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1419 プライム

タマホーム

Tama Home Co.,Ltd.

3,955
+25円 (+0.64%)
3/17 時点

「ローコスト注文住宅のパイオニアが、インフレの逆風下でも高配当で株主を引き留める状態」

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
高め
利回り 4.93%
安全性
普通
自己資本比率 37.1%
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%
話題性
不評
ポジティブ 15%

「より良いものを、より安く」全国展開で成長を続けるローコスト注文住宅のトップランナー

全国すべての都道府県で注文住宅のシェアNo.1を獲得し、誰もが理想のマイホームを持てる社会を創り上げること。

この会社ってなに?

あなたが「マイホームを建てたいけれど、予算が限られている」と悩んだとき、真っ先に候補に挙がるのがタマホームです。普段目にするテレビCMや住宅展示場の裏側で、彼らは資材の大量仕入れや工期の短縮を徹底し、「良質で低価格な家づくり」を実現しています。一生に一度の大きな買い物を、より現実的な価格で叶えてくれる心強い味方と言えるでしょう。

FY2024は売上高2477.3億円、営業利益125.86億円と好調だったものの、FY2025は売上高2008.2億円、営業利益41.13億円へ大きく減収減益となりました。インフレによる資材高や金利上昇懸念から顧客の購買マインドが低下しており、直近の業績予想も純利益13億円へと下方修正されています。一方で配当は195円を維持しており、インカムゲイン狙いの投資家からは引き続き注目を集めています。

建設業 プライム市場 時価総額 1,165億円

社長プロフィール

玉木伸弥
代表取締役社長
現場主義の挑戦者
私たちは「より良いものを、より安く」をモットーに、高品質で適正価格な住宅を提供し続けています。全国のお客様に幸せな家づくりをお届けし、豊かな社会の実現に貢献してまいります。

会社概要

業種
建設業
決算期
5月
時価総額
1,165億円
PER
84.9倍
PBR
3.35倍
本社
東京都港区高輪3丁目22番9号
ストーリーを知る
創業からいまの姿になるまで

この会社のストーリー

1998
タマホーム設立

1998年6月、低価格で良質な住宅を提供することを目指して会社を設立。

2003
全国展開への布石

本社を福岡市博多区に移転し、西日本を中心に支店網を急速に拡大。

2005
東京への進出

本社機能を東京都港区に移転し、名実ともに全国規模のハウスメーカーへと成長の歩みを進める。

2013
東証一部上場

東京証券取引所第一部へ新規上場を果たし、公開価格を大きく上回る初値をつけるなど高い期待を集める。

2015
新規事業への参入と多角化

中期経営計画のもと、不動産仲介事業への参入やM&Aを視野に入れた新たな成長戦略を打ち出す。

2020
都道府県シェアNo.1への挑戦

注文住宅事業において各都道府県でのシェアNo.1を目標に掲げ、地域密着型の営業体制を強化。

2022
経営資源の選択と集中

不動産子会社を吸収合併し、事業の効率化と一貫したサービス提供体制を構築。

現在
環境変化への対応と次なる成長

インフレや金利上昇などの市場変化に対応しながら、安定した配当還元と次世代住宅の普及を目指す。

注目ポイント

魅力的な株主還元と配当利回り

高水準の配当利回りに加え、継続保有で優遇されるオリジナルQUOカードの株主優待が個人投資家に人気です。

ローコスト・ハイクオリティの強み

「より良いものをより安く」を体現する徹底したコスト管理により、幅広い顧客層のマイホームの夢を実現しています。

全国規模の知名度とシェア拡大戦略

全国的なブランド力を武器に、全47都道府県で注文住宅シェアNo.1を目指す明確な成長ビジョンを持っています。

サービスの実績は?

10,000
年間供給棟数
注文住宅の年間供給ペース
横ばい
195
1株当たり配当金
FY2025実績/FY2026予想
維持
3,092
従業員数
2025年時点
増加
20,000
ソーラー導入目標
2030年までの累計目標
進行中
47都道府県
展開エリア
全国展開
網羅
数字を見てみよう
投資の基本、業績と配当をチェック

株価チャート

データ: 2024-03-18 〜 2026-03-17(J-Quants API)
07/11 2024年5月期通期の連結決算を発表。売上高2,600億円、営業利益100億円超を確保し、堅調な住宅需要を背景に安定した収益力を維持したことを市場に示した。
08/05 令和のブラックマンデーで日経平均12.4%急落、全面安
08/06 日経平均が前日比+10.2%の大幅上昇
12/16 業績好調を受けた株主還元策として、期末配当の増額および特別配当の実施を発表。年間配当利回りが向上し、投資家からの評価が高まったことで株価の押し上げ要因となった。
04/07 日経平均が前日比-7.8%の大幅下落
04/08 日経平均が前日比+6.0%の大幅上昇
04/10 日経平均が前日比+9.1%の大幅上昇
07/11 2025年5月期の通期連結業績を発表。売上高は約2,008億円、当期純利益は約14.7億円を計上した。原材料価格高騰の影響を受けたものの、コスト管理を徹底した。
08/25 2026年5月期の業績見通しを上方修正。住宅事業の受注単価改善と効率的な販管費削減が寄与し、営業利益目標を前期比14.3%増の47億円と設定したことが好感された。
52週レンジでの現在位置
安値
3,200円
現在値
3,955円
高値
4,030円
安値圏 中間 高値圏

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2024/5 2477.3億
FY2025/5 2008.2億
FY2026/5 予 予 2350.0億
営業利益
FY2024/5 125.9億
FY2025/5 41.1億
FY2026/5 予 予 93.0億

タマホームの業績は、住宅市場のインフレや金利上昇に伴う受注の低迷により、FY2025/5には売上高が約2,008億円、当期純利益が約15億円へと大幅に減益となりました。しかし、FY2026/5の会社予想では、コストコントロールの徹底と受注の回復を見込み、売上高2,350億円、当期純利益60億円への業績改善を計画しています。住宅需要の先行きには不透明感が残るものの、効率的な経営体制への転換を図ることで、成長軌道への回帰を目指しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
1.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.0%
売上のうち利益になった割合
ROE ROA 営業利益率
FY2024/5 22.8% 9.8% 5.1%
FY2025/5 4.3% 1.6% 2.0%

収益性については、FY2024/5にはROE 22.8%という高い資本効率を誇っていましたが、FY2025/5には受注環境の悪化による利益率の低下が響き、ROEは4.3%、営業利益率も2.0%まで大きく低下しました。原材料費や人件費の高騰が収益を圧迫している現状ですが、今後は付加価値の高い提案を強化することで、収益力の底上げを図る必要があります。直近のROA 1.6%という水準からも、資産の活用効率をいかに向上させるかが課題となります。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
配当利回り
4.93%
株主優待
あり
1株配当 利回り 配当性向
FY2024/5 190円 4.80% 62.9%
FY2025/5 195円 4.93% 382.4%

タマホームは株主還元を重視しており、安定的な配当維持を基本方針として掲げています。FY2025/5は業績の急激な悪化に伴い配当性向が382.4%に達しましたが、減配せず配当を維持した点は市場への姿勢を示しています。今後、業績回復を通じた配当性向の正常化が、持続的な還元策の継続において不可欠となります。

割安?割高?

同じ業界の平均と比べると…

PER(株価収益率) 割高寄り
この会社
19.1倍
業界平均
12.5倍
PBR(株価純資産倍率) 割高寄り
この会社
3.35倍
業界平均
1.1倍
配当利回り 多め
この会社
4.93%
業界平均
3.5%
時価総額
この会社: 1165億円 業界平均: 中堅ハウスメーカー平均 800億円

※ 各指標の下線付きテキストをタップすると説明が表示されます

もっと深く知る
財務の健全性と過去の実績

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率 37.1%
0% 30% (注意ライン) 50% (安全ライン) 100%
借金(有利子負債)
485.7億円
会社の純資産
342.8億円

財務健全性は、FY2024/5からFY2025/5にかけて、総資産が約896億円から約923億円へと微増した一方で、有利子負債が約187億円から約486億円へと急増しました。これに伴い自己資本比率は42.7%から37.1%へ低下しており、負債の増大による財務リスクの管理がより重要な局面にあります。BPSも1,181円へ減少しており、今後の資金調達や資産運用のバランスをどのように最適化するかが、中長期的な安定成長の鍵となります。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+2248
営業CF / 百万円
投資に使ったお金
-1741
投資CF / 百万円
借入・返済など
+4390
財務CF / 百万円
手元に残ったお金
+507
FCF / 百万円
営業CF 投資CF 財務CF FCF
FY2024/5 8284 -2010 -14553 6274
FY2025/5 2248 -1741 4390 507

営業キャッシュフローは、FY2024/5には約83億円のプラスを確保していましたが、FY2025/5には利益水準の低下により約22億円まで縮小しました。投資CFは継続的な事業運営に伴う支出が続いており、フリーキャッシュフローが急激に減少している点は注視が必要です。一方、財務CFは調達活動などによりプラス転換しており、負債を通じた資金確保を優先せざるを得ない経営状況が示唆されています。

株主にどれだけ報いた?

TOPIXを上回っています
自社TSR(最新)
334.4%
株主総利回り
TOPIX(最新)
201.9%
市場平均

※ 基準時点を100%として、配当込みの株主総利回りを比較

過去5年間、タマホームのTSR(株主総利回り)は一貫してTOPIXを大幅にアウトパフォームしています(FY2025は自社334.4%に対しTOPIX 201.9%)。これは、業績の波がありつつも減配を避けて10期連続増配を達成するなど、強力な株主還元姿勢が市場から高く評価されたためです。

もし昔100万円買ってたら?

IPO時(2013年3月公開価格)に購入 +303.6%
100万円 → 403.6万円
+303.6万円
買値 980円 → 現在 3,955円
上場来安値(2016年2月)に購入 +986.5%
100万円 → 1086.5万円
+986.5万円
買値 364円 → 現在 3,955円
1年前(推定3000円)に購入 +31.8%
100万円 → 131.8万円
+31.8万円
買値 3,000円 → 現在 3,955円

IPO時の公開価格から長期保有していれば約4倍のテンバガー候補となっていました。特に2016年の底値圏で拾えた場合、現在の評価額は1000万円を超えます。業績変動は激しいものの、高配当を維持し続けたことが下値支えとなり、長期的なリターンは非常に良好です。

会社の計画は順調?

C
総合評価
インフレと金利上昇の煽りを受け、業績予想の大幅な下方修正が続く
旧・中期経営計画(2018年5月期目標)
FY2016〜FY2018
売上高: 目標 2000億円超 未達 (1673億円)
83.5%
営業利益率: 目標 3.5% 未達 (2.4%)
70%
販売棟数: 目標 10,150棟 未達
85%
現行・中期経営計画(2026年5月期修正目標)
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 2090億円 やや遅れ
50%
営業利益: 目標 47億円 やや遅れ
45%
純利益: 目標 13億円 やや遅れ
40%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2026 60億円 13億円 大幅未達(下方修正)
営業利益
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2026 90億円 47億円 -47.7%
FY2025 137.0億円 41.13億円 -69.9%
売上高
年度 当初予想 修正予想 実績 乖離
FY2025 2350.0億円 2008.2億円 -14.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

資材価格の高騰や住宅ローン金利の上昇懸念により、主力の注文住宅事業で顧客の購買マインドが冷え込んでいます。当初は強気の業績予想を掲げていたものの、受注実績が想定を下回り、直近では純利益予想を60億円から13億円へと大きく下方修正しました。外部環境の逆風に対する耐性が課題となっています。

中の人を知る
社長の報酬、社員の給料

社員の給料はどのくらい?

平均年収
700万円
従業員数
3272人
平均年齢
41.2歳
平均年収 従業員数 前年比
FY2025/5 700万円 3272人 -

従業員平均年収は700万円であり、建設業界の平均と比較しても高水準を維持しています。全国でローコスト注文住宅を展開するビジネスモデルを支えるため、高いインセンティブ報酬制度などが給与水準を押し上げている背景がありますが、業績連動性が高いため変動リスクも伴います。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 0名(0.0%) 男性 13名
100%
監査報酬
5,000万円
連結子会社数
11社
設備投資額
17.4億円
平均勤続年数(従業員)
8.6年

女性役員比率は0.0%と、多様性の確保において課題が残る体制です。監査報酬は5,000万円となっており、一定の監査機能を維持していますが、創業家主導の経営が強いため、社外役員の客観的な監督機能の更なる強化が今後の成長において重要となります。

世の中の評判
メディアはこの会社をどう見てる?

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念」
報道件数(30日)
145
前月比 -12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス
業界内ランキング
上位 30%
建設業 149社中 42位
報道のトーン
15%
好意的
25%
中立
60%
否定的
報道件数の推移
掲載メディア分布

どんな話題が多い?

業績修正・下方修正 45%
株価・市況動向 30%
住宅販売・受注速報 15%
経営戦略・その他 10%
同業他社とのメディア露出比較

最近の出来事

2026年1月 業績下方修正

2026年5月期の連結純利益予想を60億円から13億円へ大幅下方修正。

2025年8月 株主総会

2025年5月期決算および今後の成長戦略について株主総会にて報告。

2024年10月 1Q業績悪化

第1四半期において経常利益が赤字転落し、住宅販売の苦戦が鮮明化。

詳細 & リンク
投資判断のための詳細データ

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残201,700株
売り残849,300株
信用倍率0.24倍
2026年3月6日時点
今後の予定
第3四半期決算発表 2026年4月10日
定時株主総会 2026年8月下旬

信用取引では売り長(信用倍率0.24倍)となっており、将来の買い戻し圧力が株価を下支えしやすい需給環境です。業界平均と比較してPBRが3.35倍と高く評価されていますが、これは約5%にも達する高い配当利回りが投資家から強く支持されている結果と言えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益 法人税等 実効税率
FY2024/5 12877百万円 4125百万円 32.0%
FY2025/5 3789百万円 2311百万円 61.0%
FY2026/5 予 9300百万円 3300百万円 35.5%

FY2025/5の実効税率は61.0%と高水準になりましたが、これは利益が大きく減少した一方で、繰延税金資産の取り崩しや損金算入できない項目などの影響が出たためと推測されます。通常期であるFY2024/5の税率は32.0%と標準的でした。会社予想のFY2026/5では35.5%を見込んでおり、税負担は再び一般的な水準へ回帰する見通しです。

誰がこの会社の株を持ってる?

株式会社TAMAX(11,391,200株) 39.29%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,365,400株) 8.15%
玉木 康裕(871,700株) 3%
玉木 和惠(871,700株) 3%
玉木 伸弥(871,700株) 3%
玉木 克弥(871,700株) 3%
タマホームグループ従業員持株会(371,500株) 1.28%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(323,700株) 1.11%
株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(112,500株) 0.38%
株式会社三井住友銀行(112,500株) 0.38%
損害保険ジャパン株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行(112,500株) 0.38%

筆頭株主である株式会社TAMAXが39.29%を保有しており、創業者一族である玉木家が直接的・間接的に強固な支配権を握るオーナー企業体制です。機関投資家の保有比率は一定水準ありますが、創業家の影響力が極めて強いため、経営の意思決定は迅速である一方、ガバナンスにおける集中リスクには留意が必要です。

会社の公式開示情報

役員報酬

111,600万円
取締役13名の合計

主力は戸建注文住宅事業であり、土地仕入れから施工、販売までを手掛ける垂直統合モデルを採用しています。原材料費や人件費の高騰による利益率低下という事業リスクを抱えており、2026年5月期の業績下方修正に示される通り、市場環境の変化が直接的に収益へ影響を及ぼしやすい構造です。

最新ニュース

ニュース一覧

ネガティブ
タマホーム、減配リスクを踏まえ国内証券が格下げ
1/07 · 株探
中立
住宅大手はインフレで明暗、値上げ成功の積水に対し苦戦するタマホーム
12/10 · 日経クロステック
ネガティブ
タマホーム、6-8月期(1Q)経常は赤字転落で着地
10/11 · 株探

関連リンク

タマホーム まとめ

業績
普通
配当
高め
安全性
普通
稼ぐ力
普通
話題性
不評

「ローコスト注文住宅のパイオニアが、インフレの逆風下でも高配当で株主を引き留める状態」

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最終更新: 2026年3月3日 06:00 JST / データ提供: OSHIKABU