3000億円 2兆3251.6億円 +1.9%
FY2025 2兆4000億円 2兆5000億円 2兆6201.0億円 +9.1%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 740億円 780億円 793.81億円 +7.2%
FY2025 874億円 1100億円 1434.42億円 +64.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

大林組の現行中期経営計画では、連結営業利益1,000億円をボトムラインとする高収益体質の構築を掲げています。直近のFY2025予想では、国内建築事業での採算改善や大型案件の進捗により、営業利益1,434.42億円と目標を大幅に超過達成する見込みです。また、政策保有株式の縮減も計画通り進んでおり、資本効率の向上が高く評価されています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長 兼 CEO
蓮輪 賢治
推定1億〜1億5,000万円
約5.0倍
社長/社員
業界平均: 約15〜20倍
従業員平均
約900〜1,000万円(概算)
従業員との格差は適正な範囲に収まっており、バランスが取れています。

代表者の報酬は業績連動型株式報酬制度を導入しており、企業価値の向上と株主利益を重視した設計がなされています。従業員平均年収との倍率は、同業他社と比較しても過度な乖離はなく、経営責任に応じた妥当な水準を維持しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1140万円
従業員数
9386人
平均年齢
42.4歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 1024万円 9026人 +2.0%
FY2023/3 1031万円 9134人 +0.7%
FY2024/3 1066万円 9253人 +3.4%
FY2025/3 1140万円 9386人 +6.9%

平均年収は4年間で約116万円上昇し、特にFY2025は前年比+74万円(+6.9%)と大幅な昇給を実現。スーパーゼネコン5社の中では鹿島建設に次ぐ2位の水準。従業員数も毎年100〜130名増加し、技術者の確保と処遇改善を両立しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊建設工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 5%
建設業 500社中 12位
報道のトーン
70%
好意的
25%
中立
5%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

決算・業績 40%
M&A・事業拡大 30%
株主還元 15%
建設技術・SDGs 15%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2025年10月 海外M&A

米国の建設会社GCON, Inc.を買収し、データセンターや半導体工場などの環境管理施設分野への本格参入を表明。

2026年1月 資本政策

発行済株式総数の2.1%に相当する自社株を消却することを決定し、株主還元の強化姿勢を明確化。

2026年2月 上方修正

業績好調に伴い、通期の連結経常利益予想を上方修正し、過去最高益の更新を目指す方針を発表。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,166,900株
売り残123,500株
倍率9.45倍
2026年2月27日時点
今後の予定
本決算発表 2026年5月中旬予定
第1四半期決算発表 2026年8月上旬予定

現在のPERは26.9倍、PBRは2.34倍と、建設業界の平均(PER15倍程度、PBR1倍強)を大きく上回るプレミアム評価を受けています。これは、米データセンター建設会社の買収など次世代の成長戦略に対する市場の高い期待感を反映したものです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 91515百万円 16456百万円 18.0%
FY2025/3 153383百万円 7331百万円 4.8%
FY2026/3 予 122000百万円 22000百万円 18.0%

2025年3月期の法人税等の負担が約73億円と低水準に留まったのは、繰延税金資産の取り崩しや会計上の利益と税務所得の差による一時的な税効果が主な要因です。通常期の実効税率は約18%前後で推移しており、健全な税務管理を行っています。2026年3月期の予想では、正常な税負担率へと戻ることを前提に計算されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 16.65%
日本カストディ銀行(信託) 9.21%
ステートストリート 505001 3.24%
日本生命保険相互会社 3%
大林剛郎(取締役会長) 2.43%
その他(機関投資家・個人) 65.47%

信託銀行経由の機関投資家保有が中心。創業家の大林剛郎氏(取締役会長)が2.4%を保有し、オーナー色が一定程度残っています。日本生命・住友不動産など事業パートナー系の保有も特徴的で、取引関係と資本関係のバランスが取れた株主構成です。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、売上高の大部分を占める国内建設事業に加え、データセンターや半導体工場などの高付加価値分野への戦略的投資が際立っています。海外事業の拡大や非建設事業のM&Aが重要な収益柱として機能しており、外部環境のリスク分散を図りつつ、安定した経営基盤を構築していることが分かります。

最新ニュース

ニュース一覧

ポジティブ
大林組、発行済株式総数の2.1%にあたる自社株を消却へ
1/22 · 楽天証券
ポジティブ
建設株の上昇基調続く、大林組など大手は最高値圏を推移
2/27 · 日本経済新聞

関連リンク

(株)大林組 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「データセンター建設への布石と資本効率の改善で高収益体質へ変貌するスーパーゼネコン」

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免責事項: 本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET・TDnet等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。
最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU