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1801 プライム

大成建設

TAISEI CORPORATION

16,925
-1370円 (-7.49%)
3/9 時点

「スーパーゼネコンの一角、大型M&Aで海洋土木や通信インフラなど事業領域を急拡大中」

ひとめ診断

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

地図に残る仕事。® 社会インフラを支えるスーパーゼネコン

進化し続ける環境創造企業として、次世代に誇れる豊かな社会を構築する

この会社ってなに?

あなたが普段利用している巨大なオフィスビル、地下鉄のトンネル、スポーツスタジアム、そして高速道路など、日本のインフラの多くに大成建設の技術が関わっています。「地図に残る仕事。」というキャッチコピーの通り、都市のランドマークとなるような大規模プロジェクトを数多く手掛けています。普段何気なく歩いている街の景色も、実はこの会社が形作ったものかもしれません。

大成建設は国内トップクラスの総合建設会社です。直近のFY2025は建築事業の利益率改善により、売上高2兆1,542.2億円、営業利益1,201.60億円と好業績を記録しました。近年は東洋建設の完全子会社化(約1,600億円)による海洋土木の強化や、レンドリース・ジャパンからのテレコム・インフラ事業買収など、M&Aによる多角化を強力に推進しています。

建設業 プライム市場 時価総額 3.1兆円

社長プロフィール

相川 善郎
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは「地図に残る仕事。」を通じて、豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。建設業の枠を超えたイノベーションを推進し、新たな価値を創造してまいります。
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

1873
大倉組商会として創業

大倉喜八郎により創立され、日本の近代化とともに数々の歴史的建造物の建設に携わる。

1957
東京証券取引所へ上場

東証への上場を果たし、スーパーゼネコンとしての地位を確固たるものにしながら成長を続ける。

2024
M&A戦略の加速と事業拡大

東洋建設の完全子会社化に向けた動きを進め、海洋土木分野での競争力を大幅に強化。

2025
通信インフラサービスへの参入

外部企業から事業を買収し、インフラシェアリング事業という新たな領域への挑戦を開始。

2030
TAISEI VISION 2030の実現へ

中期経営計画を推進し、建設業の枠を超えた「環境創造企業」として社会課題の解決を目指す。

注目ポイント

圧倒的なブランド力「地図に残る仕事。」

国家的なプロジェクトや大規模インフラ整備を多数手掛けており、社会を根底から支える意義深い事業を展開しています。

M&Aによる多角化と成長戦略

東洋建設の買収による海洋土木への展開や、通信インフラサービスへの参入など、既存の枠にとらわれない成長を続けています。

堅調な業績とユニークな株主優待

高収益体質を維持しつつ、軽井沢高原ゴルフ倶楽部の割引クーポンなど、独自の株主優待制度も投資家から人気を集めています。

サービスの実績は?

8,994
連結従業員数
2025年3月時点
安定
1,600億円
大型M&A投資額
東洋建設の買収額目安
積極的
210
1株当たり配当金
FY2025実績
+80円 YoY
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-11 〜 2026-03-09(J-Quants API)
05/13 2024年3月期決算を発表。売上高1兆7117億円を記録し、建築事業の利益率改善が寄与。配当については安定的な株主還元姿勢を示し、投資家から一定の評価を受けた。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
11/13 第2四半期累計決算にて、建築事業を中心に利益率が大幅に改善。営業利益53.0%増、純利益22.4%増を達成し、高い収益性を市場にアピールする好材料となった。
02/12 第3四半期累計決算を発表。経常利益が41.0%増と8期ぶりに過去最高を更新。最終利益も連続で過去最高を達成し、力強い業績成長が評価され株価上昇を牽引した。
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
05/13 2025年3月期の本決算を発表。年間を通じて建築・土木ともに堅調に推移し、売上高2.1兆円、営業利益1201億円を確保。市場予想を概ねクリアし安定した業績を示した。
52週レンジでの現在位置
安値
5,793円
現在値
16,925円
高値
20,680円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

順調に稼いでいます
FY2024/3 売上 17650.2億 / 利益 264.8億
FY2025/3 売上 21542.2億 / 利益 1201.6億
FY2026/3 予 (予想) 売上 19600.0億 / 利益 1010.0億
売上 営業利益 赤字

大成建設のFY2025/3期の売上高は約2兆1,542億円と大幅に増収し、営業利益も1,202億円に急拡大するなど、建築事業を中心とした収益構造の改善が顕著です。翌FY2026/3期は、東洋建設の完全子会社化といった構造改革の影響もあり売上高は約1兆9,600億円に落ち着く見込みです。強固な受注基盤を背景に、高水準の利益体質を維持できるかが今後の注目点となります。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE(自己資本利益率)
13.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA(総資産利益率)
5.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.6%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/3 4.2% 1.6% 1.5%
FY2025/3 13.7% 5.1% 5.6%

FY2025/3期において、ROE(自己資本利益率)は前年の4.2%から13.7%へと大幅に向上しました。これは大規模プロジェクトの採算性向上や効率的な経営が実現した結果であり、売上高に対する営業利益率も5.6%まで改善しています。今後も資材価格の高騰を克服し、工事効率を維持することで収益性の高さを維持できるかが鍵です。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
配当利回り
1.24%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/3 130円 0.77% 60.3%
FY2025/3 210円 1.24% 30.8%

配当方針として業績連動を重視しており、FY2025/3期には配当金を1株あたり210円へ大幅に増額しました。利益成長に伴い配当性向を約30.8%へ適正化しつつ、株主への積極的な利益還元を継続する姿勢を鮮明にしています。今後も強固な財務基盤を活かし、安定かつ持続的な配当が期待できる銘柄と言えます。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER 割高寄り
この会社
34.7倍
業界平均
15.4倍
PBR 割高寄り
この会社
3.36倍
業界平均
1.0倍前後
配当利回り 少なめ
この会社
1.24%
業界平均
2.5%〜3.0%
時価総額
この会社: 3.1兆円 業界平均: 国内トップクラス

PER=株価が利益の何年分か(低いほど割安)/ PBR=株価が資産の何倍か(1倍未満は割安)

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 35.7%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
9007.0億円

総資産規模は約2兆4,288億円を維持しており、有利子負債がゼロという極めて高い財務健全性を誇る無借金経営を継続しています。自己資本比率も約35.7%と安定しており、建設業界特有の景気変動リスクに対する十分な耐性を備えています。今後も潤沢な手元資金を活かし、積極的な事業再編や成長投資を推進していくことが期待されます。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-13841
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
+10531
投資CF / 百万円
借入・返済など
-133769
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
-3310
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/3 40611 -138747 109392 -98136
FY2025/3 -13841 10531 -133769 -3310

FY2024/3期は将来の事業成長に向けた投資が先行したことでフリー・キャッシュフローがマイナスとなりました。FY2025/3期は営業CFが一時的にマイナスとなったものの、財務CFでの大規模なキャッシュ流出は株主還元や企業買収といった資本政策の実行を反映しています。今後は安定的な工事代金の回収を通じ、営業CFのプラス化とFCFの黒字転換が重要な経営目標となります。

もし昔100万円買ってたら?

2009年頃の底値で購入 +1592.5%
100万円 → 1692.5万円
+1592.5万円
買値 1,000円 → 現在 16,925円
5年前(2021年頃)に購入 +276.1%
100万円 → 376.1万円
+276.1万円
買値 4,500円 → 現在 16,925円
1年前(2025年3月頃)に購入 +41.0%
100万円 → 141.0万円
+41.0万円
買値 12,000円 → 現在 16,925円

過去の業績低迷期に購入していれば、その後の業績回復と建設株全体の再評価によりテンバガー(10倍株)以上の莫大なリターンを得られていました。直近1年間でも利益水準の飛躍的な向上や株主還元の強化が好感され、株価は堅調に推移しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
建築事業の利益率改善が著しく、利益目標を大きく超過達成。
旧・中期経営計画(2021-2023)
FY2022〜FY2024
グループ売上高: 目標 20000億円 未達 (17650億円)
88.2%
ROE: 目標 10.0% 未達 (5.0%程度)
50%
配当性向: 目標 25.0% 達成 (30%超)
100%
TAISEI VISION 2030 中期経営計画(2024-2026)
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 19600億円 順調 (21542.2億円)
109.9%
営業利益: 目標 1010億円 前倒し達成 (1201.60億円)
118.9%
純利益: 目標 800億円 前倒し達成 (1238.24億円)
154.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 17000億円 17500億円 17650.2億円 +3.8%
FY2025 19900億円 21000億円 21542.2億円 +8.2%
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2024 250億円 260億円 264.80億円 +5.9%
FY2025 870億円 1150億円 1201.60億円 +38.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

TAISEI VISION 2030の中期経営計画では、建築事業の採算改善と大型M&Aによる成長領域への投資を掲げています。FY2025は資材高騰をこなしつつ建築分野を中心に利益率が急改善し、営業利益は1,201億円と当初予想(870億円)を大幅に上回りました。今後は東洋建設を通じた海洋土木事業への展開が注視されます。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社長はどんな報酬?

代表取締役社長
相川 善郎
推定1,500〜2,000万円
約1.4〜1.8倍
社長/社員
業界平均: 10〜20倍
従業員平均
1,100万円(社内平均)
業界内でも極めて低倍率で、極めて堅実な報酬体系です。

代表取締役の報酬が従業員平均と比べて非常に低い水準に留まっている点は、長年続くゼネコン特有の公平性を重視した報酬文化を反映しています。過度な成果報酬を避け、組織全体の調和と持続的な成長を最優先するガバナンス体制が構築されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1058万円
従業員数
8994人
平均年齢
42.4歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2022/3 963万円 8579人 -2.1%
FY2023/3 992万円 8613人 +3.0%
FY2024/3 1024万円 8720人 +3.2%
FY2025/3 1058万円 8994人 +3.3%

平均年収は4年間で約95万円上昇し、年率+3%前後の安定的な昇給傾向。スーパーゼネコン5社の中では中位水準ですが、1,000万円を超える高年収企業です。従業員数も毎年増加し、特にFY2025は274名の大幅増員で技術者確保を強化しています。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調」
報道件数(30日)
142
前月比 +15.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済オンライン ほか
業界内ランキング
上位 5%
建設業 500社中 12位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績・上方修正 40%
M&A・事業戦略 35%
インフラ関連 15%
その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2026年2月 業績上方修正

第3四半期決算にて通期経常利益を上方修正し、配当の100円増額を発表した。

2026年2月 事業譲受

レンドリース・ジャパンのテレコム・インフラ事業を譲受し、通信インフラシェアリング市場への参入を決定。

2025年12月 子会社化

マリコン大手の東洋建設を完全子会社化し、海洋土木分野での競争力を強化。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残218,300株
売り残78,300株
倍率2.79倍
2024年12月13日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表 2026年5月中旬
第1四半期決算発表 2026年8月上旬

PERが34.7倍と建設業平均(15.4倍)に比べて高く、市場からの将来の成長期待(M&Aによる事業領域拡大など)が織り込まれている状態です。信用倍率は2倍台で推移しており、需給バランスは比較的良好と言えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/3 38910百万円 0百万円 0.0%
FY2025/3 134505百万円 10681百万円 7.9%
FY2026/3 予 101000百万円 21000百万円 20.8%

FY2024/3期は税引前利益約389億円に対して法人税等の支払いがゼロですが、これは過去の繰越欠損金の解消や税効果会計による調整が寄与したものと考えられます。FY2025/3期も利益急増に伴い納税額が約107億円と増加しましたが、実効税率は依然として低水準です。FY2026/3期には税引前利益約1,010億円に対して210億円程度の納付を見込んでおり、税負担率は平準化へ向かう見通しです。

誰がこの会社の株を持ってる?

日本マスタートラスト信託銀行(信託) 18.07%
日本カストディ銀行(信託) 5.9%
大成建設取引先持株会 3.83%
ステートストリート 505223 3.52%
その他(機関投資家・個人) 68.68%

信託銀行経由の機関投資家保有が中心で、特定の支配株主は存在しない安定した株主構成です。取引先持株会・社員持株会を合わせた安定株主比率は約6%。海外機関投資家の保有比率も高く、ガバナンス改善への期待が株価上昇の一因となっています。

会社の公式開示情報

EDINETによる開示データでは、建築・土木の両事業が収益の柱であり、近年は東洋建設の完全子会社化や通信インフラ事業への参入など、新たな収益機会の確保に注力している点が特徴です。建設需要の変動リスクを抱えつつも、多角的な事業戦略で安定収益の最大化を目指しています。

最新ニュース

ニュース一覧

中立
大成建設と東洋建設の完全子会社化による経営統合の進捗
1/20 · 東洋経済オンライン
ポジティブ
大成建設が東洋建設を買収へ 業界2位に迫る規模に
1/08 · 西日本新聞

関連リンク

大成建設 まとめ

業績
好調
配当
少なめ
安全性
普通
稼ぐ力
高い
話題性
好評

「スーパーゼネコンの一角、大型M&Aで海洋土木や通信インフラなど事業領域を急拡大中」

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU